2009年11月14日

キラークエスチョン

本屋さんの店頭で見かけた1冊の本。
白とグレーの表紙・光文社新書だったのですが,
緑色の帯になじみのあるタッチのイラストが。

エレベーターの中でたまたま2人きりになった部長と新人OL。

(気まずい…)

そんな他人との緊張状態を打破するには
まず話しかけて沈黙を破らないと。それには質問が一番!

_
本キラークエスチョン (光文社新書)
山田玲司/光文社→Amazon
というわけで,
今はなき雑誌『ヤングサンデー』の連載『絶望に効くクスリ―ONE ON ONE』
で各界の著名人200人以上にインタビューしてきた山田 玲司さんが
初対面の相手との距離を縮めてきた26の「キラークエスチョン」を
紹介,ごく普通の質問から意外な質問まで,どういう心理作用で
相手の心に効くのか,どういうときに使えばいいのか,
気をつけなければいけない点などをわかりやすく解説してくれる本です。

いやー,この宣伝帯,いいですね。新書は続きを読む
ラベル:山田玲司
posted by ドージマ・ダイスケ at 20:23| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 【おすすめ本】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月10日

【おすすめ本】ギャップありすぎ!『好きになる解剖学』『同 生理学』

私はあまり寒いと感じないんであれですけど,やはり秋は着実に深まっているようで,もうキンモクセイの季節が始まっていますね。これからというタイミングだっただけに台風18号(アジア名「メーロー」)の強風にも散ることなく香りをふりまいています。

さて,前回『骨単』や『肉単』などを紹介した際に
「自分の体のことがわかる解剖学の本?
といえば,評判定番の本がありますよね?あるんですよ。」

と書きましたが,それがこちらの本です。


__

好きになる解剖学―自分の体をさわって確かめよう
竹内 修二/講談社(2003/02)
232ページ 価格: ¥ 2,310
→Amazon


エレベーターで高層に上がる時、耳が詰まるのはなぜ? おでこは顔、それとも頭? そんな疑問にも答える「解剖学」の講義を、実況形式で解説。楽しく読んで、手を動かしながら、いつのまにか解剖学の基礎がわかる。

自分の体をさわって続きを読む
ラベル:解剖学 生理学
posted by ドージマ・ダイスケ at 23:55| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 【おすすめ本】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月08日

【おすすめ本】『骨単』『肉単』vs『カラー図解 筋肉のしくみ・はたらき事典』

台風18号(アジア名「メーロー」),この10年で最大の勢力のこの台風は異例の10月本土上陸,しかも10月にして今年初上陸。どんなすごい暴風雨になるかと思ったら,夜4時頃こそ窓を叩く雨風があったものの,その後は風だけで雨はほとんどなく,日が昇ったらもうはっきりと晴天。最高気温が27℃という予報は聞いてましたけど,風が吹いてるのに暑いというすごい10月上旬の一日になりました。お昼頃にはなんと,ツクツクボウシが鳴いていて,むちゃくちゃびっくりしました!マジかよと。

さて今回は,ジャンルとしては「生物」というよりは医学よりの本ですが,人体も当然生物ってことで,5年前に一斉を風靡した『骨単』『肉単』,そしてそれらとは別会社からの1冊を。

_
骨単―ギリシャ語・ラテン語 (語源から覚える解剖学英単語集 (骨編))
原島 広至,河合 良訓/エヌ・ティー・エス(2004/04) 税込価格:¥2,730 (本体:¥2,600)→Amazon 
→bk1
_
肉単―ギリシャ語・ラテン語 (語源から覚える解剖学英単語集 (筋肉編))
原島 広至,河合 良訓/エヌ・ティー・エス(2004/9/30) 税込価格:¥2,730 (本体:¥2,600)→Amazon 
→bk1
_
カラー図解 筋肉のしくみ・はたらき事典
左 明,山口 典孝,石井 直方/西東社(2009/08) 価格: ¥ 1,575 →Amazon 
→bk1


