2007年05月16日

『とめはねっ!』を応援します!

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とめはねっ! 〜鈴里高校書道部 (1)
河合 克敏 小学館
木原アイコン
週刊少年サンデーで柔道部を舞台にした『帯をギュッとね!』,競艇選手が主人公の『モンキーターン』と人気作を連発してきた河合克敏先生が週刊ヤングサンデーに連載の場を移しての最新コミック。

第1巻が出たばかりで,まだ連載も10話強の段階なのだが,前の2作品と同様すごく面白くて,今のうちからチェックしておくことをぜひおすすめしたい。
しかし,このブログのテーマである高校生物とは全く関係のない,書道をテーマにした漫画。
なぜこの作品を推すのかというと…。
なんといってもスポ根とうんちく(書道の知識),ラブコメ要素が
絶妙のさじ加減でふんだんに盛り込まれていて,すごく中身が濃い。
それでいて読み心地は全く重たくなく,
ストーリーはむしろ魅力的なキャラクターの軽妙なやりとりで
テンポ良く進んでいき,読んでいて気持ちがいい。

【あらすじ】
鈴里高校新入生の大江縁(ゆかり)はカナダからの帰国子女だが
内気で見た目もパッとしない,所謂「がっかり帰国子女」。
そんな縁は,新入生歓迎会のクラブ活動説明会で隣合わせになった
同級生・望月結希に胸をときめかせるが,美形な上に1年生にして
柔道の全国大会準優勝を成し遂げる彼女は遠い存在。
一方,そのクラブ活動説明会で揮毫の実演を見事に決めたものの
新入生から全くノーリアクションの憂き目にあった書道部。
部員3名(全員女子)で,1か月以内に5人の部員を揃えなければ廃部
という条件をつきつけられた彼女らは偶然のアクシデントに乗じて
チカンの容疑を着せられた縁と,「期待の新人」縁に怪我をさせた結希を
それぞれ入部させることに成功。
なんたる縁か偶然か,同じ書道部で切磋琢磨することになった2人,
個性的な先輩たちに翻弄されながらも
一歩一歩上達・成長していくのだった−


主人公とガールフレンドの関係がはっきりしていた前2作と異なり
今回はラブ要素がかなり淡く微妙な関係(女の子のほうが高嶺の花)
からスタートするところがストーリーに大きく影響しそうであるが
部活では対等,初心者どうしライバルとして頑張っていくところが
爽やかでいいなぁ(しかも結希ちゃんのほうがユカリに対抗意識を
燃やしまくって,その言動がむちゃくちゃ面白い)。

そして河合作品の真骨頂といえば
なんといっても登場人物が個性的で魅力的なこと。
大江縁…カナダの片田舎プリンスエドワード島で小2から8年間過ごした
 帰国子女(父親は何をしてたんだ?妻には逃げられるし)だが
 内気で弱気な性格とガチャピン風の地味なルックスから
 帰国子女には見えないと誰にも言われる。
 祖母と週2度のペースで手紙のやりとりをし,その祖母の字を
 まねて書いていたことから,とてもきれいな字を書く。
 しかもボーッとしているようで意外とピンチには機転が利く。

望月結希…入学早々,全日本柔道大会で2位になった学校の宝。
 校内で強引に言い寄る男子生徒を投げ飛ばした際に,居合わせた縁に
 怪我をさせてしまい,市の書道大会に参加するための補充部員
 (「4人以上」という規定は偽造)として臨時入部させられる。
 美形だが気が強くて負けず嫌い。書道部では同じ新入部員の縁をライバル視。
 内心女の子らしくない(気が短い,字が太い)ところに引け目を感じていて
 砂浜で波をかぶったり,知らない話に挙手したりと軽い天然ぶりで
 けっこう笑いをとっている。

日野ひろみ…天使のようにやさしい書道部部長。身長150cm。
 まじめで涙もろく,部員不足で廃部にならないか気が気でない。
 性格が正反対の双子の妹・よしみ(ブラック日野ちゃん)がいて,
 そちらは鵠沼学園の書道部部長。

加茂杏子…さほどまじめではない書道部副部長。身長175cm。
 強引・マイペースな性格で,目的のためには手段を選ばない。
 最も色気のない性格だが,ブラを露出したりスカート履き忘れたり
 審査員のじいさんに胸を触られそうになったりとお色気担当も兼ねる。 

三輪詩織…物言いはおしとやかな書道部会計。
 ああいえばこう言うの屁理屈の達人で,彼女が絵図を描いた
 書道部関連の要求には誰もが術中にはまって言いくるめられてしまう。

影山先生…結希やユカリのいる1年3組担任。
 学校の祐筆(右筆)を勤めるほど達筆で書道部の顧問を努めるが
 「ハゲ山」と罵倒するなどの杏子や詩織からのイジメで
 ふだんは部室にほとんど顔を出していない。
 歴史の先生だが中国史オタクで話が長くなり西洋史がおろそかに
 なってしまうことから彼の授業は評判が悪いらしい。


さらに,『とめはねっ!』と当ブログ『萌えろ!高校生物T・II』は共通点が多いのだ。
・マイナーな文化系の部が舞台
 (生物は理系だけど,部活としては文化でしょ?)
・少人数で男子が1人
・女子がブレザーで男子が学ラン
(w)


たったこれだけとはいえ,今どきこのような要素を兼ね備えた
漫画は意外とない。かなりオリジナリティのある設定なのだ。
で,双方のキャラクターを比較してみるとさらに衝撃の事実が!(なーんて)

萌生とめはね相関図

ね?けっこう似てるでしょ?
(真似じゃないっすよ)
これで親近感をもたないほうがおかしいってわけで,
当ブログは勝手に姉妹コミック(もちろん『とめはねっ!』のほうが姉ね)
としてリスペクト&レコメンドしていきたいと思います。

萌生とめはね1コマ

河合先生も小学館もいい迷惑だと思いますが,
ネットの辺境でこっそりほざいてるだけなんで
大きな目で放置・黙認しておいていただければと。



少年サンデー名作ミュージアム『帯をギュッとね!』

『モンキーターン』テレビ東京
 →Amazon(コミック) (DVD) (「モンキーターンV」)


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posted by ドージマ・ダイスケ at 06:43| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ド素人日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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