2008年03月06日

蛍光ブタ2世誕生in中国

「まるで第1子を授かった父親のよう」、蛍光性の子ブタの繁殖に成功した中国の科学者

> 蛍光性のブタは新しいものではない。実際、
> 米国では今世紀初めに作られている。


高校の教科書では今世紀末には普通に緑色に光る
マウスの写真が載ってたりしましたから
確かに,技術的には決して新しいことではない。

今回のニュースで紹介されたのは,
この子ブタは直接遺伝子操作されて生まれたのではなく
1年前に遺伝子操作されて生まれた母ブタから普通に生まれた,
つまり蛍光形質を遺伝で受け継いて生まれたブタだということ
(次は蛍光ブタ同士を交配して,第3世代はより蛍光性を
 高めた子が生まれるだろうとのこと)。

ブタはヒトの臓器をつくるときの器になりうるため
ブタを使ったバイオテクノロジーは重要であるということ
(確かにブタの臓器は大きさ的にヒトに近いと言われたり
 かつては糖尿病治療のインスリンはブタのを使っていたかと)。

そして,中国は近年研究・開発に力を入れ,
このLiu氏のように米国など海外の学界で安定した職を
確保していながら帰国して中国で研究を進める人が増えているということ。
(中国では欧米より安い予算でいろいろなことができる可能性が
 あるからだとのこと。ちなみにこのプロジェクトの費用は
 120万元,約1800万円で,米国の数分の1だとか。)


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posted by ドージマ・ダイスケ at 23:57| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ◇生物番組・ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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