めっちゃ天気に恵まれた
前回upした,伊豆シャボテン動物公園から南に進んで熱川バナナワニ園へ。
伊豆急行線「伊豆熱川駅」から徒歩 1 分で見えてくる熱川バナナワニ園本館
道路を挟んで左が本園・ワニ園,右が本園・植物園。
バナナワニ園は本園(ワニ園・植物園)と分園からなります。
まずは本園・ワニ園。
世界トップクラスの16種(交雑含む)、約140頭の大部分がここに。
ナイルワニ
マレーガビアル(ガビアルモドキ)
メガネカイマン
ミシシッピワニ
ヨウスコウワニ,ブラジルカイマン,コビトカイマン,ニューギニアワニ,フィリピンワニ,ガテマラワニ,
オーストラリアワニ,パラグアイカイマン,交配種(イリエワニ×シャムワニ)…
数多くの種類がある中,なにげに一番の推し?
積極的に繫殖・展示してる感があったのがクチヒロカイマン。
あとシャムワニっすかね…なんか食用ワニというとシャムワニのイメージが。
と,メインコンテンツでありながら本園・ワニ園は序章。
ワニ,クチヒロカイマンを除いて全然動かないから…
写真撮りやすいからよかったですけど,待っても違う写真が撮れないから
時間をそれほど割かずに次のエリアに行けたって感じですね。
無料マイクロバスで丘の上にある分園へ。
けっこう待ち時間ないくらいの間隔で回ってくれてました。
分園に入ると目の前に広がるのがワニ放流池。
いろいろな種類のワニが飼育されていたようですが
こちらも活性が低かったです。
シャムワニ
※ワニは1か月エサを食べなくても平気なため週に1回しか(春〜秋は水曜に本園,
日曜に分園にて)給餌がなく,それ以外の時間はほとんど動かないようです。
ワニ池の向こうにはレッサーパンダ。
ライチ・あさひ・かがやき・くう・こだま・あかつき となにげに大所帯。
伊豆シャボテン動物公園のコナツ・ヨモギ・めいしゃん・のんたと合わせて
1日で10頭に会えたって,すごない?
※9月19日は #国際レッサーパンダデー だそうです。
■そして,分園で大きな比率を占めるのが数々の温室群。
アンスリウムに始まり,
バナナワニ園の双璧の一翼,バナナ温室。
さまざまな果物の木を栽培する熱帯果樹温室の連続
マンゴーアイブン
カカオ
パパイヤ
パパイヤ(ベニテング)
ミラクルフルーツ,レンブ,トゲバンレイシ,アセロラ,フトモモ,ジャボチカバ,チェリモヤ等々
分園にはアルダブラゾウガメ,
フラミンゴとクロトキのいる広いバードケージなども見て回り,
ここでフルーツパーラーでひと休み。
期間限定のアーモンドバナナミルク。
バナナはもちろん園内栽培のもの。
パーラー前のスペースで展示中の(〜11/23)作品展コラボメニュー。
雨宮ひかるさん(@WANIwaniamemi)の作品が印刷されたコースターがランダムでもらえるのがけっこううれしい。
冷たいものを飲むときに重宝してます。
(写真だとなぜか白っぽく写ってますが実際にはコルクのいい色が出ています)
■分園を一通り堪能したところで,マイクロバスにて再び本園に。
今度は植物園に。
今回のバナナワニ園訪問で,一番滞在時間を使ったのが,ここ
日本でここだけ・アマゾンマナティ。
名前は「じゅんと」。
ブラジルの公用語・ポルトガル語で「一緒」という意味だそうです。
アマゾン川上流のコロンビア出身,アメリカのマイアミを経て
昭和44年(1969年)来園,飼育51年,御年推定58歳!
体長230cm,胴回り最大部175cm,体重300kg
こんなふうにプールの中を回遊していますが
たまにこうやって
息継ぎ。
横から見た息継ぎはこう。
やっぱり動いてくれてると,いい表情(全身含めて)を見せてくれないか
シャッターチャンスはないかって見入ってしまいますね。
プールの壁や底で背中を掻いたり。
こちらの存在に対してポジティブに反応してくれると
さらにどうしてもうれしくなってしまいます。
写真を撮っていると,スタッフの方から
「もうすぐ閉館で水を抜いていくのでもっと見やすくなりますよ」との一言。
どういうこと?と思いましたが
なるほど,確かに見やすい気が。
日本でこの1頭だけ,というのは今では必ずしもポジティブなニュアンスだけでは語られなくなっていて,もう繫殖できないし海外の野生個体を安易に捕獲してくるのも許されない,その個体が亡くなったらおしまい,という文脈でも語られることが増えてきました。先日にはズーラシアの国内最後のオセロット「メロディ」が亡くなるなど,今年だけでも何種もの野生動物が国内から姿を消しています。
じゅんとも,故郷を離れてけっして広くないプールで半世紀を過ごして幸せなんだろうかと思いを巡らせることなくして会うことはできないと思いますが,野生では避けられない多くのストレスを免れて長生きしているのはまぎれもない事実と思います。マナティという動物の生きた姿を私たちに見せてくれること,研究に携わる人たちにとっても貴重な生体であることなど,彼1頭がいることの貴重さ・恩恵に感謝して,ここまで彼を健康に生かしてこられた園の皆さんを,これからも1年でも長く過ごせるよう応援していくべきと思います。
もう自分的にはもう十分に満足しましたが
本園・植物園も分園に負けず劣らずの数々の温室が充実。
閉園時間の迫る中,駆け足で回ってきました;^^
バナナワニ園のショップ,キャラクターの「熱川ばにお」グッズなど
なかなかエッジの利いたものが揃っていておもしろかったです。
黄色のばにおTシャツ,買っちゃいましたw
コラボもいろいろやっているようですね。
KOFG…THE KING OF FIGHTERS for GIRLS
深町寿成さん・沢城千春さん。
アホガール,なつかしい。たしかにバナナ推しの作品でした。
3年前のアニメのコラボで最後に残ったキャラが…なんでや!風紀委員長だってかわいいやろ!;^^
●熱川バナナワニ園 ホームページ http://bananawani.jp/ <営業時間> 9時〜17時 (最終入園16時30分) <入場料> おとな 1,800円 4歳〜小学生 900円 4歳未満 無料 ※2020年9月現在 |
●マナティ・ジュゴンに興味のある方は↓
マナティ研究所 https://www.manateelab.jp/
3種類いるマナティのうちアマゾンマナティをメインに(アフリカマナティも)
野生復帰・バイオロギング調査などの研究や(オンライン)サイエンスカフェなどのイベントを開催