とにかくNTSによる,『骨単』に始まる一連の「語源から覚える解剖学英単語集」シリーズのインパクトは続きを読む
ラベル:解剖学 骨単 肉単
posted by ドージマ・ダイスケ at 23:37| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 【おすすめ本】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月21日

おすすめ本「身近な雑草のふしぎ」

例年に比べると関東以北はそれほど暑さが厳しくなく
この不景気の折に夏物産業は厳しいかなという今日この頃ですが
お盆が明けてけっこう真夏日が連続していて
15日頃にテレビで「18日は28度!」と明言しちゃったお天気の森田さん,
大変な面の皮状態ですね…さすが予報士試験に落ちたお天気キャスター,
思わぬところで勝負弱さを見せてくださる。

さて今回紹介しますのは,駅前の書店でヘビーローテーション状態
入り口前にも新書コーナーにも平積みされていたこちらの本。
衝動買い的に買いまして,
__

身近な雑草のふしぎ
野原の薬草・毒草から道草まで、魅力あふれる不思議な世界にようこそ
(サイエンス・アイ新書)

森 昭彦
ソフトバンククリエイティブ(2009/5/16)
→Amazon

超美麗イラスト&写真でその魅力を徹底解説
山や林、野原、道端、そして家の庭でひっそりと、しかし美しく、しなやかに生きる多種多様な雑草たち。鮮やかな姿、凛とした生命力、めずらしい変異種・原種まで、超美麗なイラスト&写真とともに解説していきます。


「はじめに」によると,続きを読む
ラベル:雑草
posted by ドージマ・ダイスケ at 23:59| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 【おすすめ本】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月16日

【おすすめ本】『元素111の新知識 [第2版]』

化学の本ですけど,人体をはじめとした生理・生化学の知識も豊富な1冊です。


元素111の新知識 第2版 (ブルーバックス)
桜井弘(さくらい・ひろむ)鈴鹿医療科学大学薬学部教授
荒野泰 上山憲一 小谷明 高妻孝光 佐治英郎 鈴木晋一郎
寺嶋孝仁 中山祐正 根矢三郎 廣田俊 藤井敏司 吉村哲彦
講談社(2009/01/09)464ページ→Amazon


昨年秋に,元素をさまざまな容姿・性格の女の子に擬人化したイラストとともに解説する本が出て話題となりました。人間,無機的なものや抽象的なもの・概念でもキャラ化して説明されると親近感がわいたりイメージを持ちやすいということでなかなかのアイデアだったわけですが,顔文字やAAの巧みさ,ゆるキャラの浸透など,なんでもキャラ化する意慾と能力は日本人ならではと思わせました。

今回は,それはいいけどさすがにあれを買って家に置いておいたりあれで勉強するというのはちょっと…という人のために,「月刊文藝春秋21世紀図書館 [立花隆選の100冊]に選出されたロングセラー」というふれこみの1冊,これの改訂版が今年になって出ましたので紹介したいと思います。

続きを読む
ラベル:元素 化学
posted by ドージマ・ダイスケ at 23:23| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 【おすすめ本】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月04日

岩波新書『タンパク質の一生』

正直に言いますと,私,この本を読んで最初の2章,約50ページ分はむちゃくちゃ退屈しました。正直眠いくらいで,一旦他の本に読むのを乗り換えたくらいです。

というのも,
__

本タンパク質の一生―生命活動の舞台裏 (岩波新書)
永田 和宏/岩波書店 (2008/06) \740+税 219ページ
→Amazon

※細胞という極小宇宙で繰り広げられる生命活動の主役はタンパク質である。それぞれに個性的なタンパク質には、その誕生から死まで、私たちヒトの一生にも似た波乱に富んだ興味深いドラマがある。数々の遺伝病やプリオン病・アルツハイマー病など、タンパク質の異常が引き起こす病気の問題も含め、最先端の科学の現場からレポートする。

