2017年01月15日

【受験生がんばれ】 本番で実力を発揮する方法

この土日はいよいよセンター試験!私の住んでいる地域は多少風はありますが穏やかな晴れの日でしたが,西日本でも雪,北海道や東北では厳寒!ということで,受験生の皆さんは本当に気をつけて,実力を出せていたらと思います。

多くの大学受験生の皆さんはこれから私大受験や国公立2次試験を受けることになると思いますが,緊張すると頭のパフォーマンスが落ちるという人に読んで欲しい4コマです。どうぞノ

受験生_本番に強くなるには.png

最近NHKの準レギュラーといってもいいくらい数々の番組に登場する中野信子先生(東日本国際大学特任教授)。私はBSの『英雄たちの選択』でよく拝見しています。
今回紹介した言葉は,NHKの『SWITCHインタビュー』にて,エアレースパイロットの室屋義秀さんとの対談で,本番で実力を発揮するための方法を尋ねられてのアドバイスでした。

2コマ目に出てくる数学テストの実験は番組ではごく大まかな概要しか語られていませんが,シカゴ大学のベイロック博士による研究のようですね。

Writing about worries eases anxiety and improves test performance | The University of Chicago
「不安を書き出す事は不安を和らげテストのパフォーマンスを向上させる」


大学生のグループに数学のテストを2回受けさせ,ただし2度目のテスト前にはプレッシャーをかけて臨ませた。被験者の半数にはその2回目のテストの前に「試験に対する不安」について10分間書き出させ,残りの半数には10分間静かに過ごさせたところ,前者は1回目のテストより5%正答率が向上し,後者は正答率が12%落ちたとのこと。
また,「書く」作業によってプレッシャーの悪影響が緩和されたのではなく「試験に関する不安を書き出すこと」に意味があることも確かめられたと。

試験前に不安な気持ちを書き出すことでパフォーマンスが向上、「本番で実力を出せる」ように(GIGAZINE 2011年01月14日)
http://gigazine.net/news/20110114_write_about_your_worries_before_exams/

ぐちをこぼす事は周りにネガティブな雰囲気を広げかねないし,自分の吐いた言葉に毒されることも往々にしてあると思うのでこの研究結果は意外に思う人もいるかもしれませんね。人に終わってしまったことの愚痴や人の悪口を延々と話し続けるような場合は全然発散にも解消にもなってないと思われますけど,これから立ち向かう事への不安は無理矢理抑え込まずに吐き出してしまったほうが,意識の中で不安への思いが占める割合を減らすことができるということなんですね。



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posted by ドージマ・ダイスケ at 16:45| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ★その他 科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月09日

【水族館の魚】 この魚何?2016

このお正月はかなり穏やかな天気で過ごしやすかったですけど,4日の夜から急速に冷え込んで,例年並みに,あ,冬の寒さだ,って天気になりましたね。

さてこの年末年始に,昨年水族館で見た魚を3種イラストで紹介しましたけど,選んだ大きなポイントは名前だったりしたんですよね。
で,水族館でよーく魚を見ようとして困ることの1つが「名前がわからない」こと。

小さい水槽で1〜2種類個別に飼育展示されている生物はもちろん名前や簡単な説明がついているからいいですけど,水族館の大水槽では飼育されている魚種が10や20じゃきかないことが多いですから,けっこう目立って泳いでいる魚の名前が掲示されていないことがしばしばあるんですよね。
見に行って,写真を撮って,その写真を見て,元々知っている魚のレパートリーがそんなにないし,図鑑を見てもよく似た種類の魚とどう区別つけるかわからなかったりして,水槽のその場に表示されていないと手も足も出ないときが。

今回は,そういう,名前がわからなくて印象に残っている魚を挙げてみたいと思います。
魚に詳しい人だと,パッと判ったりするのでしょうか…?(^_^)

その(1) 名古屋港水族館「サンゴ礁の海」

家庭用のお風呂に換算すると毎日入れ替えて15年分という大水槽。

そんな中,私の印象に残った魚がこちら。
170109 謎魚マダラタルミ.JPG
12.3cmくらい?白黒でけっこう目を引く魚だったのですが,何という魚か表示はなし。

