2007年10月09日

ノーベル医学生理学賞2007決定

今年のノーベル医学生理学賞受賞者が発表されました。

ノーベル賞 医学生理学賞に米英の3氏(中日新聞 10/9朝刊)

マーティン・エバンス氏…英国生まれ、66歳。マウスの初期胚からES細胞を取り出すことに成功。01年ラスカー賞を受賞。

オリバー・スミシーズ氏…英国生まれ、82歳。特定の遺伝子を標的に、変異ある遺伝子に置き換える方法を開発。01年ラスカー賞を受賞。

マリオ・カペッキ氏…イタリア生まれ、70歳。特定の遺伝子を標的に、変異ある遺伝子に置き換える方法を開発。96年に京都賞、01年にラスカー賞を受賞。


そっかー。当ブログではアクチビン発見の浅島誠先生(東大副総長)を
プッシュしてたのですが,この人たちがまだ受賞してなかったのなら
今年受賞しても当然,しかたないですね。

授賞理由は「胚(はい)性幹細胞(ES細胞)を使って特定の遺伝子を改変する原理の発見」。
彼らによって1989年に確立された,特定の遺伝子の機能を欠損させたノックアウトマウスの技術は遺伝子の機能を調べる方法として定着,生命科学の基礎研究はもとよりヒトの病気の治療法開発にも応用され,なくてはならない実験手法となっています。高校生物でも,発展的内容ではありますが生物IIの範囲として図録でも扱われています。

カペッキ氏は11年前に京都賞も受賞していたとか。
京都賞の先見の明というか,いち早く表彰した選考評価の鋭さは
定評があるところです。
京都賞について(主催・稲盛財団)
 ※受賞部門は先端技術部門,基礎科学部門,思想・芸術部門の3賞です。



こちらの“ノーベル賞”は,なんと26歳の日本人女性が受賞です。
フーン?牛フンからバニラの香り…山本麻由さんに化学賞(SANSPO.com)
 ※歴代日本人受賞者のリストも。
牛のふんでバニラの香り、山本麻由さんにイグ・ノーベル賞(読売新聞) - goo ニュース

現在の普通の製造法より半分のコストでバニラの香りを製造できるそうですが食べ物には応用してほしくないですね(^_^;)。(ガムなどに使われるクロロフィルはカイコの糞から抽出されているなどと言われたものですが…)
賞は本物のノーベル賞受賞者から手渡されるとか。

イグノーベル賞公式サイト(英文)

ノーベル賞の100年―自然科学三賞でたどる科学史 (中公新書)

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もっと!イグ・ノーベル賞 マーク・エイブラハムズ (著)
posted by ドージマ・ダイスケ at 07:02| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | ◇生物番組・ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Excerpt: ノーベル賞の決定機関であるスウェーデン・アカデミー(2005.08)ノーべル賞(スウェーデン語: Nobelpriset、ノルウェー語:Nobelprisen、英語..
Weblog: あいりのブログ
Tracked: 2007-10-11 07:00
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