2019年03月25日

【終了迫る】実質タダでイワトビペンギン王国・油壷マリンパークに行ってきた

春ですね!
本州各地でソメイヨシノも咲き始めました。

さて,先日参加しました「ペンギン会議」,その冒頭で開かれた
ペンギン飼育のレジェンド・降籏眞夫さん追悼の場で
思い出を語られた方々の一人,京急油壷マリンパーク
大ベテラン・中井武さんが,
35年前に9羽から始まったペンギン飼育が降籏さんの助言のもと
イワトビペンギン一筋で現在45羽(他園館出身も含めると
50羽)まで増えていると語っておられました。

それを聞いた私,そういえばまだ行っていないな,
東京近郊で意外と近い,ということで3月中に行くぞ!と行ってきました。

行く際に注目だったのが,京急電鉄の乗車券とセットの
「油壷マリンパークきっぷ」
http://www.aburatsubo.co.jp/news/detail.php?CN=256354 (期間限定 〜2019・3・31)
私がJRから乗り換える品川駅発のものだと
最寄りの三崎口駅まで…往復1940円
駅からマリンパークまでのバス…往復570円,
そして入場券大人1名…1700円
これがセットで,なんと2000円!
1903油壷マリンパーク_00_油壷マリンパークきっぷ_2000円.JPG
往復の交通費だけで元がとれる額ですので実質タダ!で園内館内を楽しめるというわけです。

これに,レストランメニュー(シーフードカレー900円,
まぐろラーメン850円など)が500円で食べられるクーポン,
「よこすか海軍カリーパン」(250円)が150円で食べられる
クーポンなどクーポン4種類
次に来る際には同行者も含め3割引き,
3度目に来る際には無料で見られる特別入場券
もついてくる大盤振る舞い!
1903油壷マリンパーク_00_油壷マリンパークきっぷ_特典.JPG

1903油壷マリンパーク_01_シーフードカレー.JPG1903油壷マリンパーク_01_カリーパン.JPG

これは昨年2018年に開館50周年を迎えた記念の企画ということで
3月いっぱいまで限定の商品
。終了するまでに紹介せねばということで
急いで1週間以内にうpするべく書いております。


さて,そんなお得なきっぷでやってきました,
京急油壺マリンパーク
1903油壷マリンパーク_02_入口.JPG

当日は晴天の多かった3月の中で運悪く曇り時々雨の天気。
ですが,入場してすぐ,とりあえず濡れずに水族館「魚の国」に入れます。
1903油壷マリンパーク_03_水族館.JPG

水族館の見どころといえばまずはチョウザメ
鳥羽水族館や千歳水族館などでも見られますが,
こちらのシロチョウザメは45歳,シベリアチョウザメは43歳とのこと。
あと1種,イケチョウザメもいて,かつては国内唯一の希少種
バルチックチョウザメがいたようです。
1903油壷マリンパーク_10_チョウザメ.JPG

あとはメガマウスシャークの標本
剥製のほか内臓の標本も展示されています。
1903油壷マリンパーク_12_メガマウス.JPG
このフロアにはダイオウイカやウバザメの標本,イルカの全身骨格,
マンボウの原寸模型なども。

1903油壷マリンパーク_13_メガマウス&2階.JPG

2階にはアジやイサキなどが群れなす中を
サメ4種(オオメジロザメ・シロワニ・レモンザメ・トラフザメ)と
ノコギリエイ・ホシエイが泳ぐ回遊水槽
回遊水槽はおたる水族館でも見ましたが,静かな雰囲気の館内を
北の海の魚たちが泳いでいたおたるに対して,ブルーの水槽を
あたたかい海のサメや群泳魚たちが泳ぐ油壷はまた趣があっていいですね。


