で,私も先日ツイッターでは触れていましたが,同アニメの再重要キャラであるサーバルがいることで都内では多摩動物公園と並び称される羽村市動物公園に行ってきました。
JR青梅線羽村市駅から一本道を20分弱歩くと団地の間を抜けた突き当たりに正門が。
早朝には地元住民の散歩散策のため無料開放している(動物は見られません)徹底した地域密着の公園です。
ベビーカーで来られた家族連れでもゆったり1時間あれば1周できる手頃な広さ。
サーバルのほか,『けものフレンズ』アニメ関連の動物は10種類ほど見ることができます。

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注目のサーバル(サーバルキャット)は正門から入ってほんのちょっと順路を進んだところに。
ここのサーバル良好な繁殖実績を誇るペアが。
この日私が見ることができたのはペアのうち1頭だけでした。
顔を見ると,オスのタカのほうでしょうね。
1話のカバ,2話のインドサイ,ジャガー,3話のトキ,アルパカ,4話のスナネコ(日本の動物園にはいません)やツチノコ(そもそも動物園にいない),などはいませんが…
第5話に登場するオグロプレーリードッグはサーバルの隣。
アメリカビーバーはほぼ一番奥にいます。
第6話はサバンナが舞台ということで10種類ほどの動物が登場。
羽村市動物公園ではムツオビアルマジロ(アニメではオオアルマジロ),インドタテガミヤマアラシ(アニメではアフリカタテガミヤマアラシ)を見ることができます。
羽村市動物公園の一角を占める「サバンナ園」にはシロオリックス(アニメではアラビアオリックス),アミメキリン(アニメでは第10話で登場予定)が見られます。
ヘラジカはいませんが,同じく角が大きいことで知られるトナカイならいました。
このトナカイ「チョッパー」,「人なつこくて声をかけると近寄ってくるかも」と書かれていたので呼んでみたら,本当に来ました(^_^)。
第7話に登場するアフリカオオコノハズクの「はかせ」とワシミミズクの「じょしゅ」コンビ。
鳥のサイズからいうとワシミミズクのほうが大きいですし,アニメの中でも両者はほぼ対等に会話していたのでどっちが「はかせ」か間違いそうになるのですが,ここで見られるのは「じょしゅ」のワシミミズク。
コンドルやハリスホークのいる猛禽類コーナーにカラフトフクロウと並んで展示。
第8話で物語のメインだったほか,次回予告や主題歌などでレギュラーとなっているペンギンの5人グループ「PPP」(ペパプ)。
羽村市動物公園ではフンボルトペンギン(アニメでは天然キャラの「ふるる」)だけですが,ペンギンの飼育場から振り返ると,他のペンギンたちも一緒に描かれた看板が。
アニメでは5人とも大差ない体格でしたが,ペンギンの姿になるとかなり違いますね。
クジャクやタンチョウなど,鳥類はいずれも檻の柵やさらにネットごしで見なければならない展示になっていて,少し見づらい傾向にありました。
鳥類はこのほかインコ類やエミューなどがいましたが,奥のほうの一角に設けられているニワトリもなかなか見る価値ありですよ。真っ黒な羽色が美しい「クロカシワ」「トウマル」,この日見られたのは特に尾は長くなかったですけど羽の模様が伊藤若冲の絵を思わせる土佐オナガドリ,シャモやチャボなど見比べると面白いですね。
フラミンゴやカモ・アヒルのコーナ−,ここにはなんと58歳以上という国内最高齢のフラミンゴ「ミンごろう」がいます。
中央の,おでこが盛り上がっているのが「ミンごろう」。
上野動物園に1958年からいた記録があり,羽村動物公園には2003年にやって来たそうです。
また,正門から入って最も最初に目に入ってくる園のイチ推しキャラはレッサーパンダ。
屋外屋内スペースとも動物は気軽に歩き回りやすく,見る方も(幼稚園の団体など大勢が広がって)見やすい展示になっていました。
そのほかミーアキャットやワオキツネザルなどお子様たちに人気の動物や,肉食獣ではシマハイエナが毛並みもよくて野生の美しさを感じました。サーバルの隣にいたシベリアオオヤマネコもネコだと思って見るとめちゃくちゃ大きくて迫力あります(けっこう寝てばっかりでしたけどね)
入口近くのレッサーパンダ舎そばにはけっこう拾いスペースをとってモルモットやひよこと触れあえる「ハンズオン」もやっています。
今度の連休,19日日曜と20日春分の日にはニコニコ動画で「今月のいきもの」7時間生中継があったりするので,当日行くのは無理だけど見ることのできる方は覗いてみてはいかがでしょうか。


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