というのも,
続きを読む
ラベル:新書 タンパク質
posted by ドージマ・ダイスケ at 23:11| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 【おすすめ本】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月03日

GW特別企画(3)生物おすすめ本『Quizでわかる生物』

【GW特別企画第3弾!】さて5月の連休もまだ前半ではありますが,既にカウントダウン気分という人もいらっしゃいますかね?w
ここまで2日連続で図説や参考書の紹介をしてきたGW集中企画,
今回は“学参”のカテゴリーとはやや外れるけれど一般書ではなく
やっぱり高校生物に関連した“準学参”的な本から1冊。

__

Quizでわかる生物―なぜ?がわかれば面白い
入江 ひな子 ベレ出版  (2005/04) 229ページ 1,575円(税込)
→Amazon  →bk1

※遺伝子組換えってどうやるの? 季節を間違わずになぜ花が咲くの? 1個の大腸菌は一晩で何個にふえる? 身近な話題を扱ったクイズを解いて生物の基本が学べます。

「ヒトの目には盲斑があって,視界の中に見えない範囲があるはずなのにふだんそれに気がつかないのはなぜ?」

「遺伝子組換えで,ヒトの遺伝子を大腸菌に導入して発現させることができるのはどうして?」


といったクイズが3択形式で出され,その答えを明かしていく形で高校の生物で扱う内容を解説していきます。
とかく生物は暗記科目と考えられがちで,生命現象の流れやしくみも表面だけをなぞって理解できたと片付けられてしまうきらいがありますけれど,この本に載っている問題は選択肢の設定が絶妙で,ちゃんと理解してないと間違える,うっかりすれば理科の先生でもひっかかってしまいそうな問題がいくつもあります(カリキュラムの都合で化学や物理専攻だけど生物を教えているという先生もいますし,高校レベルの生物はうっかりわかったつもりになりやすいですからね)。しかし決してマニアックな知識を必要とする問題ではなく,答えの解説を読めば,「ああ,こういうことだったんだ!」と目からウロコがいくつも落ちることうけあい。
癒し系というかゆる系のイラストもいい味出していて,リラックスした雰囲気ですらすら読める本です。

あえて難点を2つあげるとすれば,
1つは,やわらかい感じの読みやすい本だけに,千五百円という値段が微妙に高く感じること。
一般書の単行本なら200ページ超のこのボリュームでこの値段は普通なんですけど,高校生がお小遣いでこの本を買うかというと…。ですから,世のお父さんお母さん,1冊買って,まずはババババ〜ッと目を通して,自分用に一旦読んだ上で,お子さんに「これ読んでみなさい」とあげていただく,というパターンがよろしいんじゃないかと思います(単純に親が子に買い与えるってんでもいいですけど,普通に一般の大人の方でも読み物として楽しめますから読まずに渡すのはもったいないかなと思う次第であります)。

もう1つの難点は,高校生物によくある疑問とか誤解といった,このブログで扱いたいようなテーマばかり扱っていて,被るというのがうちとしてはやだという問題です。
まあ,こればっかりはしょうがないですね(;^_^)


バッド(下向き矢印)少しでも参考になったと思っていただけましたら
 クリックいただけるととても嬉しいです。
 よろしくお願い申し上げます。<(_ _)>
にほんブログ村 漫画ブログ オリジナル漫画へ人気ブログランキングバナーくつろぐバナー


次項有カテゴリー【おすすめ本】のエントリー
本【究極の深海本!?】『潜水調査船が観た深海生物』(2009年03月15日)
本【おすすめ本】『都会の花と木』『日本の樹木』(2009年03月14日)
本【おすすめ本】『深海生物学への招待』(2009年03月08日)
本【おすすめ本】『ワンダフル・ライフ』と火の鳥未来編(2009年03月01日)
本【おすすめ本】読み応えありまくり!『親指はなぜ太いのか』(中公新書)(2009年01月25日)
本【おすすめ本】『性転換する魚たち −サンゴ礁の海から−』 (2009年01月18日)
本【おすすめ本】『人体常在菌のはなし〜美人は菌でつくられる』(2008年12月14日)
本【おすすめ本】『実験室の小さな生き物たち(ひつじ科学ブックス)』(2008年11月10日)
and more
posted by ドージマ・ダイスケ at 06:00| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 【おすすめ本】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月15日