飼育されている魚種が150種以上というから,表示されていない魚がほとんどなんですよね。
公式ハンドブックの「生物図鑑」では割かれているスペースは3ページ分,18種類。
これ,100種くらい写真入りでびっしり並べたチェックシートを作ってくれると嬉しいんだけどなあ。
大水槽だけに奥行きもあるし1匹1匹種類をチェックするのはほとんど無理だとは思うけど,魚好きのお子さんとかコンプリートに向けて一生懸命観察すべくリピーターになってくれたりするような気がするんだけど。保護者的にも水族館的にもあまり1つの水槽に滞留されるよりどんどん流れてくれたほうが助かるかなあ…。

図鑑を見ると,フエダイやコショウダイの仲間の幼魚にこういう白黒模様の魚が多い感じですね。

おそらく 
マダラタルミの幼魚のようです。


続いては,
その(2) しながわ水族館 大水槽(「トンネル水槽」)

2016年の夏にNHKで放映されたドラマ『水族館ガール』でも何度も登場した水槽ですね。
(JR品川駅近くのアクアパーク品川とは別の水族館です)
170109 しながわ水族館.JPG


体長30cm程度あって色彩も目立つこの魚。
170109 謎魚イレズミフエダイ.JPG
けっこう大水槽の中でも存在感のあるほうだと思うのですが,いろいろ探しても魚種名の表示は見つからず。


この魚,いろいろ手元の図鑑を見ても,水族館のハンドブック等を見ても見当たらないんですよね…。


ですがサンシャイン水族館のグレートバリアリーフ・ケアンズ展で展示されていてあっさり魚種判明。



170109 謎魚イレズミフエダイ魚名.JPG
イレズミフエダイ。あまりファミリー向きの名前じゃない?からしながわ水族館では憚られたんでしょうか??

このイレズミフエダイ,私が行った水族館の中では,このほか,碧南海浜水族館でも見ることができます。


イレズミフエダイの名前を教えてくれたサンシャイン水族館で,
逆に謎だったのがこの水槽。

(3)サンシャイン水族館 ネンブツダイの水槽
170109 サンシャイン水族館ギンユゴイ.JPG

サンシャイン水族館は,写真のプレートと並んで,数秒ごとに画像が切り替わって複数の生物名を表示できる液晶画面が設置されているのですが,どれだけ待ってもこの魚の写真は出てこず,したがってこの魚の名前もわからず。

170109 謎魚ギンユゴイ.JPG
サンシャイン水族館にはツマグロ(サメの一種)やタカサゴみたいにひれの先が黒くなっている魚はいますが,他にひれだけの一部が黒くなっている魚は思い浮かばず。

さてどうしたものか…と思っていたら,逆にしながわ水族館では入口にほど近い水槽でこの魚の名前が普通に表示されていました。(そして碧南海浜水族館も。深海生物の展示種数が抜きんでている竹島水族館と合わせると愛知県のローカル水族館2つで相当の種類の魚をカバーしてるんだなと驚かされます)

この魚の名前は

ギンユゴイですね。

図鑑でもなかなか載っていない魚でしたけど,週刊釣りサンデー『釣魚検索』(1998年)には載っていました。
上物釣りの外道で,うっかり握ると背びれの棘でけがをするので注意,とのこと。
水族館でも外道扱いされがち…?


名前の出ていない魚でも姿を見るだけですらすら名前がわかるといいんですけど
効率のわるい方法ででも1つ1つ調べていけば,わかったとき嬉しいものだったりします。
その場で全部表示してくれていると一番ありがたいんですけどね(;^_^)。


■年が明けて昨年の「推し魚2016」!
【推し魚2016】印象に残ったリアクションを誘った魚(1)ボロカサゴ
【推し魚2016】印象に残ったリアクションを誘った魚(2)ムサシトミヨ
【推し魚2016】印象に残ったリアクションを誘った魚(3)シロワニとエイ

■一昨年の「推し魚2015」!
●2015年推し魚5 (前半) 
  ※ファイアスパイニーイール,フライングガーナード
●2015年推し魚5 (後半)
  ※コンゴウフグ,オオホモラ,ルックダウン

タグ:水族館
posted by ドージマ・ダイスケ at 22:49| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 生き物日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月02日

【推し魚2016】印象に残ったリアクションを誘った魚(3)シロワニとエイ

新年も2日目。皆さんお元気ですか(^_^)。

さて,年をまたいでしまいましたが,2016年を振り返りまして,私の印象に残った水族館で見た人が思わず声を出した魚を紹介していますが,今回は第3回で完結。

推し魚2016_3_シロワニ.png

シロワニというと,口からはみ出さんばかりのたくさんの牙が印象的なサメで,サメ好きで有名なココリコ田中さんが好きなサメに挙げるなど数年前からテレビで紹介されることも多く,水族館で飼育展示されることも増えているように思います。

