2015年11月03日

【行ってきた】沼津港深海水族館に1年ぶりに行ったらグレードアップしてた(2015秋)

前エントリではチームラボとコラボの新江ノ島水族館に行って来ました話を書きましたが,1年前に初めてえのすいに行ったときと同様,今回も沼津港深海水族館とはしごしてきました。1年でグレードアップしていて驚きました!

前回は江の島寄りの東海道線藤沢駅近くのホテルで一泊して朝から沼津に移動していったのですが
沼津港は魚市場のセリ市が公開で見られる施設ができていて,それも一度見てみたいなと思ったり当日の行動オプションの幅が広がるので,沼津駅近くの宿に泊まりました。

沼津魚市場複合施設INO(イーノ) http://www.numaichi.co.jp/ino.html

沼津港って,駅から2km,歩いて30分くらいのところなんですよね。しかも駅正面の通りをまっすぐ南下するだけ。前回はバスで行った際のルートから少し遠い印象があったんですけど徒歩30分なら十分徒歩圏内。水族館が開くのは10時でセリ市の時間帯(7時頃まで)と間が空くのですが沼津駅周辺の主要ホテルではレンタサイクルのサービスがあるので,セリ市の時間帯に見に行って帰ってくるのが十分可能。

観光用レンタサイクル「ぬま輪(ぬまりん)」貸出中!!(沼津市観光WEB)

完璧な計画だ…。

そして朝。

起きた!

時刻,

朝の,

6時45分!

アウトーーーーー!!

まあ,えのすい行ったことを前回のエントリに書いてうpしたのが午前2時56分ですからね。
151102 沼津朝.JPG
この時刻から3時間寝たら,もうセリが始まる時間になっちゃってるわけで。しかたないですね。

しかも,天気これですし。

昨日までの晴天はどこ行ったんだ?!
(しかも翌日の文化の日はまたも一転快晴ですし。この日一日だけ天気が崩れたんですよね…昨年来た時に富士山よく見える晴天に恵まれたのとえらい違いです(;^_^))


ともあれ,ホテルで朝食をとって,午後の予定段取りも立てて,9時過ぎにチェックアウト。
沼津駅のコインロッカーに荷物を預けて身軽な格好で出発。
ホテルを出たときはどしゃどしゃの降りで,これは持参の折り畳み傘では無理だとコンビニでビニール傘を買ったら,たちまち小止みに(^_^)。この後も一日雨が激しくなることはなく,道中助かりました。

まっすぐ道なりに進んでいくと30分弱で無事沼津港。
151102 沼津朝徒歩1.JPG151102 沼津朝徒歩2.JPG

151102 沼津港着.JPG

※日曜祝日は沼津駅から市場までの無料シャトルパスが出ています。
 参照→
沼津魚市場ホームページ http://www.numaichi.co.jp/
 沼津魚市場ブログ http://numaichi.i-ra.jp/

で,水族館の開館時刻より早めに着いたこともあり,一応魚市場のほうまで足を伸ばして様子を見に行ってみました。
この道をさらに奥まで進んで,突き当たりを右に。
151102 沼津港 魚市場.JPG
写真中央の入口を入ってすぐの階段で2階に。
朝10時前の
魚市場。
151102 沼津港 魚市場2階.JPG

沼津観光Webではオープン時間は16時までとありますが,展望デッキなどを含めた施設への入場時間ですね。セリ市は5時45分〜7時頃までだそうです。月に一度,2階の見学通路からでなく人数限定で間近で見られる日もあるとのこと。

さて,長い前フリになりましたが,いよいよ1年ぶりの沼津港深海水族館!
事前情報としては前回は見られなかったメンダコが今は展示中ということくらいですかね。
頻繁に補充や入れ替えをしていることはSNSなどでも発信されてますが,どうなっているでしょうか。