【究極の深海本!?】『潜水調査船が観た深海生物』

【bookな?日曜日】今日,免許更新してきました。日曜午後の部は空いてますね〜w

わーい(嬉しい顔)さて,この週末京都に帰っていたため
先日お知らせしておりました
J-WAVE『東京リミックス族』で投稿したネタが読まれる件,
思ってたのとは違うのが採用でした。
しょこたん手作りのバレンタインクッキーの話題が
2週遅れでOAされてたことから録音,それも録りだめ?
ってのは勘付いてましたが,投稿ネタの応募からOAまでも
タイムラグがあるんですね。

手(パー)さて,そのJ-WAVE『東京リミックス族』で目下絶賛推奨されている
深海生物関連の本がこちら。

続きを読む
ラベル:深海生物
posted by ドージマ・ダイスケ at 23:38| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 【おすすめ本】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月14日

【おすすめ本】『都会の花と木』『日本の樹木』

【bookな?日曜日】今回は早めに土曜のUp。
紹介する本はこちら。

_
本都会の花と木―四季を彩る植物のはなし (中公新書)
田中 修
中央公論新社 (2009/02)

→Amazon

当ブログの書評にしてはめずらしく新刊であります。

ウメにウグイスは本当に来るのか?ソメイヨシノはなぜいっせいに咲くのか?チューリップはなぜタネでなく球根から育てるのか?「ジャパニーズ・ローズ(日本のバラ)」と呼ばれる花はなに?カメラ目線で咲く花とは?「シクラメンの香り」とはどんな匂い?都会の街路樹や公園、庭に咲く代表的な花の姿や生き方、楽しいエピソードをカラー写真と文章で紹介する。知っているようで知らないふしぎな植物の世界。

ということで,名前の由来から植物の出てくることわざ,
紋章や歴史的逸話,テレビでも紹介された「ど根性ノウゼンカズラ」など
植物学的な切り口にかぎらず,日常生活の中でも身近に触れるような
文化的・社会的な話題も織り込まれ,とても楽しく読みやすい1冊。
高校生くらいからでも十分に読める本としておすすめであります。

この本では続きを読む
ラベル:新書 植物学
posted by ドージマ・ダイスケ at 00:41| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 【おすすめ本】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月08日

【おすすめ本】『深海生物学への招待』

【bookな?日曜日】ここんとこ,デメニギス映像のニュースとか
深海生物関連のサイトの紹介とか,
昨日もJAMSTECの十大ニュースなど取り上げている当ブログ。
海洋生物・深海づいているということで
今回紹介する本はこちら。

_
本深海生物学への招待 (NHKブックス)
長沼 毅/日本放送出版協会 (1996/08)
→Amazon

船現在,広島大学準教授の長沼先生は,
海洋科学技術センター(現・JAMSTEC)で活躍,
60ヶ国以上の科学者たちが共同研究を行う
50年に1度の大プロジェクト「国際極年」のリーダーも務め
ここ1,2年だけでもテレビ『プロフェッショナル仕事の流儀』
『近未来×予測テレビ ジキル&ハイド』などにも出演。

ペン1996年,先生が35歳のときの本ですが,
12年たち研究技術の進んだ今でもタイトルの
「深海生物学への招待」,入門書としては色あせないものが
あると思い,紹介したいと思います。

続きを読む
ラベル:深海生物
posted by ドージマ・ダイスケ at 18:03| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 【おすすめ本】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月01日

