2024年03月09日

「キボリノコンノ」超絶リアル木彫り作品クイズ展覧会行ってきた

1年半ぶりの更新です!

1本書くのに数時間かかってしまう筆の遅さに加え
園館訪問で撮った写真を整理するだけで数時間かかったり
更新間隔がくそ長くなると,再開するエントリはちゃんとしたのを書かないととハードルあがったりで
昨2023年はまるまる1本もupしないことになってしまいました。

で,前回の更新頃から続いていた仕事の繁忙が一段落したこの3月

今週,「キボリノコンノ クイズ型展覧会 どっち?」に行きまして
がっつり楽しみましたので,
開催期間が終わる前って〆切あるなら書けるだろうってことで
生存確認を兼ねて上げておこうと思います。

仕事帰りに行ってきました渋谷パルコの「ほぼ日曜日」。
blog240308_キボリノコンノどっち?展01_0304o (1)入口.JPG
「ほぼ日」(ほぼ日刊イトイ新聞)のリアルスペースイベントでの開催。

受付して撮影可のスペースで作品を見た後,
全20問の,本物か木彫り作品かを当てるクイズへ進むという構成。

blog240308_キボリノコンノどっち?展06_0304o (20)うなぎパイ.JPG
うなぎパイ
まさに木彫りの質感と相性がいいというか,こんな看板があってもと
思いますが,リアルさが半端ない。

blog240308_キボリノコンノどっち?展05_0304o (5)コーヒー.JPG
コーヒーという透明な題材を見事に表現!
実物を見てみると,なるほどこういうあしらいかと

blog240308_キボリノコンノどっち?展07_0304o (23)生卵.JPG
生卵
実物を見ると黄身のところは確かに絵ですし
白身の透明の表現,おもしろいですね。


blog240308_キボリノコンノどっち?展08_0304o (85)溶けかけの氷(正しい向き).JPG
溶けかけの氷
透明シリーズの発展形というか,木彫りの形作りにこだわる方向性と
着色によるリアルの追求と2つのテクニックの配合具合がおもしろいですね。
こちらは木彫りというよりはだまし絵的な作品。

さらにはこちら
blog240308_キボリノコンノどっち?展09_0304o (32)透明な材木.JPG
透明な木材

これなんか,小学生が見て,自分も作りたい!作れる!って刺激を受けるような
作品じゃないかと思います。
なんなら,ペーパークラフトで作ってもいいわけですし。
blog240308_キボリノコンノどっち?展11_0304o (33)透明な材木.JPG


ほかにもどら焼き,たい焼き,マカロン,カヌレ,焼き鮭など食品サンプル的な作品

blog240308_キボリノコンノどっち?展12_0304o (47)生わさび.JPG
わさび。

実際に触って確かめること禁止ですし,
全く本物と同じすぎても
「木彫りなのにこんなにリアル」を出すために
あえて木彫りとわかるところも残していたりするということで,
予習OKというか,だいたいどんなものか掴めた気がしました。

そこでいよいよクイズに挑戦!

全20問の内容はこちら!(ネタバレ防止のため写真撮影は禁止)

問1 柿&ピー   (1粒ずつの片方が木彫り)
問2 フランスパン (2本のうち一方) 
問3 アーモンド  (2粒のうち一方)
問4 白い恋人   (2つのうち一方)
問5 OREOとクッキー (2つのうち一方)
問6 コアラのマーチ(2つのうち一方)

問7 文具     (10点のうち2点)
問8 おつまみ   (4品のうち1品)
問9 チョコレート (21粒のうち1粒)
問10 おせんべい  (6品のうち1品)
問11 きのこの山  (10個のうち1個)
  &たけのこの里(18個のうち1個)
問12 石      (7個のうち1個)
問13 コーヒー豆  (17粒のうち1粒)
問14 タマゴボーロ (16粒のうち1粒)
問15 ヨックモック (8本のうち1本)
問16 おっとっと  (16個のうち2個)
問17 ルマンド   (8本のうち1本)
問18 煮干し    (100個のうち1個)
問19 ポップコーン (14粒のうち1粒)
問20 ミックスナッツ(63粒のうち2粒)


…え?? 難しない?!


ほとんどの展示がガラス越しということもありましたが
ほんとに難しい!

でも,ガチで挑戦しましたよ!

結果はこちら。

問1 柿&ピー   (2択) →
問2 フランスパン (2択) →(○つけるほう間違えた!)
問3 アーモンド  (2択) →
問4 白い恋人   (2択)→
問5 OREOとクッキー (2択)→
問6 コアラのマーチ(2択)→

問7 文具     (2/10)→
問8 おつまみ   (1/4)→
問9 チョコレート (1/21)→
問10 おせんべい  (1/6)→
問11 きのこの山  (1/10)→
  &たけのこの里(1/18) →
問12 石      (1/7)→
問13 コーヒー豆  (1/17)→
問14 タマゴボーロ (1/16)→
問15 ヨックモック (1/8)→
問16 おっとっと  (2/16)→
問17 ルマンド   (1/8)→
問18 煮干し    (1/100)→
問19 ポップコーン (1/4)→
問20 ミックスナッツ(2/63)→

たくさんある中から1つないし2つのニセモノを見つけるということは
逆にいえばたくさんの本物から共通要素を抽出して
該当しないものを探せばいいということになるので
そこから正解できたものもあるのですが,
見れば見るほど,本物がニセモノっぽく見えてくるものもあって
おもしろかったですね。

作者のキボリノコンノさんと糸井重里さんの対談でも語られていますが
私たちが物に対してこういうものだと思っている
記憶は正確ではなくてずれがあって
そのイメージに合うように作る(写真に撮ったときにその
イメージを再現できるようにする)とリアルな作品が完成するということなんですね。

https://www.1101.com/n/s/kiborinoitoi/index.html

というわけで,24問中17問正解!

blog240308_キボリノコンノどっち?展20_0304o (91)ランクと認定証.JPG
プロ級」ということで,木製の認定証いただきました。

いやコアラのマーチはここがポイントだよね とか
煮干しは絶対(現時点では)再現不可能なポイントがあるからここを見ればわかる!
と思ったら,それでもニセモノに該当しちゃう本物がある
(つまりニセモノは何個?って問題だとわからないw)とか
おっとっとは油がしみ出してるフェイクまでしっかりしてあるwとか
語りたくなるポイントがたくさんあって楽しかった。

会場を出たところに来場者の成績(最高点平均点)が。
blog240308_キボリノコンノどっち?展30_0304o (93)日別成績_最高点と平均点.JPG

ズコー――――――――!!!

めっちゃいい成績だと思ってたのにもろ平均やん。

毎日数人全問正解がいるってことは,1問や2問不正解は大勢いるってことよね。
ほんとにどれもそっくりだったのに,わかる人には違って見えるのかなあ。

どっち? - キボリノコンノ, 脇田あすか, 山口日和
どっち? - キボリノコンノ, 脇田あすか, 山口日和

なにができる? - キボリノコンノ
なにができる? - キボリノコンノ

キボリノコンノ作品集 キボリアル - キボリノコンノ
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posted by ドージマ・ダイスケ at 09:07| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ◆イベント・生物オリンピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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