そんなシロワニ,私も大洗アクアワールド,しながわ水族館,そしてすみだ水族館で見てきましたが,すみだ水族館の大水槽で目の前に回遊してきたシロワニを見ていた私の耳に飛び込んで来た声が
男子小学生の「サメおっぱい!」という声。

わけわかんないです。

同じくすみだ水族館の大水槽。大きなエイが何匹かいて,長いしっぽのあるやつとないやつが泳いでたりするんですが(魚種を示すプレートにエイが含まれていなくて種名はわかりません),そのエイが1匹泳いできたときも
「おっぱいエイ!」

君,おっぱい言いたいだけやろ。
おっぱい言いたいだけにしても言いたいだけすぎる!


というわけで,水族館の珍しい魚を紹介するシリーズであるかのように進めてきて意味不明の変な話で終わるという,読まれた人に呆れられるような展開になってしまいましたが,自分の思いもよらない考え方をする人に遭遇すると,その意外な発想ぶりに,何か勉強になった感がしてしまうんですよね。

数年前にべつやくれい先生がデイリーポータルZに上げていた動物園の動物に対する入場客の反応をグラフにまとめた記事(→こんなの)みたいなデータの厚みがあるともっと読み応えのあるエントリになったかもしれませんね…すみません。

前回も書きましたが,水族館って何種類かの別々の魚を一緒に飼育展示している水槽が多かったり魚は動物園の動物に比べて小さかったりなどで,特定の魚に特別な感想をもつってことが意外と多くなかったりするんですよね。
だいたい水族館に来た人が口にする言葉で多いのが「どれ?」だったりしますから。


そんな中,この1年で私が耳にして印象に残った他の言葉を挙げてみますと

クロサンショウウオを見て
「サンショウウオって案外小さいのね」(アクアトトぎふにて中年女性)
 ※奥さん,オオサンショウウオだけが突出して でかいのであって
  サンショウウオって普通そのくらいの大きさですよ…

「あ,ナポレオンフィッシュ」
「違えよ。メガネモチノウオって書いてある」
「えー,だってナポレオンフィッシュだよ」(NIFRELにて20代カップル)
※彼女,正解です(メガネモチノウオの別名がナポレオンフィッシュ)

すみだ水族館などにてチンアナゴを見て
「下どうなってるんだろ?」(すみだ水族館などにて多数)
※こんな感じです(写真はニシキアナゴですが)
170102 推し魚2016_NIFRELニシキアナゴ.JPG

金魚の品種改良系統樹に書かれている「東錦」を見て
「アズマオウ」(すみだ水族館にて複数)
※アズマオウはポケモンやポケモンGOに出てくるモンスターです。
170102 推し魚2016_東錦.JPG
東錦(アズマニシキ)
 170102 推し魚2016_アズマオウ.png
 アズマオウ


私が水族館に行ったときは写真を撮るのに夢中になりますし,周りの人の言う言葉ってふつうそんなに記憶しているものでもないので,もっと注意してメモするなどしたらたくさんストックできるかもしれませんね。面白い感想が耳に入ったら残すようにしてちょっと貯めてみようかなと思います。


■年が明けて昨年の「推し魚2016」!
【推し魚2016】印象に残ったリアクションを誘った魚(1)ボロカサゴ
【推し魚2016】印象に残ったリアクションを誘った魚(2)ムサシトミヨ

■一昨年の「推し魚2015」!
●2015年推し魚5 (前半) 
  ※ファイアスパイニーイール,フライングガーナード
●2015年推し魚5 (後半)
  ※コンゴウフグ,オオホモラ,ルックダウン


世界の美しいサメ図鑑
宝島社

リアルぬいぐるみ シロワニ Mサイズ
カロラータ
posted by ドージマ・ダイスケ at 07:46| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 生き物日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月01日

あけましておめでとうございます!2017

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

170101あけおめ萌生color.jpg

昨年も一昨年に引き続き各地の水族館・動物園・科学館を訪問しまして
楽しい時間を過ごさせてもらいましたが,アウトプットのほうも滞りなくupできるよう
頑張っていきたいと思います。

(やっぱり体力作りが必要かな…)

この年末は大晦日ぎりぎりでなんとか台所の掃除と床掃除をして,
足元が滑るつるっつるの感覚が久々に戻ってきて
小さな達成感を感じながら新年を迎えました。(^_^)
日頃時間の使い方が拙くてやれなかった事とか色々あったりしますけど
ポジティブにいきましょう。

「紅白歌合戦」「芸能人vs知識人クイズサバイバー」「ガキの使い笑ってはいけない科学博士」をザッピングしながら年を越し,明けたお正月の日中は爽やかな快晴でしたね。上のごあいさつイラストはそんな穏やかな正月当日の日和の中描いたものです。
松戸の自宅から富士山が見えるほど空気も澄んで冷たい風もなく,皆がこの天気のように穏やかに過ごせる1年になればと思うばかりです。


そんな1月1日の,うちのメダカ
170101 メダカ.JPG
よろしくお願いします!