【おすすめ本】『ワンダフル・ライフ』と火の鳥未来編

【bookな?日曜日】
_
ワンダフル・ライフ―バージェス頁岩と生物進化の物語 (ハヤカワ文庫NF)
スティーヴン・ジェイ グールド
早川書房 →Amazon

さて,今回紹介するのは
スティーブン・ジェイ・グールド博士の名著,
『ワンダフル・ライフ
バージェス頁(けつ)岩と生物進化の物語』

サブタイトルにもありますように,
カナディアンロッキーはバージェス山中,
古生代初期・カンブリア時代の地層から出土した
バージェス頁岩に見られる奇妙キテレツな形をした
水生動物たちの化石について,
その発見と解釈を巡る研究ドラマを
すごくディープに掘り下げて語り尽くした1冊。

生物の教科書・参考書や生物進化の本では
当たり前のように描かれている
アノマロカリスやウィワクシア,オパビニアに
ハルキゲニアといった生き物たちが,
化石発見から長きにわたって誤った復元をされていたり
まるで見当違いの分類をされていたりしてたんですね。

ひらめきそれが,続きを読む
posted by ドージマ・ダイスケ at 23:40| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 【おすすめ本】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月25日

【おすすめ本】読み応えありまくり!『親指はなぜ太いのか』(中公新書)

【bookな?日曜日】発行からもう5年もたつのか…
これ以上出し惜しみしてもしかたあるまい。
紹介しちゃいましょう!

__
→Amazon

本親指はなぜ太いのか―直立二足歩行の起原に迫る (中公新書) (岩波新書)
島 泰三
中央公論新社 (2003/08) 288ページ+口絵4ページ

一本だけ離れて生えている太くて短い親指、ガラスさえ噛み砕くほど堅い歯。人類の手と口は、他の霊長類に例のない特異なものである。霊長類の調査を長年続けてきた著者は、サルの口と手の形、移動方法は、その主食によって決定されることを解明し、「口と手連合仮説」と名づけた。なぜアイアイの中指は細長いのか、なぜチンパンジーは拳固で歩くのか、そして人類は何を食べ、なぜ立ちあがったのか。スリリングな知の冒険が始まる。

うん,とにかく読み応えがあります!
第1章から6章までは,霊長類がその生活様式に応じて
歯と手指の形状をまさに多種多様に進化させてきた
その特徴を解説。


たとえば,続きを読む
posted by ドージマ・ダイスケ at 23:16| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 【おすすめ本】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月18日

【おすすめ本】『性転換する魚たち −サンゴ礁の海から−』

【bookな?日曜日】 いよいよ大学受験本番開幕!
センター試験はどうでしたか?


__
→Amazon

性転換する魚たち―サンゴ礁の海から (岩波新書)
桑村 哲生
岩波書店(2004/09) 214ページ(口絵4ページ含む)

オスからメスへ、そして再びメスからオスへ!?ホンソメワケベラやクマノミなど、サンゴ礁にすむ魚たちは、社会的環境などにより、当然のように「性転換」を行う。行動生態学者である著者は、三〇年にわたり、この不思議な行動の謎を追ってきた。謎の解明は新たな謎をよび、尽きることなく研究は続く。魚たちが教える「性の不思議」。

白と黒のツートンカラーが印象的なホンソメワケベラ
サンゴ礁の「掃除魚」として有名ですが,この魚,
一夫多妻制で,群れの中で一番大きな個体がオスになり,
オスが抜けると残されたメスの中から一番大きなものが
オスに変化するという特徴をもっています。

一方,イソギンチャクの触手の間にもぐりこんで暮らす
クマノミは,一夫一妻制で,大きい個体がメスをつとめる
オス→メスの性転換魚。
(したがって映画『ファインディング・ニモ』のニモと
 マーリン,コーラルの関係は,生物学的に考えると
 性別も親子関係も全然間違いだと…詳しくは本文で)

これはなぜなのか?
続きを読む
posted by ドージマ・ダイスケ at 23:08| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 【おすすめ本】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月11日