ここのオオメジロザメは世界三大人喰いザメの一角で
人によってはホオジロザメよりやばいともいわれるサメ。
顔が丸く,えさのとき以外はお気に入りの場所でじっとしているトラフザメ,
個性的な乱杭歯で各地の水族館でも人気のシロワニ,
体が黄色いレモンザメ,
誰が見てもわかるノコギリエイ,
大きくてしっぽが短く全体に丸平べったいホシエイ
そして典型的なサメ体形でグレー体色で大きいオオメジロザメと
特徴のはっきりした種に絞って飼育展示してるのがいいですね。
(3種のチョウザメは全然区別つかなかったですけど…まあ一番大きいのが
 白っぽくて顔がやや丸いのでシロチョウザメかな)

1903油壷マリンパーク_15_ノコギリエイ.JPG
※吻先のギザギザで魚に切りつけてエサをとるノコギリエイ,
 お食事タイムで殺到している魚たちも必死で逃げます。

この水族館も私はバックヤードツアー「裏側ツアー」に参加(500円)。
裏の水温制御機械やろ過水槽(海から採ってきた魚を
慣らしで飼育する水槽としても使用),
そして2階回遊水槽を上から見学させてもらえました。
1903油壷マリンパーク_20_裏側ツアー.JPG

さあ,そしていよいよ私的メインお目当ての
イワトビペンギン
ここのイワトビペンギンは飼育園館が全国で7か所のみの
キタイワトビペンギン。ミナミイワトビペンギンより
冠羽が長くて,ぶっちゃけかっこいいです!
1903油壷マリンパーク_31_TMRイワビー全身.JPG

この日は曇り時々雨なだけではなく,海風が強烈!

TMRevolutionなイワトビペンギンが見られました。
1903油壷マリンパーク_31_TMRイワビー.JPG

1903油壷マリンパーク_32_TMRイワビー.JPG

1903油壷マリンパーク_33_TMRイワビー.JPG

また,ペンギンの飼育エリア「ペンギン島」の
多くの部分にテントがかけられ隠された状態になっていますが
1903油壷マリンパーク_30_ペンギン島.JPG
もう繫殖シーズンが始まっているため。
卵を抱いている様子が見られ,大型連休の頃にはひなが見られるようです。
1903油壷マリンパーク_35_ペンギン_巣のつがいたち.JPG


そして,有料体験の私的メインイベント!
「ペンギンとふれあい」(500円)。
来場者がペンギンにタッチできる催しなんて
フンボルトかケープと相場が決まっていて
ペンギンのなかでも最も気が荒いといわれている
イワトビペンギンとのふれあいなんて一体どんな体験なんだろうと
興味津々で申し込んだのですが,
ペンギン,噛みますw
最初に注意点が説明されたのですが,
・仲間に羽づくろいするようにつついてくることがある。
 そのとき急に手を引っ込めるとペンギンも驚いて
 不測の行動をとることがあるので落ち着いて手を動かすように
とのこと。
この日のペンギンくん,ちょっと日が悪かったのかもしれませんが
明らかに私に対して機嫌が悪かったです(;^ω^)
10名の参加者のなかで最後に触らせてもらい,
スタッフさんに質問とかしながらじっくり至近距離で
見て触ってをさせてもらったのでしかたないですね。


至近距離で顔
「ペンギンは目にハイライト(光沢)が入らない」という
トリビアがあるんですけど,まじで目に光がないですね…
1903油壷マリンパーク_41_ペンギンふれあい顔.JPG

至近距離でフリッパー
1903油壷マリンパーク_42_ペンギンふれあい翼.JPG
意外と骨格標本を見たことある人多いと思いますが
翼に骨があるという事実に違和感を感じるほど
フリッパーはうすいですね。

1903油壷マリンパーク_43_ペンギンふれあい足.JPG
足裏と爪のつけねが黒いんですね。


そしてペンギンとツーショット。
1903油壷マリンパーク_45_ペンギンツーショット.JPG
もちろん顔を近づけて万一目とかつつかれることになろうと自己責任です(^_^)

