2016年10月20日

【4コマ】 ゾウ・サイは何種類?

生き物関連のマンガ紹介を2回はさみまして,今回はキリンの分類に関するニュースについての漫画の第4弾です。どうぞ(^o^)ノ

【4コマ】 ゴリラは東西2種  (09/26) 
【4コマ+α】 ではシマウマは (09/26) 

キリンは4種-4-ゾウとサイ.png

わたしが子どもの頃,40年頃前の図鑑にもマルミミゾウは載っていましたが
(どこが「アフリカゾウ」や「インドゾウ」と違うのかよくわからなかった記憶が)
近年の遺伝子解析でもアフリカゾウ(サバンナゾウ)とは別種という考え
が裏付けられているようです。

アフリカゾウとアジアゾウの違いは,ほかにも
頭の形(正面から見るとアジアゾウは頭頂が左右2つのこぶに分かれている)
鼻の先(物をつまむ突起がアジアゾウには上に1つ,アフリカゾウは上下にある)
背中の形,耳の形・大きさ
性格(アジアゾウのほうが人に馴れやすい)
アジアゾウのほうが毛深い
など,比較してみるとかなりたくさんあるんですよね。
(ひづめの数などは個体差もあり,それだけで両種を識別できるとは限らないようです)

アフリカゾウとアジアゾウの比較(富士サファリパーク)
http://www.fujisafari.co.jp/news/elephant.html

サイのほうは,シロサイとクロサイの違い,名前の由来はかなり有名な話になると思いますが,オランダ語から英語に訳するときに誤訳された(オランダはかつてアフリカ南部を支配しケープ植民地を形成していた)という説は間違いのようです。

オランダ語でワイド=wijd 白=wit

オランダ語を話す人が英語で説明するときに,聞いた側がwideをwhiteを聞き間違えた…だと元の言葉が何語でも関係ないことになりますが,少なくともシロサイはオランダ語でもwitte neushoorn ですし,他のヨーロッパ言語でも軒並み白・黒の名前で呼ばれているということで。

スペイン語などになると,ラテン系だけに学名で呼ぶこともあるようですね。
クロサイは学名Diceros bicornis で「二本角・二本角」,rinoseronte negro(黒サイ)と比べて特別長ったらしかったり意味が難しかったりするわけでもないですものね。

シロサイは現生のなかでは最大の種類で体長約4m,肩高はヒトの身長くらい。クロサイとは別属に分類され,ぱっと見はよく似てますけど系統的にはやや離れた存在とされています。
アジアのサイはインドサイとジャワサイが同属(Rhinoceros属)でいずれも鎧の継ぎ目のような皮膚のしわが特徴的。いずれも角は1本で,インドサイは学名もRhinoceros unicornis (1本角のサイ)ですね。スマトラサイは最も体が小さく体長約3m,角は2本で,現生のサイのなかでは毛深く原始的な特徴をもっています。

posted by ドージマ・ダイスケ at 05:45| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ★生き物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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