冬は消化不良を起こすので餌はやらないほうがいいそうなんですけど室内で朝でも10℃以上ありますし,いつもこちらに向かって猛烈に餌を要求してきますし,この3匹の他に昨年生まれでまだ小さい子もいて少しでも成長したほうが冬を生き抜く確率が上がると思いますし,もし体に悪いなら食欲もそんなないだろうしということで,市販の餌を指で粉々にすりつぶしながら与えています。

そんなこんなで今年もよろしくおねがいいたしますm(_ _)m
posted by ドージマ・ダイスケ at 18:31| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | このブログについて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月24日

【推し魚2016】印象に残ったリアクションを誘った魚(2)ムサシトミヨ

土曜のクリスマスイブですね。皆さんお元気ですか。

さて,今年も残り1週間ということで,昨日から,水族館で見た人が思わず声を出した魚を紹介していますが,今回はその第2回。

推し魚2016_2_ムサシトミヨ.png

ムサシトミヨ。
トミヨという名前が2,3世代前の女性の名前のようで,しかも前に”名字”がついてフルネームみたいなところにウケる人がけっこうな数います。トミヨにはただの「トミヨ」もいるんですけど,ムサシトミヨのほかエゾトミヨ,イバラトミヨ,ミナミトミヨといった”名字”つきの種類のほうが,水族館でよく見る気がします。

このトミヨのグループ,もちろん高校生物の教科書でも行動学の範囲で登場するイトヨと同じくトゲウオの仲間。このイトヨ(糸魚)のほか,トゲウオ科にはハリヨ(針魚)がいたりして,トミヨは漢字で書くと富魚,止水魚と書くようです。イトヨは降海型のものもいますがハリヨやトミヨは湧き水など冷たいきれいな水の中で住んでいて,絶滅危惧種や天然記念物に指定されているものが多いですね。

前回紹介した「ボロカサゴ」もそうですけど,具体的にウケる魚,思わず声が出る魚となると,魚の特徴そのものより名前でってのが多かったりするようですね。具体的なので。
形状でインパクトを与える魚となると,去年紹介したルックダウンが突出していてもう殿堂入りですね。「平たい!」「薄い!」「メタル(メタリック)!」って。目に止まった人は高確率でウケてますw

名前が面白ければいいかというと,「オジサン」なんかは名前の表示を見て興味を惹かれる人が多いのですが,大きめの水槽で他の魚と混泳展示されていることが多くて見つからないことが多いんですよね。体の形も,模様も,下あごにひげが生えているという特徴もはっきりしてて普通に泳いでいるのに,慣れてない人は写真と見比べても意外と見つけられないんですよね…
161224 推し魚2016_オジサンサンシャイン.JPG
オジサン(サンシャイン水族館にて)

このシリーズは全3回の予定。次回最終回で紹介されるのは…?

■昨年の「推し魚2015」!
●2015年推し魚5 (前半) 
  ※ファイアスパイニーイール,フライングガーナード
●2015年推し魚5 (後半)
  ※コンゴウフグ,オオホモラ,ルックダウン


トゲウオの自然史―多様性の謎とその保全
北海道大学図書刊行会(2003)

トゲウオ、出会いのエソロジー―行動学から社会学へ
地人書館(2002)
posted by ドージマ・ダイスケ at 08:53| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ○生き物図鑑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月23日

【推し魚2016】印象に残ったリアクションを誘った魚(1)ボロカサゴ

冬至を迎え,明日はクリスマスイブという時期に,寒気ならぬ暖気に上空を覆われて温かい日が続く日本列島。
先月は観測史上初の11月都心積雪を記録したというのに
12月下旬に20℃とかどうかしちゃってますね。

さて,今年ももうあと1週間となったわけですが,
色々な水族館・動物園に行ってまいりました。
昨年は「推し魚2015」として世間的には知名度がほとんどないであろう魚介類5種類を紹介しましたが,今年は,見た人が思わず声を出した魚を,その言葉が印象に残ったものから3つほど紹介したいと思います。

