地球温暖化は昆虫の数・種を増加させる、米研究報告
この記事おかしくないか?
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ペンシルベニア州立大学(Pennsylvania State University)の大学院生Ellen Currano氏率いる研究チームは米西部ワイオミング州(Wyoming)のビッグホーン盆地(Bighorn Basin)で発見された、暁新世・始新世境界温暖化極大イベント(Paleocene-Eocene Thermal Maximum、PETM)時期とその前後の時期の木の葉の化石5000個以上を調査した。PETMは約5600万年前に突然発生した温暖期。CO2濃度は一時的に3倍に増加し、気温は4度、一部では10度上昇する地域もあった。
PETM期の木の葉の化石を調べた結果、この時期の葉はその前後の時期のものより昆虫による被害が極めて深刻だったことが判明した。
既往の研究から、気温の上昇に伴い動物がその種を増やすことが分かっている。またCO2濃度が高い環境下で育った植物は栄養分が少ないため、昆虫はより多くの葉を食べる必要があるという結果が示されている。
そりゃそうだろ,と思いながら記事を読んでみると,
この発表がなされた研究自体では種が増えることは
なんら示されてなくて,
気温が上昇すると動物の種が増えるのは
既往の研究から分かっている
って。オイ!
今回の研究でわかったことは
「温暖期の木の葉はその前後の時期のそれより
昆虫による食害がひどい」ということ。
気温上昇が種の数の増大を促すことの補強には全くならないし
(昆虫の種が増えなくても個体数が増えるだけでも食害は増す),
さらに「CO2濃度が高い環境下で育った植物は栄養分が少ないため
昆虫はより多くの葉を食べる必要がある」というのなら
1頭1頭の摂食量が増えるわけだから
個体数が増えずに食害が増えることすら考えられないか?
この記事,
大学院生がリーダーやってるチームってことで
調査結果の考察が甘いのか,
それとも記事を書いた記者または日本語に訳した人の
論文の読み込みがずれてるのか
しらないけど
世間の関心を集めそうな,ニュースになりそうな話題,
温暖化問題に関する今の常識で考えていかにもありそうな
結論(温暖化で熱帯・亜熱帯に多い昆虫の活動範囲が拡大して
農作物の被害が深刻化する)ありきで話をテキトー(強引)に
つなげただけにしか思えんのだが。
調査でわかった結果にケチをつける気はないけど,
その調査結果とこの記事の結論とが
全く関係ないじゃないかっていう。
または俺の認識がおかしいのか?
お読みになった方,御意見あるいはご教示いただける情報等
ございましたらコメントいただけると幸いです。
ちなみに,昆虫は本来チョウだろうがカブトムシだろうが
数える単位は「1頭2頭」な。
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