2019年05月15日

【メダカ】鑑賞メダカ展示会2019in松戸 行ってきました

5月に入り、令和に入ってもう半月が過ぎました。
大型連休明け後のこの時期というと恒例の行事がございまして今年も行ってきました。

5月12日に千葉県松戸市で行われた鑑賞メダカ愛好会による展示会。
年々盛んになって、品種の多彩さもさることながら展示水槽の見やすさも進化。特に横見用の水槽はすごく写真が撮りやすくてほんとありがたい!
この日は天気もほどよく曇って暑くならず(しかも上見部門には半透明のシート状の屋根が設置),メダカのコンディション的にもいい開催になりました。

今回は撮影した写真446枚の整理が当日中に完了しまして!
当日中のupは無理でしたが中2日でupいたします。

今回見られたメダカは次のような品種たちでした。
おおまかな系統ごとにまとめて紹介。

●赤系統

楊貴妃(ようきひ)
1905鑑賞メダカ展0512 (404)楊貴妃.JPG
ヒメダカより赤いメダカの品種。

オレンジラメ
1905鑑賞メダカ展0512 (367)オレンジラメ.JPG

楊貴妃ダルマ
1905鑑賞メダカ展0512 (134)楊貴妃ダルマ.JPG
ダルマは丸っこく短い体型。

楊貴妃出目ダルマ
1905鑑賞メダカ展0512  (278)楊貴妃出目ダルマ.JPG
出目はその名のとおり,目が大きくて出ている形質。

紅帝
1905鑑賞メダカ展0512 (245)紅帝.JPG
楊貴妃よりさらに赤い,金魚より赤いくらいの赤いメダカ。

楊貴妃アルビノ
1905鑑賞メダカ展0512 (396)楊貴妃アルビノ.JPG
アルビノといえば色素が欠けて赤い目が特徴。

楊貴妃パンダ
1905鑑賞メダカ展0512 (415)楊貴妃パンダ.JPG
パンダはその名の通り,ひとみの周りの虹彩が黒くなり
目全体が黒くなる形質。

ラメ楊貴妃
1905鑑賞メダカ展0512 (428)ラメ楊貴妃.JPG
ラメは部分的に鱗に光沢が発現しきらきらした模様になる体色。

楊貴妃スワロー
1905鑑賞メダカ展0512 (304)楊貴妃スワロー.JPG
スワローはひれの一部が伸長する形質。

楊貴妃ヒカリヒレ長
1905鑑賞メダカ展0512 (448)楊貴妃ヒカリヒレ長.JPG

1905鑑賞メダカ展0512 (453)楊貴妃ヒカリヒレ長.JPG

赤黒の系統

赤ブチヒレ長
1905鑑賞メダカ展0512 (9)赤ブチヒレ長.JPG

女雛
1905鑑賞メダカ展0512 (126)女雛.JPG
半透明鱗,ブラックリム(鱗の輪郭が黒く目立つ)の
オレンジ&黒の二色メダカ。

黒馬
1905鑑賞メダカ展0512 (51)黒馬.JPG
琥珀体色(体色が琥珀色で尾びれの上下などがオレンジ色)で
ブラックリム。
体中央の黒いラインが強く,馬のたてがみになぞらえた品種。


●幹之(みゆき)系統
背中がメタリックに輝く(体外光)品種。

青ラメ幹之
1905鑑賞メダカ展0512 (49)青ラメ幹之.JPG
別名「ブルースターダスト」「星河」

青幹之ダルマ
1905鑑賞メダカ展0512 (2)青幹之ダルマ.JPG

白ラメ幹之ダルマ
1905鑑賞メダカ展0512 (383)白ラメ幹之ダルマ.JPG

黒ラメ幹之スワロー
1905鑑賞メダカ展0512 (409)黒ラメ幹之スワロー.JPG
スワローはひれが部分的に伸びている形質。

緑光幹之
1905鑑賞メダカ展0512 (20)緑光幹之.JPG

月虹(げっこう)
1905鑑賞メダカ展0512 (183)月虹.JPG
青体色でヒカリ体形(菱尾,背びれが尻びれと同じ形),
首元付近に鮮やかな虹彩が見られる。

サンセット極龍
1905鑑賞メダカ展0512 (144)サンセット極龍(幹之系).JPG
青体色の体外光で胸鰭をはじめとした各ヒレに鮮やかな光があるメダカ。
完成形というか,究極といってもいいくらい光っていました。