入場。飛び石連休のすき間とはいえ平日なのに朝一番からしっかり水槽を見る行列!盛況でなによりです(^_^)。
151102 沼水 01左.JPG151102 沼水 01右.JPG


しかし,深海生物は光などの刺激に敏感なので水槽を暗めにせざるを得ない条件下,
ここ沼津港深海水族館は,ホウセキカサゴやヌタウナギみたいに本当に真っ暗に近い明るさで展示しているものもありますけど,他の水族館と比べるとやっぱり全体的に見やすいですね。私のカメラと腕でもけっこう写りますから。
(以下の写真は深海以外の魚も含まれています)
151102 沼水 ミドリフサアンコウ.JPGミドリフサアンコウ



ウミテング
151102 沼水 ウミテング.JPG

151102 沼水 イズカサゴ.JPG

 こんにちは,イズカサゴです。

151102 沼水 キホウボウ.JPG
キホウボウ
151102 沼水 ヒゲハギ.JPG
ヒゲハギ


サケビクニン。 暗い&低温で曇りよけの水膜を流す都合上,見づらい魚の代表みたいなところがありますが,水槽の中に明るさのメリハリをつけることで泳ぐ姿が浮かび上がっていました(他にもたくさんノウハウがあるんでしょうね)
151102 沼水 サケビクニン.JPG

151102 沼水 サギフエ.JPG
深海コーナーがある水族館なら必ずといっていいほど展示されていて雑魚みたいな扱いのサギフエひとつでも,写真に撮ろうと思ったらほとんどの所ではピント合わせもシャッタースピード的にもまともに撮ることできないんですよ…


151102 沼水 タカアシガニvsオオホモラ.JPG
タカアシガニVSオオホモラ &足の間を通過するチゴダラ

ダーリアイソギンチャク。アクアワールド茨城県大洗水族館でも見ましたけど,ここで説明書きに「転がって移動すると言われています」とあり,実際に”回転”していてびっくり。



HPのトップでも「本日メンダコ展示中」の表示がされる目玉展示生物のメンダコ,
その水槽には厳重な「撮影全面禁止」のお達しが。
フラッシュ禁止ではなく。
本当に超デリケートで,これだけの光量で展示しているだけでもなかなかないメンダコですから(以前私が唯一見られたのはえのすいで,小さなのぞき窓から真っ赤な照明で照らされた水槽のメンダコを覗き見る形の展示でした),ここをよくすれはこの点を見やすくしても大丈夫という飼育・展示法が早く確立されてくれたらと思いますね。
今回はメンダコは端のアクリル面より外側でじっとしていたのでその形が全然わからず,普通のタコと区別がつきませんでした(;^_^)。色もマダコとかと同じような感じに見えました


と,1階の展示も魚の入れ替え・配置替えがありましたが,本当に変わっていたのは2階

目玉の冷凍シーラカンスは変わらぬ存在感を放っていましたが
151102 沼水 冷凍シーラカンス.JPG

151102 沼水 パンフ比較.JPG
ハリモグラの部屋が2階に上がってすぐの場所に移動し,昨年タカアシガニ記念撮影会のあった生き物実験室が廃止(トークスペースが1階の駿河湾大水槽向かいの「沼水ラボ」の場所に統合ということですね)。空いたスペースが「深海の世界」というスペースになっていたのですが,これが充実感で,ほかのスペースも展示の密度が濃くなったように思います。
151102 沼水 2階中央2014.JPGBEFORE

151102 沼水 2階中央2015.JPGAFTER


151102 沼水 イガグリガニ.JPGりっぱなサイズのイガグリガニ。割れてるところ(ふんどし?)も栗のいがそっくり(^_^)