ではまず今回はこちら。
推し魚2016_1_ボロカサゴ.png

ボロカサゴ。
見る人皆,名前を見て,ルックスを見て,名前を見て,同情していくというお魚。

水族館って,そんなにしっかり魚を観察する人ってあまりいなくて,いろいろな魚が泳いでいる水槽を見るときとかカクレクマノミ(ニモ)とかナンヨウハギ(ドリー)とかいった有名な魚以外は,写真付きの魚種名表示を見て探すことがあっても半分くらい見つからず次に行ってしまうってことが多いですよね。

ですが,この魚,パソコンのマウスくらいの大きさで,おとなしくてあまり動かないためけっこう見やすく,小さい水槽で単独展示されるんできっちり100%の人に認識される,隠れた水族館のタレントなんです。

飼育展示している水族館も多くて

東京スカイツリーのお膝元・ソラマチはすみだ水族館のボロカサゴは妖怪感を漂わせる貫禄の面持ち
161223 推し魚2016_ボロカサゴすみだ.JPG


特色ある個別展示が得意なヨコハマおもしろ水族館ではボロだとゴミも体につきやすい?ボロカサゴくん
161223 推し魚2016_ボロカサゴヨコハマ.JPG


アクアパーク品川に迫る西のシャレオツ系水族館・NIFREL(ニフレル)になると,ボロカサゴなのにアッパークラス感あふれるコントラディクショナルなディスプレイに
161223 推し魚2016_ボロカサゴNIFREL.JPG
「ぼろぼろ脱皮する魚」とキャッチフレーズがついていました。


京都水族館では,ひらがな表記でさらなる味わいが
161223 推し魚2016_ボロカサゴ京都.JPG


沼津港深海水族館では,透明標本を展示
161223 推し魚2016_ボロカサゴ透明沼津.JPG


愛知県の竹島水族館にもいたはず…と思って写真のストックを見てみたら,別種のエクスマイヤーズスコーピオンフィッシュでした。
161223 推し魚2016_エクスマイヤーズスコーピオンフィッシュ竹島水.JPG
生きるキン消し,あるいはメキシコみやげのオニキスの置物にありそうな質感です。


ご覧のように体色やボロさにも個体差があってさまざまで,水族館ごとに展示方針にあった個性のボロカサゴを展示していますので,水族館でボロカサゴを展示していたらぜひチェックしてみてください(^_^)。


■昨年の「推し魚2015」!
●2015年推し魚5 (前半) 
  ※ファイアスパイニーイール,フライングガーナード
●2015年推し魚5 (後半)
  ※コンゴウフグ,オオホモラ,ルックダウン

決定版 日本水族館紀行 (翼の王国books)

木楽舎
人魚姫の水族館 1 (ヤングアニマルコミックス)

伊藤正臣/白泉社

※竹島水族館が全面協力
posted by ドージマ・ダイスケ at 11:41| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | ○生き物図鑑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月04日

【行ってきた】岐阜のアクアトトは想像より大きかった

先週,名古屋に行きまして,かねてより気になっておりました水族館,アクアトトぎふまで足を伸ばしてきました。
ツイッターの発信でしか知らなくて,どんな所か気になってたんですよね〜。
https://twitter.com/aquatotto

地方の水族館ではもうデフォルトなんですが,車持っていない人にはアクセスが厳しい。
JRまたは名鉄の岐阜駅からバスで30分530円,それが往復1日3本ずつ(徒歩で10分以上かかるバス停ならもっと本数多いみたいですけど)。このため私の行き帰りの時間は完全に固定され,滞在時間は約3時間半となりました。
車で来られる人には,高速道路から降りずに来られるなどけっこう遠方から来る人にも便利です

で,到着した水族館。
岐阜県というと中央線沿いの山がちの印象があったのでそんなに大きい施設ではないのかなと想像していたのですが,行ってみたらあらでかい。
161206アクアトトぎふ (1)外観.JPG

4階建ての大きい建物。
まず続きを読む
posted by ドージマ・ダイスケ at 23:55| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 生き物日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月23日

【4コマ】 カバは何種類?