幹之の究極形というと,ほかに背びれをなくして
背中の光沢が途切れずに続く「流星」
その流星形質とラメ(光沢が部分的に発現してきらきらした形質)が
組み合わさった「天河」などがあるようです。

黄幹之
1905鑑賞メダカ展0512 (150)黄幹之.JPG

黒ラメ幹之
1905鑑賞メダカ展0512 (242)黒ラメ幹之.JPG

黒ラメ黄幹之体外光
1905鑑賞メダカ展0512 (40)黒ラメ黄幹之体外光.JPG

松井ヒレ長幹之
1905鑑賞メダカ展0512 (236)松井ヒレ長幹之.JPG

松井ヒレ長白黄幹之
1905鑑賞メダカ展0512 (162)松井ヒレ長白黄幹之.JPG

天女の舞幹之
1905鑑賞メダカ展0512 (344)天女の舞幹之.JPG

幹之透明鱗
1905鑑賞メダカ展0512 (290)幹之透明鱗.JPG


●二色・三色系

紅白
1905鑑賞メダカ展0512 (35)紅白.JPG

紅白ラメ
1905鑑賞メダカ展0512 (188)紅白ラメ.JPG

三色
1905鑑賞メダカ展0512 (232)三色.JPG

三色ラメ
1905鑑賞メダカ展0512 (110)三色ラメ.JPG

三色体外光
1905鑑賞メダカ展0512 (39)三色体外光.JPG
半透明鱗の朱赤・白・斑の三色体色の体外光メダカ。
赤白黒の錦鯉のような体色に体外光のメタリックは強烈なインパクト!
この展示個体は4匹で100000円の値が提示されていました。

紅白ラメ体外光
1905鑑賞メダカ展0512 (21)紅白ラメ体外光.JPG

白ブチラメ
1905鑑賞メダカ展0512 (30)白ブチラメ.JPG

陶三彩
1905鑑賞メダカ展0512 (132)陶三彩.JPG
琥珀・透明鱗・斑のメダカ。

陶三彩ヒカリ
1905鑑賞メダカ展0512 (330)陶三彩ヒカリ.JPG
ヒカリ体形は,腹側の遺伝子が背側に発現して
背中に腹部のような光沢が発現し,背びれが尻びれのように大きくなり
尾びれの中央が伸びた菱尾になるもの。

雲州三色
1905鑑賞メダカ展0512 (66)雲州三色.JPG
半透明鱗の朱赤・白・斑の三色メダカ。
半透明鱗の三色として一昨年にブレイク。

真田錦
1905鑑賞メダカ展0512 (253)真田錦(三色系).JPG
琥珀・透明鱗・斑

あけぼの(黄)
1905鑑賞メダカ展0512 (262)あけぼの(黄).JPG
半透明鱗の黄,白,斑の三色メダカ。

三色ヒレ長
1905鑑賞メダカ展0512 (200)三色ヒレ長.JPG

唐獅子牡丹
1905鑑賞メダカ展0512 (172)唐獅子牡丹.JPG
琥珀・透明鱗でパンダ目(虹彩が黒く目全体が黒い)

●黄・ブラウン系

クリアブラウンラメ
1905鑑賞メダカ展0512 (266)クリアブラウンラメ.JPG

夜桜(黄)
1905鑑賞メダカ展0512 (256)夜桜(黄).JPG
半透明の黄色体色で全身にラメが散りばめられている。


●白っぽい系統

ピュアホワイト
1905鑑賞メダカ展0512 (84)ピュアホワイト.JPG
白メダカより白いといわれる白体色のメダカ

小雪
1905鑑賞メダカ展0512  (217)小雪.JPG
シルキー体色(クリーム色)の体内光メダカ。

つぼみ
1905鑑賞メダカ展0512 (124)つぼみ.JPG
半透明鱗・シルキー体色・ヒカリ体形

深海
1905鑑賞メダカ展0512 (176)深海.JPG
青体色で,白い容器では腹膜の虹色素胞が青色になるメダカ。
マリンブルーと呼ばれる品種の発展形ということでついた名前でしょうか