151102 沼水 2階ハシキンメ水槽.JPG
この水槽なんかも,ハシキンメエビスダイが同じように展示されていた水槽がえのすいにもあって,ちゃんと見えることは見えるんですけど,奥行があるせいか,ちょっと泳いでいかれると暗くて写真に全然写らないんですよね。また,魚への刺激が少ないということで使われる赤い照明はデジカメで撮るときも色が飛んだりピントが合わせづらくてこれも撮りにくい。
151102 沼水 ハシキンメ.JPG(私の腕で)ハシキンメがこのくらいはっきり写るってすごいと思います。

151102 沼水 エビスダイ.JPG151102 沼水 エビスダイ正面.JPG
エビスダイ。名前の由来には諸説あり,七福神のえびす様が左手に抱えているのがこの魚だと公式ガイドブックにはありますけど,こうして見ると,魚自身がえびす顔をしているからという説を提唱したくなります(^_^)。

1階の駿河湾大水槽にもいたオオホモラがこちらにも。
SFで異星人との戦争で攻めてくるトルーパーのような独特の趣(^_^)。
151102 沼水 オオホモラ2.JPG


151102 沼水 ダイオウグソクムシ.JPGアクティブなダイオウグソクムシ。グソクムシ系は見下ろす感じで見るのが普通と思ってましたけど,ここは水槽が高い位置にあって目線が変わりますね。


151102 沼水 2階透明標本.JPG生体展示の向かいには透明標本の展示が。しながわのアクアパークも品数豊富な透明標本の展示がありましたけど,こちら沼津深海水族館のも深海魚中心の種類と見どころあるサイズで存在感ありましたね。

151102 沼水 透明ダイオウグソクムシ.JPG151102 沼水 透明ボロカサゴ.JPG

151102 沼水 2階乾燥標本.JPGそして乾燥標本のコーナーも。透明標本もそうですけど,これだけのクオリティのものをつくる技術も研究・研鑽されてるんだろうなと思いました(外注ではないと思う)

151102 沼水 乾燥メンダコ.JPG151102 沼水 乾燥アンコウ.JPG


そんなこんなで,前回来たときから1年弱で進化を遂げていた沼津港深海水族館・シーラカンスミュージアム。深海魚にテーマを絞ってるし,建物の大きさからいってこじんまりとした規模でずっといくのかなと思ってましたけど,入場料収入も順調そうに見受けられますし,これから先も期待せざるを得ませんね。

沼津港深海水族館 http://www.numazu-deepsea.com/

沼津市観光Web

151102 沼津 かもめ丸ぬまづ丼.JPG

151102 沼津 かもめ丸.JPG
10時から12時までたっぷり2時間滞在。お昼は,生しらす・生サクラエビ・アジのたたきをてんこ盛りにした「公認ぬまづ丼」をいただきました。しらす→桜エビ→アジの順で,刻みネギしょうがおろしを醤油でといてかけながら食べるのがおいしい食べ方とのこと。生しらすもねっとり味わいがあって,桜えびもフレッシュなおいしさ,アジも鮮度ばつぐんの食べごたえで,これらをアジ干物のだしが利いた炊き込みご飯が引き立てて,プライムタイムの全国放送で複数回紹介されたのもうなずけるおいしさでした。
1300円(税別)のところ,平日ランチ(数量限定)だと900円(税込970円)ということで,思わぬお得価格で堪能できました。


【行ってきた】 沼津港深海水族館(1) (2014年11月24日)
【行ってきた】 沼津港深海水族館(2) シーラカンズミュージアム (2014年12月01日)
【行ってきた】 沼津港深海水族館(3) ガイドブックについて一言(2014年12月06日)
【行ってきた】 沼津港深海水族館(4) 沼津港のそのほか(2014年12月07日)


ここまででお昼の12時半。 この後「行ってきた」話はちょっとだけ続きます。


マンガ生物学に強くなる (ブルーバックス)
堂嶋大輔・ 渡邊 雄一郎
講談社
→Amazon →楽天ブックス
posted by ドージマ・ダイスケ at 18:36| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 生き物日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
記事検索
 

ケイン 基礎生物学
東京化学同人