【おすすめ本】けっこうおもしろい『理科年表』

【bookな?日曜日】 今年最初のbookな日曜日!
いよいよセンター試験1週間前!ですけど,年始めの第1弾はこれを紹介します。

__

本理科年表 平成21年 机上版
国立天文台 (編) / 丸善  (2008/11/26) 2,730円
1064ページ 21.2 x 15 x 4.8 cm
→Amazon
<ポケット版> 14.8 x 10.6 x 4 cm 1,470円
→Amazon

※暦部、天文部、気象部、物理・化学部、地学部、生物部、環境部、附録からなる理科年表の机上版。日本で46年ぶりに見られる皆既日食や、「世界天文年」に関連するトピックス記事などを掲載した平成21年版。

センター試験1週間前ですが,他の教科ばかりやってて
生物がギリギリになっちゃったという人のための
センター直前対策本については
本駿台受験シリーズ『生物I・II入門 』
本大学JUKEN新書『要点・用語でまとめるセンター生物1』
本【センター対策】5時間でセンターモードに?!『センター試験過去問予備校講師はこう解く!生物1』ほか
を紹介してますしね。

知らない人はその存在を知らない,知ってる人や買ったことのある人は「どうせ毎年同じような内容なんだろ」と思いがちな『理科年表』。
これが意外と面白いんです。使えるんです。
続きを読む
posted by ドージマ・ダイスケ at 23:07| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 【おすすめ本】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月14日

【おすすめ本】『人体常在菌のはなし〜美人は菌でつくられる』

【bookな?日曜日】 昨日,近所のスーパーに包丁研ぎの人が来る日だったので
10年余り使ってたやつを持っていって研いでもらったんですけど,
いや〜,全然違いますね。切れる切れる。
刃がひっかかる,切るものをとらえる感じですよね。
顕微鏡で見たら,細かいギザギザになってるんでしょう。

今週の『絶望先生』,「スイッチを押してしまう」でしたか。
いいネタ盛りだくさんでしたが,他にもいっぱいありそうですね。
『GoldenAge』,Web連載に移行か…
これで読者が増えるなら結構なことなんですが…う〜ん…。

さて,話変わって
先々々週のことになりますが,

山田五郎さん・中川翔子さんが毎週土曜にお届けする
FM放送J−WAVE(81.3kHz)『東京REMIX族』
メインコーナーは「菌のキワミ」と題しまして
『菌子ちゃんの美人法』などの本も出している
医学博士の青木皐(のぼる)先生をお招きして
人の体につく菌のすばらしさについて講義してもらっていました。

81.3 FM J-WAVE : DOCOMO 東京 REMIX 族
http://www.j-wave.co.jp/original/tokyoremix/contents.htm

(そのときの模様は,「デジカメレポート」のバックナンバー11/29付を参照)

曰く,
続きを読む
posted by ドージマ・ダイスケ at 12:06| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 【おすすめ本】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月10日

【おすすめ本】『実験室の小さな生き物たち(ひつじ科学ブックス)』

これは,生物学の研究者が,自分が研究対象として飼育し日々つきあっている生き物たちについて,そのすばらしさをそれぞれ語るというショート寄稿集。
体系的に何かを学ぼうとかいう本ではないし,
また,特別に生身の人間が演じる爆笑エピソードが
詰まっているというわけでもないのだけれど,面白かった。

目にしたことのある人がそれほど多い本でもないと
思うので,ここで紹介しておきますね。

実験室の小さな生き物たち表紙
実験室の小さな生きものたち (ひつじ科学ブックス)
羊土社「実験医学」編集部 (編集) /羊土社(1999/09)
→Amazon
日頃実験の対象としている生きものたちとの触れ合いや奮闘ぶりを研究者が生き生きと描いた本邦初公開のエッセイ集。ショウジョウバエ、ツメガエル、線虫…かれらはどんな研究にどのように貢献しているの?楽しく暖かい気持ちで読める研究者と生きものの魅力いっぱいのオムニバスここに登場。

