2016年05月21日

【行ってきた】水族館・折り紙…東大五月祭2016

5月!昨年は行っていませんでしたがここ数年,行っておりますのが東大の五月祭。
本格的なイベントといいますかサイトも立派で,めちゃめちゃ気合いの入ったエイプリルフールの嘘企画なんかもやったりしています
https://gogatsusai.jp/89/visitor/

今年は14日(土)・15日(日)開催のうち土曜のほうに参加。
大型連休に行った生誕300周年記念伊藤若冲展(東京都美術館)が,連休の谷間を狙って朝イチで行って1時間も並ばずに入れたのに昼過ぎに出た頃にはめちゃめちゃ疲れたので,行くところを絞ってサクサク回るよう心がけました。


まずは恒例 農学部水圏の東大水族館。

160514東大五月祭_水族館0.jpg

毎年お手軽価格で販売される「うなぎ丼」で長蛇の列ができるのですが
私は水族館だけでいいのですいすい入場。


160514東大五月祭_水族館1.JPG
東大農学部水圏生物科学専修の学生さん達が自ら神奈川県三浦半島で採集してきた海の生き物を展示。農学部3号館は農正門の正面突き当たりなのですが,入口は建物の裏側なので,正面側には別途お子様たちも楽しめるタッチプールが設けられていたりします。
160514東大五月祭_水族館ウミタナゴ.JPG
近海の魚としてゴマサバ,ネンブツダイ,メバル,キュウセン,シロギス,ゴンズイ,ハオコゼなどなど…今年も豊富な種類の魚たちが。ウミタナゴ,卵胎生の魚の代表格ですが,今出産中?


160514東大五月祭_水族館2.JPG

トラザメの卵。ふ化後の稚魚もいました。160514東大五月祭_水族館トラザメ.JPG

160514東大五月祭_水族館オオグソクムシ.JPG深海コーナーのある水族館ではもうほぼ必ず展示している定番のオオグソクムシ…どうやって採取したの?

160514東大五月祭_水族館ハコフグ.JPG以前,「水族館ではなぜかハコフグを展示しない説」を立て,検証したことがありましたが,東大水族館には隙はありませんでした。

展示されるのはいいが,なぜかそこはかとなくdisられているハコフグ。
やはり水族館には大事にされない運命なのか
160514東大五月祭_水族館ハコフグ説明.JPG


私といえば,数年来はまっているメダカも押さえている東大水族館。
メダカは実験動物ですから普通にいますよね(^_^)。
160514東大五月祭_水族館メダカ.JPG160514東大五月祭_水族館メダカブラックモーリー.JPG

ブラックモーリーは白点病の研究などに向いていて使われているそうです。

160514東大五月祭_水族館ヌタウナギ.JPG普通の水族館では深海生物の一角扱いでいつも暗い水槽で展示されているヌタウナギ。こんな明るい水槽で見たのは初めてです(写真撮りやすいのでありがたいです)


私は毎回上野のほうから歩いて東大に入るので正門や赤門,農正門の反対側になるのですが,農学部は農正門から入るとすぐのところに知る人ぞ知る観光スポットが。
160514東大五月祭_農学部….JPG
160514東大五月祭_農学部上野博士ハチ公像.JPG
渋谷のハチ公像で有名な忠犬ハチ公,その飼い主である上野英三郎博士とのツーショット銅像。子犬のときに上野博士のもとに贈られてかわいがられていたのはわずか約2年,博士が急逝して以後ハチが渋谷駅に迎えに通ったのはその後10年にもわたったんですね。


さてその後は生き物系を中心に,各箇所に(いつもついつい長居しがちなので)効率よく見るよう心がけて回ることに。

農正門で公式パンフレットを貰っていろいろ見てみると,イラストレーターの中村佑介さんのトークライブ(出版甲子園開催)があるのを発見。会場に入ったのは2時間の予定のうち終了30分前でしたが,ツイッターでのイラスト指導などで見せる熱意が伝わる力のこもった語りがノンストップで展開。私の聞いた時間帯では色の重要性について商品パッケージやロゴ・店舗デザインなど具体例を挙げて強く述べておられました。
160514東大五月祭_中村佑介.JPG
トークは会場撤収ぎりぎりまで30分延長して質疑応答などが行われ,終了時には十数点の原画公開と,カレンダー全員進呈がありました(ラッキー♪)

