ということで2週間も開いてしまいましたが東京大学の五月祭,後半はそもそもがメインのお目当てである東大水族館の写真,うpしておきたいと思います。
例年,うなぎ丼(パックで販売。1200円くらいだったかな?)が人気で午前中は長蛇の列になるので,売り切れた後に行けばいいやと思って農学部エリアは後回し,午前〜お昼頃は道路1本隔てた赤門エリア・安田講堂エリア・工学部エリアを回っていたのですが,大詰めとなった15時台に行ってみると,これまでうなぎ目当てにできていた行列と同じくらい,校舎の1階入口まで伸びる行列が。(水族館は2階)
これはアカンと,前回紹介した巨大水槽実験場を先に見て,出直すことに。
16時前に並び直したときには若干列は短くなっていましたけれど
それでも50分ほど並ぶことに。
五月祭自体が世間一般に誰でも行ける楽しめる場所ということが認知されてきて
人気企画は長蛇の行列ができる事態になってきてしまいましたね…
さて,かつては「水圏うなぎ屋&水族館」だった東大水族館も
水族館単独で終日大人気を集める五月祭の看板企画となってきたわけですが
変化としてはっきりわかるのがこちらタッチプール。
かつては,
水族館のある農学部3号館の反対側でタッチプールだけやっていました
(水族館に行くための建物の入口が,門からキャンパスに入ってきた人たちにとって裏側にあってわかりにくいので,目印兼案内所みたいな役割もあったのかなと思います)が,今年は水族館のある部屋の手前の,以前はポスター発表的な展示で占められていた一室に設けられ,行列のルートに組み込んだ形。
タッチプールというとプロの水族館でもヒトデ,ナマコ,ヤドカリくらいでだいたいこんなものかという定番生き物が決まっていたりしますけど,ウニやアメフラシ,海藻など,(岩を模したようなものでない)普通の容器だけにバラエティに富んだ生き物をそろえてる印象がありました。
そのほかアニサキスとか,アワビの歯舌の標本なども。
そしてついに到達しました水族館。
パンダウナギ(ニホンウナギ)
(ウミヘビという名前ですが魚の一種です)
グッズも出ておりまして,例年リーズナブルな価格のTシャツは
今年はマンタと東大(というか東京?)のシンボルであるイチョウの葉を
かけたようなおしゃれなロゴマーク的デザイン。大きなサイズが完売でした(;^ω^)
そしてなかなか見事だったのが透明標本。
1個1600円〜2400円の価格設定でしたけど,
市販のキットを使って作ったら薬品代だけで採算オーバーしますから
これはかなりのお値打ちグッズ。
(うちの生物部でも部費稼ぎに透明標本作ろうかって話を検討したんですけど
薬品の扱いが一部危険なのはともかく,メダカサイズの標本をつくるだけでも
薬品代だけで1000円じゃきかないんで,ちゃんと仕入れるレベルで
薬品をそろえないととても学祭で一般の人が買ってくれるような
値段ではつくれないなと。
その経緯をマンガにしてもよかったんですけどね(;^ω^))
高校生以下は半額,1人3本までという制限ながら
何種類かの魚種においては売り切れていました。
正直,制限しないと転売目的で買い占められかねないですものね。
水族館が人気になるのはうれしいですが,
行列で自分が見に行くのに時間を食われてしまうのは痛し痒し。
レゴ部や折紙美術館の人気を考えたらこのくらい当然といえるかもなのですが
来年はどうなるんでしょうか…
■過去の記事
2019年(前半)→ http://ddaisuke.seesaa.net/article/465779548.html
2018年→ http://ddaisuke.seesaa.net/article/460533429.html
2017年→ http://ddaisuke.seesaa.net/article/450349870.html
2016年→ http://ddaisuke.seesaa.net/article/438098609.html
2014年→(1)水圏水族館 http://ddaisuke.seesaa.net/article/397329976.html
(2)いきもの博物館 http://ddaisuke.seesaa.net/article/398073289.html
2013年→(1)水圏水族館 http://ddaisuke.seesaa.net/article/363618031.html
(2)いきもの博物館 http://ddaisuke.seesaa.net/article/363714772.html