2016年12月23日

【推し魚2016】印象に残ったリアクションを誘った魚(1)ボロカサゴ

冬至を迎え,明日はクリスマスイブという時期に,寒気ならぬ暖気に上空を覆われて温かい日が続く日本列島。
先月は観測史上初の11月都心積雪を記録したというのに
12月下旬に20℃とかどうかしちゃってますね。

さて,今年ももうあと1週間となったわけですが,
色々な水族館・動物園に行ってまいりました。
昨年は「推し魚2015」として世間的には知名度がほとんどないであろう魚介類5種類を紹介しましたが,今年は,見た人が思わず声を出した魚を,その言葉が印象に残ったものから3つほど紹介したいと思います。

ではまず今回はこちら。
推し魚2016_1_ボロカサゴ.png

ボロカサゴ。
見る人皆,名前を見て,ルックスを見て,名前を見て,同情していくというお魚。

水族館って,そんなにしっかり魚を観察する人ってあまりいなくて,いろいろな魚が泳いでいる水槽を見るときとかカクレクマノミ(ニモ)とかナンヨウハギ(ドリー)とかいった有名な魚以外は,写真付きの魚種名表示を見て探すことがあっても半分くらい見つからず次に行ってしまうってことが多いですよね。

ですが,この魚,パソコンのマウスくらいの大きさで,おとなしくてあまり動かないためけっこう見やすく,小さい水槽で単独展示されるんできっちり100%の人に認識される,隠れた水族館のタレントなんです。

飼育展示している水族館も多くて

東京スカイツリーのお膝元・ソラマチはすみだ水族館のボロカサゴは妖怪感を漂わせる貫禄の面持ち
161223 推し魚2016_ボロカサゴすみだ.JPG


特色ある個別展示が得意なヨコハマおもしろ水族館ではボロだとゴミも体につきやすい?ボロカサゴくん
161223 推し魚2016_ボロカサゴヨコハマ.JPG


アクアパーク品川に迫る西のシャレオツ系水族館・NIFREL(ニフレル)になると,ボロカサゴなのにアッパークラス感あふれるコントラディクショナルなディスプレイに
161223 推し魚2016_ボロカサゴNIFREL.JPG
「ぼろぼろ脱皮する魚」とキャッチフレーズがついていました。


京都水族館では,ひらがな表記でさらなる味わいが
161223 推し魚2016_ボロカサゴ京都.JPG


沼津港深海水族館では,透明標本を展示
161223 推し魚2016_ボロカサゴ透明沼津.JPG


愛知県の竹島水族館にもいたはず…と思って写真のストックを見てみたら,別種のエクスマイヤーズスコーピオンフィッシュでした。
161223 推し魚2016_エクスマイヤーズスコーピオンフィッシュ竹島水.JPG
生きるキン消し,あるいはメキシコみやげのオニキスの置物にありそうな質感です。


ご覧のように体色やボロさにも個体差があってさまざまで,水族館ごとに展示方針にあった個性のボロカサゴを展示していますので,水族館でボロカサゴを展示していたらぜひチェックしてみてください(^_^)。


■昨年の「推し魚2015」!
●2015年推し魚5 (前半) 
  ※ファイアスパイニーイール,フライングガーナード
●2015年推し魚5 (後半)
  ※コンゴウフグ,オオホモラ,ルックダウン

決定版 日本水族館紀行 (翼の王国books)

木楽舎
人魚姫の水族館 1 (ヤングアニマルコミックス)

伊藤正臣/白泉社

※竹島水族館が全面協力
posted by ドージマ・ダイスケ at 11:41| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | ○生き物図鑑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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