人と接触しない旅行ならむしろ政府に推奨されていることもあり
まだ行ったことのない伊豆半島のどうぶつ施設に行ってきました。
最初の目的地は伊豆シャボテン公園
最寄り駅を6時前に出発,熱海まで新幹線こだま利用,
伊東駅からバスで約40分,開園30分前に到着。
けっこう勾配のある坂を上がり歩行者ゲートへ。
※伊豆シャボテン公園 園内マップ
https://izushaboten.com/enjoy/map.html
自動車での来場がデフォだと思うのですが,駐車場から入るメインゲートと比べて
こちら側から入ると,進むルートに沿ってえさやりスポットが次から次と続くんですね。
入ってすぐのところにあるのが,カピバラ虹の広場
ミーアキャット,カピバラ,マーラ
先に進むとオグロプレーリードッグ,
さらに進むと,中央の大池に面してインパクトあるペリカンのえさが。
生きたドジョウ。
(料金箱のところに冷蔵庫があってカット小アジを選ぶこともできます)
魚をエサとして生きるペリカンの体と動きを目の当たりにすることができました。
このほか,園内を一番奥まで進んだ「カンガルーの丘」で
パルマワラビー,ベネットアカクビワラビー,クロカンガルー
人馴れ,人懐っこさからするとクオッカと大差ない,
顔つきが横あごほっぺの大きな丸顔か,普通のカンガルー顔かの違いくらいで
口元も角度によってはけっこう笑顔に見えたりしますね
さらにぐるりと回った反対側にある地下通路エリアでも
アグーチ
フェネック
フェネックって,夜行性動物館で暗めの展示だったり
明るい野外でも金網ごしだったり,いずれも寝ているときはともかく
動いてるときはすばしこく動いてる姿を
なかなか写真におさめられなかったりしますが
えさやりでこんな至近距離から見られる(近くに来てくれる)って
初めて見ました。
ほかでもやればいいのに,
えさ用意しておいておけばいいんだから簡単じゃね?
てなことを考えがちになってしまいますが,
そもそも野生動物はえさをやれば食うというわけではないんですよね
アメリカビーバーのえさ(試行中のため無料)
あげてみましたが,食べませんでした(;^ω^)。
このほか
今の季節,レッサーパンダは屋外の暑さは厳しいようで
先日の埼玉県こども動物自然公園もそうでしたが,
屋内展示限定にしているところが多いようですね。
レッサーパンダやアライグマの近くで展示されることが多い
アカハナグマ,ここでもレッサーパンダ館内でレッサーの近くでしたが
赤ちゃんに会えたのは初めてかも^^
レッサーパンダ館には国内(JAZA加盟園館)では
ここだけというボバクマーモットが。
なんか貫禄。
そしてキタコアリクイも赤ちゃんが。
あと,野生動物の名前としてはよく知っているけど
国内ではあまり見た記憶のないクビワペッカリーをここで見られたのはうれしかったですね。
寝てる姿でしたけど。^^
さて,シャボテン公園というとテレビ取材などでも必ず紹介されるのが
中央の池をボートで周遊し,中の島にいるお猿さんたちを観察するツアー。
1周コースが15分800円(繁忙期1000円),
モンキー島上陸コース(えさやり体験つき)が20分1200円で
もともと訪問計画してたときは参加する予定はなかったのですが
当日,ちょっと流れで参加することに。
上陸コースはリスザルかワオキツネザルのどちらかで
30分間隔で交互に組まれており,申込の時点で
枠の埋まっていない一番早い回を選んだ結果,
1時間後のワオキツネザルコースで。
このツアーで見られる霊長類は,リスザル,
ブラウンキツネザル,シロテテナガザル,クロシロエリマキキツネザル
ジェフロイクモザル
そしてワオキツネザル。
エサのあるときだけワッと来て用が済んだら去っていくと
いうわけではなく,けっこうまったりのんびりと
手が届くくらいの近い木の枝でくつろいで
(ちょうど日陰で過ごしやすかったのでしょう)
約5分の所要時間ゆっくりと間近に見ながら過ごすことができました。
えさやり体験で配られたエサは1人数粒でしたが
エサをがつがつ奪い合うような状況でもなく,
私を含め肩や頭に飛び乗られたりの濃厚接触もありつつも
(事前に全員肩にかけるタオル支給)
危なげない雰囲気でのふれあい体験でした。
(鞄や財布などの所持品は出発前にボックスに預けて
カメラ以外手ぶらでの参加になります)
池の外側の道からワオキツネザルの島を見たとき
お母さんの背中にしがみついている赤ちゃんを見かけたので
スタッフさんに伝えると,呼んでくれました。
お母さんと一緒に来てくれましたが
普通に自分で歩いて登場^^
かわいかったです
ワオキツネザルも霊長類だけに個体間の序列とか好き嫌いとか
個体群によってけっこう厳しい場合があったりするのですが
(個体Aがいるところにはエサがあっても個体Bは近づけないなど)
そんなピリピリした感じもなく,皆毛並みもよくて
いいふれあいの時間が過ごせました
このツアーとちょうど時間がバッティングしたためこの日はいけなかったのですが
シャボテン公園では大講堂でアニマルショーを開催
ヒトと動物が能力を競う「どうぶつと遊ぼうDX」、「バード&モンキータイム」を
やっているそうです。
アニマルボートツアーズで見られるほかにもシャボテン公園では
霊長類たちがたくさんいました。
「わくわくモンキーハウス」には
ブラウンキツネザルのほか,コモンマーモセット,ワタボウシタマリン,
アカテタマリン,ショウガラゴ,スローロリス,ヨザル
そして,園内マップの番号1番がついている
「チンパンジーの島」「チンパンジアム」にいるのがチンパンジー
チンパンジアムは車で来た人が入場するメインゲートからすぐ向かって左側のところに。
入ってすぐ右側にあるのは「バードパラダイス」で
シャボテン公園は鳥類も豊富なのですが,それについては回を分けて次回に。
伊豆シャボテン公園というと,温泉に入るカピバラも有名ですが
冬季限定ということで当日は入っていませんでした^^