今回は先週upした,伊豆シャボテン公園の話のつづき。
前回はめちゃめちゃ多彩なメニューがあるえさやり体験と
モンキー島を訪問するアニマルボートツアーズを紹介しましたが
思い返してみると,園内に鳥の種類が豊富だったのが印象的でした。
ふつうに通路にクジャクが歩いていたりきれいな羽が落ちていたり。
「松に孔雀」ってちょっと意外だけどなかなか絵になるモチーフ
「アニマルボートツアーズ」の沿岸にいて独特の存在感を放ってた
バリケン。
園内に来ている人,何ていう鳥か知っているのほぼ皆無で
ほぼ全員「何あれ?」「わからん」
いうても家禽ですし,案内板を置く場所もないですしねえ…
■さて,伊豆シャボテン公園といえば,
来場した人の印象が強いポイントと思われるのが
駐車場に面したメイン入場口を入ってすぐにあるバードパラダイス
というのもここには
世界最高齢,1981年来園で40年近く親しまれてきた
ハシビロコウの「ビル」がいたんですよね。
残念ながら来園の前週にビルは亡くなっており,バードパラダイス内に設置された献花台には多くの花やお供えが備えられていました。
その後解剖でメスだということがわかったそうです。
まあもともと「ビル」はくちばしって意味ですしね。
野生よりはるかに長く健康に長寿を全うして
スタッフの皆さんの愛情と飼育技術の賜物だと思います。
バードパラダイスの中に入ると,すり鉢状の地形を利用した
眺めのよく,中心部分が屋根の高い,容積の大きいスペース
歩いてすぐに超至近距離にアフリカクロトキやマナヅル,アネハヅルなどが。
マナヅル
アネハヅル
このほかシロクジャク,ホオジロカンムリヅル,ベニイロフラミンゴ,
アカツクシガモ,リスザルなどなど。
別のエリアにはコンゴウインコやエミュー,コクチョウ,アフリカハゲコウなど。
フクロウカフェのように何種類ものフクロウを間近に見られる「フクロウの森」もありましたね。
■そして,私が動物園・水族館巡りをする際に
優先する基準の1つであるペンギンの存在。
こちらではケープペンギンを飼育。
ざっと見てペアどうしがわかる,パートナーどうしがよりそう位置取り・行動の様子。
■最後に,「伊豆シャボテン動物公園」という名前だけに
サボテンを大きな柱としている点についても。
動物はチンパンジーやワオキツネザル,ケープペンギンなどアフリカ原産のものも多く飼育展示してますが
園内がメキシコリスペクトなのは,北中米がサボテンゆかりの地だからですね。
アフリカにあるサボテンっぽい植物はトウダイグサ科などの系統的にサボテンと全然別の植物だったりするんですよね(それらの植物もシャボテン温室で見られます)
メキシコとの交流 https://izushaboten.com/saboten/mexico_current.html
サボテンが展示されているシャボテン温室はガラス張りピラミッド型の建物。
温室って,たとえそれほど水を必要としていないサボテンの展示でも
蒸し暑くてあまりゆっくり見られない印象があるのですが,明るくてそれほど不快でなく
(暑さ対策のミストも出てましたね)通路がシンプルで長くないので
そこそこ写真を撮りながらでもささっと回れて,悪くない感じですね。
順路を進んだ一番奥にはおみやげショップと隣接した
「シャボテン狩り工房」で,バイキングレストランやベーカリーのような気分で
自由にサボテンの盛り合わせをアレンジして購入できます。 https://izushaboten.com/saboten/hunting.html
サボテンの育て方 https://izushaboten.com/saboten/grow.html
以上,ざっとですが2回にわたって伊豆シャボテン動物公園初訪問の感想でした。
公式サイトのおすすめゆっくりコースが4時間のスケジュールでしたけど
私みたいに写真が撮りたくて各スポットで立ち止まって時間を使うタイプでなくても
4時間ゆっくり過ごせる見どころの多い公園と思いました。
当日の私は次の目的地があったので,バスの時間に合わせて
13時前までの約4時間で出ましたが,充実した初訪問でした^^。