2008年01月28日

「脳の回路図」を作る:その方法とは

「脳の回路図」を作る:全シナプスの「地図」を作成
2008年1月28日 WIRED VISION

> ハーバード大学の研究者らが、脳の組織を高解像度の神経地図に自動変換する
> 新しい装置を利用して、脳の回路図を作るという壮大な計画に着手している。

> 研究者らは、脳の中にあるすべてのシナプスの地図を作成することによって、
> 「コネクトーム」(connectome)を作り出したいと考えている。コネクトームは、
> 『fMRI』のような現在の最先端を行く脳内測定装置をはるかにしのぐほど、
> 詳細なレベルで脳の活動を明らかにする回路図となるだろう。


なんかチョーこわいんですけどォ。

いや,ゲノムシーケンス技術が確立されて遺伝子解析がかつては想像もできなかった
勢いで進歩している今,何百億という神経細胞(ニューロン)がそれぞれ数百〜数万
の神経細胞とシナプスを形成する(接続する)ネットワークを読みとって地図を作る
というのも,あながち絵空事ではないわけですし,遺伝子の解読で遺伝病の
研究などが進められている以上,脳と精神疾患の関係について研究がなされるのも
ありといえばありです。
人間の脳をシナプスレベルの解像度ですべて画像におさめるとその情報量は
Googleのデータセンターのストレージの総計に等しいほどの容量になるそうですが
各国の情報インフラの増強や圧縮技術などの発展で5年後には筋道が見えるくらい
伸展してそうな気がします。

で,私がこの話のどこをこわいと感じたのかっていうと
> ATLUMは、旋盤と特殊なナイフを使用して脳細胞を薄くて細長い切片にし、
> 電子顕微鏡で撮影できるようにする装置だ。最終的には画像をソフトウェアによって
> モンタージュ処理し、ネズミの脳を超高解像度の3D画像として再現する。
> 「われわれの装置はリンゴの皮むき器のように動作する。脳を装置に取り付けると、
> 装置は脳の表層を薄くはがして、すべてテープに貼り付ける。


ミクロトームがスライスするみたいな平面じゃないんですね。
今の段階ではネズミの脳ですけど,
「リンゴの皮むきのように」って…
想像すると,ちょっとね…

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ラベル: サイエンス
posted by ドージマ・ダイスケ at 23:58| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ◇生物番組・ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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