2016年01月30日

【1p】生存曲線・教科書のウソ?!

先週に引き続き,今週も寒い日が続いていますね。

さて前回のUpから日が空いてしまいましたが,生存曲線3部作としまして
教科書に載っている生存曲線の図にツッコミが。
高校で生物を習った人,こんな疑問を感じたことないですか?

moebio160130_生存曲線1以下1.png
moebio160130_生存曲線1以下2.png

※pixivでもUpしております。このブログで読むより少し大きくクリアに見ることができます
 http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=54993764

第一学習社の「生物」教科書ではこの3コマ目のグラフが載っているんですけど
外洋性の魚はこんなふうになりますよね。というか,早死型に分類される時点で
1000から1までの座標だとおさまらないでしょう。どの動物も。
教科書や参考書に出てくる「典型的な」生存曲線のグラフ,
ウソじゃないですか?!

いやほんと,なんで出生時の個体数を1000から始めることにしたのか
なぜそれが今までずっと使われているのか理解に苦しみます(;^_^)。
昔おもにオオカミとノウサギみたいな一地域の哺乳類を
調査の対象にしてた頃があって,そのときに決められたって感じなんでしょうかね…?
(たとえば出生時の個体数を10000にした場合,実際の数がそれより少ない調査対象を水増しさせる方向に換算するのは無理がある)

あとは,3コマ目のグラフだと「平均型」の鳥類・ペンギンが実は「晩死型」の哺乳類・ヤマヒツジとそんな違わない形じゃない?ってことになって都合が悪いからかな(;^_^)。

【4コマ】命の値段と生存曲線?(01/24)
【1p】生存曲線の3タイプ(01/25)

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堂嶋大輔・ 渡邊 雄一郎
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posted by ドージマ・ダイスケ at 21:51| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ★教科書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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