とにかく,30以上もの生き物が紹介されているから
それぞれについて書かれているページは4ページとかそんなもの。
なのに,必ずといっていいほど
「え?そんなことがあるの?!」というような
新鮮な知識を発見することができて,
それが「この生き物やってりゃ基本な話を紹介しておきますね」
的な,あるあるネタみたいにサラッと書かれている。

いや,深いな〜。
「ちょっと,この事柄なんて,かなりポピュラーな実験動物で
けっこう重要っぽい話なのに,参考書とかで読んだことがない。
もう少し調べてみて漫画で紹介しよう」
とか思う内容が多々あって,ネタ元的にも重宝できそうです。

・キイロショウジョウバエの同性愛遺伝子
・C.エレガンス(線虫)研究者の世界的な輪
・アフリカツメガエルの新たなスター
・実験用マウスとかなり違う野生マウスの進化系統
・千代田区でもカイコは10万頭飼われてまっせ
・ホソヘリカメムシの幼虫はアリそっくり
・アゲハの個性(幼虫1頭1頭性格が違う)


そんなに厚いわけでもない,
それぞれの筆者はほんとうに軽いノリ,自然体の筆致で
さらっと読みやすく書いているのに,けっこう中味が濃い。
やっぱ,これも各筆者とそれをとりまとめた編集の“愛"が
なしえた業だと思うんですよね。

学生・生徒が読むには,税込1890円という値段は
気楽に買えるプライスではないかと思いますが,
図書室においてもらったりとか,
生物準備室に先生の私物ででもおいてもらって
(基礎知識はいりますけど)生徒さんにも
気軽に読んでもらえたらいいなと思いました。


バッド(下向き矢印)少しでも“生物愛”を感じた,
 参考になったと思っていただけましたら
 クリックしていただけるととても嬉しいです。
 よろしくお願い申し上げます。<(_ _)>
にほんブログ村 漫画ブログ オリジナル漫画へ人気ブログランキングバナーくつろぐバナー


次項有その他,参考書・問題集に関するエントリーを読む
posted by ドージマ・ダイスケ at 12:44| 東京 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 【おすすめ本】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月17日

【おすすめ本】『マンガ 物理に強くなる』

木原アイコン
昨日は当ブログと同様,学習マンガである『マンガでわかる分子生物学』を紹介したが,今回も8月に出た新刊の学習マンガを紹介しよう。でもまあ生物じゃなくて今回は特別に物理の本なんで,当ブログでは「参考書・問題集」ではなく「おすすめ本」のカテゴリーに入れてしまう(まるっきり世間一般の分類と逆だな)。
このブログの漫画にとって,ライバルというより尊敬すべき先行者である鈴木みそ先生の作品なので紹介するという意味もあるんで,ぜひ参考に一読いただきたい。



マンガ 物理に強くなる (ブルーバックス1605)
関口知彦(原作),鈴木みそ(漫画)
講談社(2008/8/21) 277ページ
→Amazon
物理はボールを投げる、打つ、捕るより簡単 物理はちっともむずかしくない! 野球のボールを投げる、打つ、捕ることができるのは、すでに物理の原理を体で覚えているから。野球部のエースと楽しく学ぼう!

野球部の4番で長身エースの松山君(通称:デンチュー)が,学校一の秀才メガネっ娘・久保聡美にファウルボールを当ててしまったことをきっかけに,彼女に物理(力学)を教えてもらうという筋立て。