キリンの分類に関するニュースについての漫画シリーズ,最初は9月に始まって,前回からも1か月経ってますけど,これでひとまず完結,第5弾です。よろしくです(^o^)ノ

【4コマ】 ゴリラは東西2種  (09/26) 
【4コマ+α】 ではシマウマは (09/28)
【4コマ】 ゾウ・サイは何種類? (10/20) 

※前回のゾウ・サイの話と合わせてpixivにもupしました。
 欄外に補足コメントがついていて,画質的にも見やすいと思います


キリンは4種-5-カバとコビトカバ.png

カバって,あの顔インパクトありますよね〜。
泳ぎながら外を見たり息ができるよう目や鼻の穴が顔の上に突き出てたり
口が前後にも横にも大きく広がって大きい牙が伸びてたり。
それに比べるとコビトカバは体つきはカバとよく似ていますけど
丸っこく普通の動物って感じの容貌で,カバほど水中の生活向きに進化が進んでいない
祖先の姿に近い動物なんですね。

で,コビトカバ。
世界三大珍獣といえば漫画にも描きましたように
ジャイアントパンダ,オカピ,コビトカバの3つで,
ボンゴを加えて四大珍獣とよぶこともありますね。

スカンクとかゾリラとか,ホルスタイン,ダルメシアンなどいることはいますが自然界の哺乳類では珍しい白黒姿で見た目のインパクトが強いパンダはともかく,他のオカピやコビトカバはなぜ数あまたある動物たちの中で三大珍獣に選ばれたのか?
不思議な気がしますが,コビトカバはアフリカで発見された最初の報告が1843年,ジャイアントパンダをフランス人宣教師が西洋人で初めて四川省の山奥で見たのが1869年3月11日, オカピの完全な毛皮と頭骨を西洋人が初めて手に入れたのが20世紀に入った1901年ということで,いずれも西洋人にとって19世紀以降に発見された新種だからということじゃないかなと思っています。

コビトカバ Pygmy Hippopotamus 〜THE ANIMALS
http://animals.main.jp/mammals/pygmy_hippopotamus001.html

世界三大珍獣オカピ:20世紀になり発見された“森の貴婦人”とも言われるキリンの祖先。
〜珍獣図鑑アルパカパカス
http://www.alpacapacas.com/archives/326
オカピ Okapi 〜THE ANIMALS
http://animals.main.jp/mammals/okapi001.html

日テレ きょうは何の日 3月11日
http://www.ntv.co.jp/don/don_02/contents_02/2010/03/post-67.html

どれも発見されてから1世紀以上経っている今,特別扱いするのもどうかなという気がしなくもありませんが,オカピはキリンの頭部とシマウマのような縞をもつところが珍獣らしいともいえ,ある程度大きい動物のほうが見栄えもするのでこの3種類で定着してしまっているといったところでしょうか。
個人的にはバビルサとか生で見たことがないのでこっちのがよっぽど珍獣なんですけどね。
コビトカバは3コマ目に挙げた5つの動物園のうちの4園で見てますから(アドベンチャーワールドでは10年以上昔になりますけど,ふれあい動物園みたいな所にいた記憶が。今HPを見ると普通のカバしか見当たらないので要確認),希少感はあまりないですけど,日本にいることが恵まれていると考えたほうがいいかもですね。

大阪は万博公園内,エキスポランド跡地にできた商業施設エキスポシティにあるオシャレ系の水族館・ニフレルではコビトカバを「ミニカバ」と呼んで飼育展示しています(ブログにはupしていませんけど,今年の夏に行ってきました♪)。
https://www.nifrel.jp/archives/zukan/zukan/waterside/529

日本海側の動物園で唯一コビトカバを飼育しているいしかわ動物園(石川県能美市)はオランダの動物園から来たメスと,シンガポール動物園から来たオスのコビトカバをつがいで飼育しているということでポイント高いですね。見る方・見せる立場としては1頭いるかいないかでは全然違いますけど,動物の気持ちとしてはふだん単独生活してる種類でも繁殖のチャンスのない単独飼育はかわいそうに思えてしまうので。

いしかわ動物園
 カバの池 http://www.ishikawazoo.jp/guide/animal/hippo.html

石川県知事、シンガポール動物園を訪問−いしかわ動物園から送ったタヌキなど見学(シンガポール経済新聞 2014年7月9日)
http://singapore.keizai.biz/headline/5774/

コビトカバは4園で見て,それこそ私の中では普通のカバと同じような存在になっちゃっていますけど,いしかわ動物園のコビトカバもぜひ見に行ってみたいものです(特にコンプリートとかいう意識はないですけど)。


posted by ドージマ・ダイスケ at 03:37| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ★生き物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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