あまり激しい雨の日はさほど多くなく,さりとて晴れの日の日照は一番きつい時期なのですが晴れてもけっこう風の涼しい日が多くて,こんな感じで夏に移行していけばいいのになと思う今日この頃。
5月の末から6月上旬にはちょこちょこ水族館やらイベントやら(生き物に関連したりしなかったり)出かけ,これは書かねばというものが貯まっていく一方。
今年初訪問した水族館,1つupします!
千葉県在住なのに10年余り住んできてまだ行ったことがなかったという
鴨川シーワールド!
千葉県で唯一無二の水族テーマパーク,
全国でも名古屋港水族館以外では唯一となるシャチを飼育する水族館。
この3月に行ってきました!
東西(北東〜南西)方向に広がる海岸に沿った園の東端に位置する
メインゲートから入場すると,最初の建物は
スタンダードな水族館
「エコアクアローム」。
屋内型水族館の建物は主に2つあって,
メインゲートに近い東側から,
主に日本で見られる淡水海水の水生生物が見られる「エコアクアローム」,
次に世界の魚たちが見られる「トロピカルアイランド」。
あとは西の一番奥に,ペンギンや水面下の海獣類が見られる「ロッキーワールド」
(アシカパフォーマンスが行われる「ロッキースタジアム」地階)
という配置ですね。
「エコアクアローム」も,見ごたえのある展示がたくさんあるのですが
鴨川シーワールド初来場ということでイルクジ類・海獣・ペンギンに焦点を絞りまして,ここはやや急ぎめに観覧(有料イベントの受付がトロピカルアイランド隣奥の園内案内所ということもあり)。
エコアクアロームは奥にクラゲのコーナー「クラゲライフ」があり,
ここをさらに奥に進むと,隣接している「マリンシアター」に入ります。
ベルーガ(シロイルカ),ひとなつっこくてかわいいっすねー(^_^)♪
この「マリンシアター」で1日3回行われるのは
「ベルーガパフォーマンス」。
水槽の上に表示される動画・映像を交えた解説とともに
エコロケーションなどベルーガの能力や魅力について
知って楽しむことができるパフォーマンスタイム。
目隠ししても輪くぐりできたりとか(というか
イルカに目隠しという行為自体がなかなか印象的)
イルカ類の頭部にある脂肪のかたまり「メロン」をぷにぷにしたりとか
鴨川シーワールドでの動物との有料ふれあい体験は
アシカやイルカとの記念写真,イルカやベルーガへのタッチ,
魚やイルカへのえさやり体験など9コースありますが
私が今回参加したのは「水族館まるごとウォッチング」。
世界の水族館「トロピカルアイランド」のバックヤードを解説案内してもらえて
ウミガメの赤ちゃんを間近で見たり大水槽やマンボウ水槽を上から見たり
最後は「マリンシアター」に移動してベルーガにタッチで締める豪華なコース。
値段は1000円と家族連れで参加した場合などには
結構な額になってしまいますが,
「ベルーガにタッチ」のコースは800円ですからお得ともいえましょう。
実際にさわったベルーガの頭はぷよぷよといえばぷよぷよでしたが
押して簡単に変形するようなやわらかさはなく,けっこう
中が詰まって張りがある感じでした。
ベルーガパフォーマンスでのあのアッチョンブリケは水圧のなせる技だったのか…?
マリンシアターを出ると,すぐ目の前には
イルカパフォーマンスが見られる「サーフスタジアム」。
(その隣に「トロピカルアイランド」)
定番のバンドウイルカ(ハンドウイルカ)とともに
俊敏な動きに定評があるカマイルカも活躍していました。
そしてさらに奥(西側)に進むと,奥から3分の1くらいの位置に
いよいよシャチパフォーマンスが繰り広げられる
「オーシャンスタジアム」。
シャチのパフォーマンスといえば,その巨大な体を駆使した
ダイナミックなジャンプですよね。
そのパフォーマンスの時間を控え,集まるオーディエンス。
ですが明らかに上から埋まっていく客席。
当時まだ3月ですから日差しを避けているわけではありません。
ほらこうやってシャチが跳ぶじゃろ?
バシャーン!
