2008年06月18日

Lesson1-02 細胞の構造(p6)

細胞の構造,いったい何ページ続くのか?
8ページです。この週末に決まりました。この後,例によって
「覚え方」が続きます。

で,今回は6ページ目。細胞小器官が一通り出揃います。

それではどうぞ(^o^)/

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080618細胞の構造(6)-1080618細胞の構造(6)-2
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このページは学校で習う範囲を超えるような内容は
特に扱っていませんので,参考にしたのは
ほぼすべて数研『フォトサイエンス生物図録』と
『チャート式新生物T』,文英度『理解しやすい生物T・II』で
すませております。
※関連エントリー
 Z会「参考書の参考書」を斬る(2) 数研出版『フォトサイエンス生物図録』
  (2007/03/31 他社図録との比較)
 Z会「参考書の参考書」を斬る(3) 文英堂『理解しやすい生物I』
  (2007/04/03 「チャート式」との比較)
 【参考書】高校生物2強体制に新勢力?!
  (2008/5/18 「理解しやすい」が改訂)


2コマ目の光合成のしくみは「生物II」で学習しますが,
そこではこの図に書かれたチラコイドでの光の取り込み,
水の分解(酸素の放出),ATPが出てそのエネルギーで
二酸化炭素からグルコースを合成する過程のほかに
水の分解で出た水素と電子の移動が重要な部分を占めるのですが
ここでは省略しております。


バッド(下向き矢印)ちょっとでも面白かった,参考になったという方,
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 よろしくお願い申し上げます。<(_ _)>
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ミトコンドリアのこの構造は,呼吸に必要な酵素を敷き詰めた膜を外膜の袋にコンパクトにおさめたものと考えられるかもしれませんね。いっぽう,葉緑体では,内部に袋状の膜構造を平たく何重にも重ねてもっているのね。チラコイド(袋状構造)ストロマ(基質部分)外膜内膜葉緑体は,呼吸とは反対に外からのエネルギーで有機物を合成する光合成の場。光のエネルギーをキャッチするクロロフィル(光合成色素)や酵素がチラコイドの膜にセットされてるってわけ。あと細胞の膜構造といえば,植物細胞にある液胞ね。水やいろいろな物質をためこんで意外と重要な役割をもってるのよ。膜膜膜膜マクマクマクマクって,膜にこだわりまくりだな。たしかにどれも膜構造は重要なんだよ。細胞の構成要素で膜構造じゃないのは中心体とリボソーム,あと細胞壁と細胞質基質くらいか。主にセルロースから成る。細胞を保護し支える。液胞膜液胞細胞液葉緑体グルコース酸素二酸化炭素光細胞壁中心体動物細胞のリソソームみたいに,物質を分解したり赤,青,紫などの花や葉の色は液胞に含まれるアントシアン(色素)の色。中から圧力を生じて細胞の大きさや形を維持。有害な物質をため込んで動物に食べられにくくしたりね。2個の中心粒から成る。細胞分裂やべん毛形成時にはたらく。
posted by ドージマ・ダイスケ at 00:20| 東京 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | ★教科書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おそらく知っているかと思われますが、液胞は動物細胞にもあります。
植物細胞にある液胞という書き方では勘違いされやすいかと思います。
Posted by 通りすがり at 2012年06月07日 15:13
コメントありがとうございます。

そうですね,液胞については微妙なところが昔からありまして,
参考書や教科書でも小さく「動物細胞にもあるが発達しない」といった
説明を入れるところが多いと思います。

ただし中学や高校の生物で「液胞は植物細胞にある」以上の知識が必要かというと
実際問題なくてもまったく支障はないんですね。
テストで動物細胞・植物細胞に見られる細胞小器官について
問われるとき,液胞は植物細胞(だけ)に見られるものに分類するのが原則正解で,
動物細胞にもあると答えさせたいなら問題中でそう答えられるような
条件を与えないと出題者のミスといえます。

特にここ約二十年,生物Tやその前の生物TBでは,文科省の学習指導要領で
「細胞の構造は光学顕微鏡レベルまでを教える」
という規制が入っていましたので
テストや問題集の問題も,厳密にあるかないかではなく
光顕で見られるか見られないかで問われるのが主で,
これはこれで動植物の細胞の特徴を理解するという意味では
理にかなったものともいえます。

この春の高校1年生から始まる新課程では
「生物基礎」で細胞の構造を
その後に習う「生物」で細胞の膜構造のはたらき
について学習し,まさに脱ゆとりといいますか
かなり詳しい内容まで学習するのですが
生体膜の動的(ダイナミック)なはたらきについて突っ込んで扱うことになった分,
「動物の液胞」についてはむしろどうでもいい
位置づけになってきているようです。
それよりも小胞体やゴルジ体,細胞膜などの
間を行き来する小胞の動き,働きなどを理解すべきという感じのようです。

新課程「生物」については来年からの開講になるので
まだ各社教科書の内容についてちゃんと把握していませんが
この電顕レベルの小胞,リソソームやゴルジ小胞,場合によってはファゴリソソームの名称もでてくることがあるかもしれませんが,ここでは「(動物細胞でも見られる)液胞」の名はあてられないようです。

私のこの漫画でも,主旨は各構造の特徴や役割を知ってもらうことにあるので
いろいろ描きたいことは山のようにある中,
本当に大事な(または流れの中で盛り込むとおもしろくなりそうな)内容に
絞った結果だと考えていただけたらありがたいです。

色素や有害物質をため込む,細胞の膨圧および体積を維持するといった役割は
やはり植物の液胞についてであって
この流れでのこのセリフならギリ間違いではないかなと,いろいろ考えた結果,こういった形になったわけなんですね。

ご指摘のように正確を期すためには
いろいろ漫画の中で触れたりあるいは注記を入れるなどしたいところも多々ありますが
読みやすさとの兼ね合いですごく悩ましいところで。
(現状でもかなり詰め込みすぎだと反省しているのですが…いかがでしょうか)


高校の生物で習う内容には「本当は間違い」「適当でない」といわれるような事柄が少なくなく,実際に教科書が改められたものもあります。
(最近でいうと「サイトカイニンが気孔を開く」などですね)

私もコメントで自分の知らなかった情報や誤り,読みやすさわかりやすさを評価する材料(もちろんズバリのご意見・ご感想そのものも)をいただけるとすごくありがたいです。
実際赤っ恥の誤りを指摘していただいたこともありますし…。
またおこしいただく機会がありましたらどうぞよろしくお願いいたします。m(_ _)m



Posted by ドージマ at 2012年06月07日 22:43
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