このブログ更新自体ちょっと開いていてしまってましたが
生き物関係のサイト紹介,昨年は1つもupしてなくて1年半ぶりなんですね。
そんな更新の滞りがちな当ブログ,トップ画像は2か月連続で更新。しかも写真+キャライラストという画像で,ちょっと進化した気がします。
前々から,好きなアニメにちなんだイラストを描いてトップ画像に挙げるというのをやってみたかったのですが,初めてやってみたその題材が『けものフレンズ』。

2月上旬放送の第4話あたりから急速に人気に火が付き「すごーい!」「きみは○○ができるフレンズなんだね!」といった同アニメに由来する台詞がネットで流行り,NHKニュース11等でトレンドとして紹介されるなどさらなる大化けが期待されるアニメです。
記憶喪失の主人公や舞台となる「ジャパリパーク」の謎や,けも耳の女の子(フレンド化)として登場する動物たちの性質について考証がきちんとしていて動物番組としても見られるところ,さらには人間とは何か,他の動物と違って何ができる動物なのかを見つめ直すことができる,あるいは登場するフレンズたちの無垢な言葉(砂漠を見て「砂がいっぱいある!」とポジティブに感動する,身体的に劣っていると卑下する主人公「かばん」の他の動物にはない能力を見いだしては褒めるなど)に癒やされるといった数々の楽しみ方が次々と発見・考察され,私も放送開始当初に全くノーマークだったことを悔やみつつ追いかけているといったところです(『魔法少女まどか☆マギカ』や『らき☆すた』,『がっこうぐらし』も同じパターンで4,5話あたりからの参戦でした…)
この『けものフレンズ』,メディアミックスで先行していたネットゲームが昨年のうちに既に終了したり関連グッズの展開がほとんどないなど,人気にも関わらずファンがお金を遣う先がないせいもあって,動物園にキャラクターのモデルとなった動物を見に行く「聖地巡礼」が流行り始めているとのこと。
それを受けて同アニメの公式ツイッターで紹介されたのが今回の本題。


同協会に所属する全国89の動物園および32の水族館で飼育されている動物(哺乳類・鳥類・爬虫類・両生類・魚類・水棲無脊椎動物)が検索できます。
これで検索すると,けものフレンズで主人公と行動をともにするメインキャラのサーバル(サーバルキャット)は,円山動物園,多摩動物公園,東山動物園,和歌山アドベンチャーワールドなど10園(四国4県はいずれもサーバルのいる動物園が存在する)に,独特の風貌と存在感で,同アニメでも第6話に登場してファンのイラストが続々ネットにupされたハシビロコウは上野動物園,千葉市動物公園,伊豆シャボテン動物公園,神戸どうぶつ王国,のいち動物公園の5園で飼育・展示されていることがわかります。

ただし,注意が必要なのは,
このデータベースに登録されていてもコンディションや飼育の経緯により非公開の場合があること(鳥類のトキで検索すると多摩動物公園がヒットしますがここでは非公開エリアでの飼育)
そしてそもそも日本動物園水族館協会に所属していない園は飼育していてもヒットしないということです。

飼育しているチンパンジーをテレビにレギュラー出演させて人気を博していた阿蘇カドリー・ドミニオンが8年前に同協会から退会したことが話題になりましたが,ノースサファリサッポロや掛川花鳥園など動物とのふれあいを前面に押し出している小規模な動物施設に同協会に非加盟のものがけっこうあります。ホワイトタイガーやコビトカバ(ミニカバ)を飼育展示している大阪万博公園のNIFRELも非加盟のため,コビトカバを飼育している動物園を紹介する記事やニュースでは一覧から漏れていることが多いです。

(→pixiv版)
ハシビロコウブームのはしりは上野動物園からだったと思いますが,上野動物園のハシビロコウはどうしても柵や網ごしでないと見られないですよね。協会の検索ではヒットしない掛川花鳥園のハシビロコウ先輩は直で見られる上に,けっこう動いてくれてました↓
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