基本的に座席はどこも水が届く可能性がありますし,
前の列は確実にびっしょびしょに水をかぶります(^_^)
それを狙って最前列に鎮座する強者もいらっしゃいました。
そしていよいよ最奥のエリアは
アシカ・アザラシ類とペンギンが見られる「ロッキーワールド」。
「アザラシの海」にはゴマフアザラシ・ゼニガタアザラシ・アゴヒゲアザラシ
・ワモンアザラシ・カリフォルニアアシカが仲良く同居
(こののんびりぶり見たら,仲良しって言いきっていいでしょ)
この他にも「セイウチの海」「トドの海」と名付けられたプールがあり
アシカ・アザラシ・トド・セイウチが揃っているラインナップ。
遠近法でちょっと大きさが伝わりませんが巨大で長い牙のオスが
なぜかピンク色。そして赤ちゃんが既にけっこう大きかった^^
そしてセイウチやアシカの海は水面下を見ることもできるのですが
これが,アシカパフォーマンスが繰り広げられる
「ロッキースタジアム」(ロッキーワールド)地階の
「ポーラーアドベンチャー」になります。
さあいよいよ,私にとっての恒例のお目当て,
ペンギンたちとのご対面♪
亜南極系のペンギンたち。
冷房環境ですから当然屋内・ガラス越しになります。
やはりここでも活発に泳ぎまわって人の近くにも
よくやって来ていたのがジェンツーペンギン。
名古屋港水族館ではペンギンに反応させるための簡単なおもちゃが
置いてありましたが,ここのジェンツーもこちらが目を引くような
ことをするとよく反応してくれました。
お次はイワトビペンギン。
そして,亜南極ペンギンの雄,キングペンギン。
メスでも雄,キングだけに(ドヤァ)
やはり水族館の屋内展示は明るさとガラス越し(よく水しぶきがついている)の
二重苦で,私の腕ではなかなかいい写真が撮れんです(;^ω^)。
そして,大型の水族館ではペンギンは3種くらいは当然,
ということでこの建物の外側,屋外部分にももう1種,
フンボルトペンギンが。
この頃の季節はまさに繁殖期ということで
ペアでいる個体が多かったですね。そして気のせいかもしれませんが
1羽でいる個体よりも,ペアでいる個体のほうが
くちばしの付け根のピンク部分がつやよく鮮やかなピンクを
していたような気がしました。
本当にざっとですが,鴨川シーワールドについて
見たこと見たものについて書かせてもらいました。
最後にペンギンと同じくポーラーアドベンチャーで見られた
エトピリカを紹介。
他では葛西臨海水族園や大洗水族館にも見られますけれど
今回ここではけっこう近くまで来てくれて至近距離で見られました。
エトピリカというと白い顔の印象が強いと思いますが,
冬毛の季節は黒い顔をしているんですよね。
こちらは若鳥かな。
近くへきてくれるのはいいけれど,ガラスにつく水しぶきを
なんとかできないものかとも(;^ω^)。
同じ3月に行きました油壷マリンパークのときは
開園50周年のお得なプランがあり,それを利用しない手はない!と
行ってきた要素もありましたが,
今回の鴨川シーワールド行きも,この4月から料金が値上げされることもあり
3月までのうちに行かねば!と行った側面ありでした。
その際に,当方車なし・電車の乗り継ぎめんどくさい という私は
東京駅前からのバスと入場券のセットを利用しました。
GOGOチケット
http://www.kamogawa-seaworld.jp/guide/plan/bus.html
現在の料金でしたら,一般料金3000円+バス往復で7700円になるところ
5500円になるというもの。座席指定制じゃないのがちょっと不安でした
(特に帰り)が,満席で乗れないって事態は心配しなくてもよさそうです。
ただ,バスを選んだ場合,今回私は
東京八重洲口前6:40発の始発に乗って朝9時の開場直前に到着するという
ナイスな流れで行くことができましたが,シーズンになると
混雑・渋滞で遅れることはあらかじめ覚悟しておくべきと思います。
(3月半ばの平日に行きましたが,帰りは30分以上遅れたくらいです)
鴨川シーワールド,今月いっぱいは千葉県民感謝月間ということで
千葉県民は入園料が2割引きになりさらにチュロス引換券がつくとのこと。
栃木県民感謝月間も同時開催で,
栃木県民は入園料2割引きと,小人・幼児にスタンプラリーノートがつくそうです。
その後,7月13日からはサマーアクアリウムやナイトステイ,
夏限定のシャチ・イルカのパフォーマンスもあるそうなので
ぜひ行かれてはいかがでしょうか。
鴨川シーワールド
http://www.kamogawa-seaworld.jp/
※エポスカード

全国17の映画館をはじめ,全国4か所の動植物園,そして鴨川シーワールド,新江ノ島水族館,サンシャイン水族館,八景島シーパラダイスなど全国13か所の水族館で割引サービスが受けられます(2019年7月現在)。けっこう人気の館がカバーされているうえ,なかなかの割引率です。