2008年01月23日

【動物の調節】血糖値(血糖量)調節(p2)

血糖値(血糖量)調節のしくみについての
2ページ目。

教科書等では「血糖量」と書かれることが多いですが
血液中のグルコース(ブドウ糖)の濃度を表すのに「量」と
いうのはちょっと違和感があるので,医学用語で通常使われ
日常生活でも耳にすることの多い「血糖値」で進めます。

<<p.1から読む

080123血糖値調節(2)-1
■■
080123血糖値調節(2)-2

すい臓は自立した臓器。中枢からの支配を受けるのではなく
(いちおう自律神経からの影響も受けますが)
自分で血液中の血糖値を感知して
低血糖のときはA細胞からグルカゴンを分泌して
血液中のグルコースを増やし,
高血糖のときはB細胞からインスリンを分泌して
血糖値を下げます。

とにかく,B細胞からのインスリンは血糖値調節の
しくみの中では主役中の主役!

血糖値を下げるはたらきを持つホルモンはインスリンだけで
それ以外は皆,血糖値を上げるホルモンですからね。
なお,日常生活で耳にする糖尿病治療のため注射する物質は
インシュリンとよばれることが多いですが,
高校生物の教育用語としては「インスリン」と表記します。

※旧課程の頃まではA細胞はα細胞,B細胞はβ細胞と
 よばれていましたが,今はA細胞・B細胞とよばれています。


すい臓が独立して血糖値調節にはたらくのに対して,
副腎は髄質も皮質も中枢のコントロール下にあります。

※これでもう8割がた終わったようなものですが
 まとめということで,
 さらにつづきます。モバQ p3へ(完結)>>

わかりにくいところとか意味不明の表現など
気になることがございましたらコメント欄などで
御意見・御質問をいただければと存じます。


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藤田 恒夫, 牛木 辰男 (2004/3/19)
>>この本のレビュー(07/10/17Up)を読む
※この本の中では見事な電顕・光顕写真とともに「ナーバスな味見番B細胞」という言い得て妙なサブタイトルでインスリン分泌のしくみを,ランゲルハンス島の分化の段階から解説!B細胞はグルコースを感知するとたちまち活動電位を生じる,まるでニューロン(神経細胞)のような細胞なんですって。
ランゲルハンス島のことを,この本の中では「膵島」(膵の字はすい臓の“すい”)と表記しています。「ランゲルハンス細胞」のページを見ると全然別の細胞なので注意注意。
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posted by ドージマ・ダイスケ at 02:40| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ★覚え方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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