白カブキ
1905鑑賞メダカ展0512 (165)白カブキ.JPG
半透明鱗の白・黄の体外光メダカ。
白い半透明鱗には体外光が乗りづらく希少な形質。

ピュアホワイトヒカリダルマ
1905鑑賞メダカ展0512 (275)ピュアホワイトヒカリダルマ.JPG


●ブラック系
愛好家の中では昔から人気で高いステータスがある形質。
かつては黒い品種といえば目が弱くて(スモールあい)
体色の調節ができないために黒い「ピュアブラック」メダカ
しかいなかったのが,今では普通に黒い
「オロチ」「サタン」が主流。

オロチ
1905鑑賞メダカ展0512 (413)オロチ.JPG
メダカやフナなどの魚は川底の色に合わせて色素胞を調整して
体色を明るくしたり暗くしたりする(色素を分散させると暗く,
色素を集めると明るくなる)背地反応を起こすので,色の明るい容器に
入れると黒い体色や黒い斑は薄くなってしまうのですが,
それが起こらない黒体色のメダカ。

オロチヒカリ
1905鑑賞メダカ展0512 (309)オロチヒカリ.JPG

ダルマオロチ
1905鑑賞メダカ展0512 (57)ダルマオロチ.JPG

五式
1905鑑賞メダカ展0512 (285)五式.JPG
ブラック黄金体色でオレンジのひれが特徴的。

サタン(黄)
1905鑑賞メダカ展0512 (394)サタン(黄).JPG
ブラック黄金ヒレ長のメダカ。
ひれの色に黄色が入っているのでヒレ長がよく見えて楽しめる品種。

景虎(かげとら)
1905鑑賞メダカ展0512 (347)景虎.JPG
ブラック体色のスワロー(ひれの一部が伸長)体形。

ブラック系のメダカには「利休」(ピュアブラック黄金)
「武蔵」(ピュアブラック黄金ヒカリ)
「武蔵丸」(ピュアブラック黄金ダルマ)
「小錦」(ピュアブラックダルマ)
「小次郎」(ピュアブラックヒカリ)
「弁慶」(ピュアブラックヒカリダルマ)
「謙信」(ブラックスワローヒカリ)
「信玄」(ブラック黄金スワローヒカリ)
「晴信」(ブラック黄金スワロー)
といった人名からとった名前のつけられた
品種が多くあります。

展示メダカの一部が販売可となっていたほか,別途即売もあり,
そちらは1匹あたり数百円から(6匹3千円とか)の
素人からすると種親価格ってことで,1回300円(5匹まで持ち帰り可,
すくえなかったら3匹サービス)のメダカすくいが超大盛況でした。

私もこの日お迎えしたメダカがさっそく卵をぼこぼこ生みだしてくれて
とてもうれしいです^^


■こちらの愛好会、毎年この時期のほか秋にも展示会を行っていて,
次回は2019年9月8日(日)開催。実際の日程は同会Facebook等参照ください。

鑑賞メダカ愛好会
 Facebook 

日本メダカ協会 JMA Japan Medaka Association
 メダカ文化の発展・振興及びメダカ愛好家の方々の交流を目的として作られた団体
 http://jma-medaka.jp/

日本メダカ協同組合 JMC Japan Medaka Cooperative
 メダカの販売店・関連企業の団体。品評会・展示即売会も開催
 http://nihonmedakakumiai.web.fc2.com/


2019年度版最新メダカカタログ
広島廿日市の業者「めだかの館」さんが出しているカタログ。年々豪華になって今年はB5判228ページ!飼育・選別のポイントや品種・分類の解説も充実。






■関連エントリ
【メダカ】鑑賞メダカ展示会2018行ってきました(千葉県松戸)(2018年09月17日)

【行ってきた】ちょっと変わったね<第36回>日本観賞魚フェア2018(2018年04月15日)

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【行ってきた】 2017日本観賞魚フェア(江戸川区)・メダカ・ベタ・グッピー編(2017年05月03日)

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メダカ展示会行ってきました【千葉県松戸2016】(2016年05月22日)
メダカ展示会行ってきました【千葉県松戸2014秋】(2014年09月15日)
メダカ展示会行ってきました【千葉県松戸2014】(2014年05月11日)
速報 メダカ展示会行ってきました【千葉県松戸】(2013年06月23日)
鑑賞メダカ2012展示会in千葉行ってきました(追記あり)(2012年07月01日)
メダカ飼ってます(2010年08月16日)

posted by ドージマ・ダイスケ at 04:29| 東京 ☁| Comment(0) | 生き物日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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