この手の体験イベントの参加者って大半が子ども(&保護者)
なんですけど,やっぱり噛んでくるのは怖くて
皆びびり気味でろくに触れてませんでした。もったいない…(;^ω^)。
アヒルとかでさえも噛んでくるのはこわい。
子どもを泣かせるようなことが起こったら面倒だし
そもそもそうなるような事態になるてことは動物にストレスなので
園館側としても避けがちなんですけど,
あえて つついてきますが大丈夫 というスタンスで
この企画をやってくれるのはとても嬉しいです。
むやみに怖がるのでもなく,かつ嫌なときは嫌な反応をする生き物を相手に
相手の気持ちを読みとったり,噛まれても意外と大丈夫ということを
体験するのって,単に手触りを感じて終わりというよりリッチな体験だと思ったり。
(もちろん手触りを知るだけでも貴重な体験ですよ)

お手本。いきなり後ろから手をやると警戒してしまうので
前から下から触るようにして,慣れてきたら背中もなでる。
1903油壷マリンパーク_48_ペンギンふれあいお手本.JPG

この場で私,色々お話を聞くことができて,
今年のペンギン会議,私は1日だけだと思っていたのですが
プロ限定の2日目があって,ペンギンのメラノーマの話とか,
温暖化の影響で南極のペンギンに起こった出来事のレポートなど
(あ,これ素人に見せてSNSとかに流されたらやばいやつだ,という題材)
が発表されていたとか,
テントの中で繫殖しているつがいたち,10ペアいるうちの8ペアが
すでに抱卵中であることとか,
「イワトビペンギンは2個卵を産むが1個目は蹴り飛ばして捨てる」
というトリビア,油壷出身のペアでは前例なし(2個目の卵の
ひなしか最終的に育たないのは事実)。
ふれあい体験に起用できるおとなしいペンギンは,
人に育てられた個体がなりやすいとかは特になくて,血統。
35年前に飼育開始したときのオリジナルメンバーが今も1羽存命。
など,興味深い話,勉強になりまくりでした(^_^)

油壷のペンギン勢,
先ほど「イワトビ一筋」と書きましたが,
フンボルトもいるという情報もあり。どこで見られるかというと,
パフォーマンスショー限定なんですよね。
屋内大海洋劇場「ファンタジアム」
50周年記念プログラム
1903油壷マリンパーク_51_ショー_イルカ.JPG

1903油壷マリンパーク_53_ショー_オタリア.JPG

1903油壷マリンパーク_55_ショー_フンボルトペンギン.JPG


このほか,アシカ・ペンギン・イルカ・カワウソのお食事タイムが
それぞれおもしろい見どころがあったり,
カワウソは握手できる体験イベントがあったり(1000円)
けっこう珍しい,ペット同伴がOKだったり
割引やイベントなどの特典があり独特の進級制度がある
「すいぞくかん学園」(年パス付き3000円)があるなど
かなりユニークなマリンパーク。
ぜひまた行きたいと思います。

1903油壷マリンパーク_71_アシカ食事.JPG

お食事タイムにえさをもらいに行かなくても後で持ってきてくれるので
自分からえさをもらいに来る個体はけっこう少ない(;^ω^)。
でも来た個体はひざの上に載ってきたりと積極的。
1903油壷マリンパーク_72_キタイワトビペンギン_お食事.JPG

イルカのお食事タイムはジャンプや尾びれでの水はたきなど
(本当に近いんで十分手加減されてるのですが)
水が飛んできて観客がキャーキャー驚くという
ちょっとしたパフォーマンスで
お食事タイムでありながら意外と盛り上がっていましたw
1903油壷マリンパーク_73_イルカ_お食事.JPG

1903油壷マリンパーク_80_京急車内.JPG
マリンパークと沿線名所推し一色の京急特快車内

京急油壺マリンパーク
http://www.aburatsubo.co.jp/index.php

2019年度「すいぞくかん学園」ご案内
http://www.aburatsubo.co.jp/event/2019gakuen.php


PENGUIN LAND ペンギンたちの国


https://amzn.to/2HS14Dx
posted by ドージマ・ダイスケ at 06:44| 東京 ☀| Comment(0) | このブログについて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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