昨日紹介した『マンガでわかる分子生物学』は300ページ近いボリューム(B5判の天地を少し詰めたくらいの大きめサイズ)で教科書1編分の分量と描いたけれど,この『マンガ 物理に強くなる』は,280ページの新書サイズで,通常のブルーバックスなら前書きプラス最初の章の第1節,十数ページ分くらいの内容なんだよな〜。1冊のページの大半が等速直線運動や自由落下の段階をみっちり説明するのに割かれているから,公式で解説されている分レベルは上がるもののスタートは中学で学習する範囲といっていい。最終章ではいきなり相対性理論まで言及したりするけど,作品中で松山君が「野球でいえばランニングやキャッチボールなどの基礎体力作りのレベル」と言っているように,まさに物理学(力学のみ)の入り口の扉を開けるという本だな。


で,うちがこの本に注目する理由は,
続きを読む
posted by ドージマ・ダイスケ at 02:52| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | 【おすすめ本】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月17日

【おすすめ本】すげえぜ!『昆虫−驚異の微小脳』

昆虫―驚異の微小脳 (中公新書)
水波 誠

中央公論新社(2006/08)
→Amazon

木原アイコンs
先日,筑波大学で行われた「つくば生物研究コンテスト」のサイエンストークで,神崎亮平先生が「昆虫の脳と感覚のふしぎ」と題して脳のニューロン(神経細胞)がヒトの10万分の1しかない昆虫がヒトと同じようなことをできたり,もっとすごい感覚を持っていたり逆にできないことについて興味深い話をしてくれたけれど,この話題について復習してもっと具体的に知りたいという人への絶好のテキストがこれだ。

ヒトの脳に比べてなきに等しい昆虫の脳。ところが、この一立方ミリメートルにも満たない微小脳に、ヒトの脳に類似した構造が見られることが明らかになってきた。神経行動学は、ファーブルやフリッシュを驚嘆させた「陸の王者」の能力を、精緻な実験によって脳の働きと結びつけ、ダンスによる情報伝達、景色記憶、空間地図形成能力など、昆虫の認知能力の解明に乗り出している。本能行動の神秘に迫る最新生物学の成果。

続きを読む
posted by ドージマ・ダイスケ at 00:01| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 【おすすめ本】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月11日

【おすすめ本】レベル高!?『発展コラム式中学理科の教科書』

_発展コラム式中学理科の教科書 第2分野 (ブルーバックス 1592)
石渡正志・滝川洋二編
講談社 (2008/03) 444ページ
→Amazon
木原アイコンnika
この3月に店頭に登場した講談社ブルーバックスの1冊なのだが,これはかなり内容が濃い!
「中学理科の教科書」と題しているが,高校生以上,むしろ大人が読んで面白い,読み応えのある本だ。千円超えだけれど200ページ台が中心の新書にあって400ページ超えってことを考えてもむしろお得。

続きを読む
posted by ドージマ・ダイスケ at 20:16| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 【おすすめ本】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月09日

【本】売れてます?!『日本の生きもの図鑑』

木原アイコンnika
このゴールデンウィーク,前半は雨にたたられたりするときもあったけど,最後の2,3日はすごく天気のいい陽気とで絶好の行楽日和だったな。関東ではミシュランの観光地ガイド本で3つ星がつけられて脚光を浴びた高尾山がトイレやリフト,ケーブルカーがすごい行列になる人出だったそうだ。記録的に湿度が低かったせいか風がさらっと涼しくて,外に出なかったら風呂のお湯が汚れない,汚れない…w。休みが明けて通勤しはじめたらとたんに汗ドボドボだもん,引きこもり最高だな。

美加理アイコン(ee)

いきなりなに言ってるんですか…。
せっかくの連休,どこにも行かなかったんですか?

 日本の生きもの図鑑
石戸 忠,今泉 忠明
講談社 (2001/10) 255ページ
2100円
→Amazon
木原アイコン
それはさておき,この『日本の生きもの図鑑』,
2001年の本なんだけど,最近やたら本屋さんの店頭で目にするようになったな。
 一体どういうこと?
続きを読む
ラベル:図鑑 観察 生物
posted by ドージマ・ダイスケ at 22:45| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 【おすすめ本】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
記事検索
 

ケイン 基礎生物学
東京化学同人