そして,公式サイトや公式パンフで「ピックアップ企画」として挙げられている4件のうちの1つ
「折紙美術館」を見てみることに。
160514東大五月祭_折り紙1.JPG
160514東大五月祭_折り紙2.JPG
すごいんですが,すごすぎて,本当に1枚の紙からハサミなしで折るだけで作られているのか信じられないというかわからない(;^_^)。解説の張り紙とかチラシとかでその技をその一端でもアピールしてくれたらもっとよかったですね。また,メンバーの人に質問とかしたくても名札とかお揃いのTシャツとか目印になるものが見当たらなくて,お子様指導コーナーにいる人以外は誰がメンバーだかわからなかった…

160514東大五月祭_折り紙3.JPG
と思ってたら,突然テレビの取材がやって来ました。厚切りジェイソンさん,すごくいいリアクションで驚きまくっていて,部長?の人に質問して解説してもらっていたので,放送を見た人は超絶折り紙の秘密がわかったかも。

そのすぐそばを見るとど迫力の地理部の立体日本地図が目に飛び込んできました。
160514東大五月祭_地理部1.JPG
160514東大五月祭_地理部2.JPG
メインの全国地図は制作期間8年,縮尺20万分の1,主曲線間隔100mで1段の厚さ3mm,高さは6倍に強調されているそうです。
巨大直下型地震でたいへんな熊本地方や阿蘇の地形もこの地図でよくわかります。


これらの展示があった法文1号館では以前生き物フィールドワークサークルゆるふわによる
「いきもの博物館」が催されてたんですけど,去年から参加していないようですね。
東大外のサークルみたいなので別の場所に会場を移したんでしょうかね。


160514東大五月祭_LEGO.JPG
東大五月祭名物の1つといいますか,カリスマOBの存在でますます有名となっている
LEGO部にも足を運び(太陽の塔や日銀本館,スーパーカミオカンデなど大物作品があったのになぜこの写真を選んだ),次の目的地へ。

続いて理学部へ足を伸ばし「みょうないきもの展」へ。
カイメンやカイロウドウケツの標本,ウニ・ナマコ・ウミウシ・エボシガイなどの生体展示などのほか
私が目を引かれたのはクマムシの顕微鏡観察。
160514東大五月祭_へんないきもの1.JPG160514東大五月祭_へんないきもの2.JPG

肉眼でもギリ見える大きさなんですね。顕微鏡で見ると,テレビとかでは見たことのある
あの白い半透明のイモムシのような体がうにうに動きながら足で歩いている様子が
今目の前にいる物の姿として見えるのは,なかなかいい体験ですよね。
会場には子どもが大勢で女性も比較的多かった中,「キモい」と言われがちな生のクマムシが
けっこう「かわいい」と言われる比率が多かったそうです。

さらにはスタートの農学部からすると対極の場所にある薬学部棟,
「東大カワウソ同好会」五月祭展示
各地の動物園・水族館で撮影された写真と映像の展示。
ほとんどの所はガラスやアクリル板ごしでないと撮れないのに,
きれいでいい表情の写真が大量に…

そして私の行程のクライマックスは「東大医学部企画」
http://m2_mayfes2016.umin.jp/
160514東大五月祭_医学部3d.JPG
3Dプリンタによる臓器模型,透明マウス標本,心肺蘇生法やAEDを用いた救命体験,内視鏡手術体験
映画,ポスター,講演会に測定コーナー(血圧・骨密度)…。盛りだくさんすぎ(^_^)。

これら,けっこう体力を残して一通り回れました。
理系展示だけでも本当はもっとたくさんあったわけですけど欲を出したらきりがないので…
また来年も楽しみにしたいと思います(^_^)ノ

■関連記事
東大五月祭2014行ってきました(2)いきもの博物館(2014年05月27日)

東大五月祭2014行ってきました(1)水圏水族館(2014年05月18日)

東大五月祭行きました(2)いきもの博物館(2013年05月26日)

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posted by ドージマ・ダイスケ at 02:32| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 生き物日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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