2013年02月15日

news◇“アサリの浄化力”“ヤモリ式粘着法”に文部科学大臣賞…第11回全国こども科学映像祭

うーん,すごい。

ペン【 〈トピックス〉“アサリの力”“粘着の秘密”に文部科学大臣賞 】
http://scienceportal.jp/news/daily/1302/1302122.html (サイエンスポータル 2013年2月12日)

第11回全国こども科学映像祭(主催・日本視聴覚教育協会、つくば科学万博記念財団、科学技術振興機構、ニューテクノロジー振興財団)の表彰式が9日、東京都江東区の日本科学未来館で行われた。応募のあった小学生部門26作品、中学生部門21作品のうち、最優秀作品として小学生部門で愛知県岡崎市立大樹寺小学校5年の内田悠雅君、中学生部門では東京都八丈町立三原中学校2年の沖山遼斗君、土屋文彦君が文部科学大臣賞を受賞した。

このうち、内田君の作品「海の掃除機 アサリの力 パートV」は、アサリが海水を浄化する最適な塩分濃度、海水温を調べる実験の様子を映像にまとめたもので、三河湾では一年のうち夏に浄化能力が発揮されることをつかんだ。沖山、土屋両君の作品「壁を登る動物の研究U くっつくけどもはがれやすい粘着の秘密を探る」は、ヤモリや昆虫が壁を登る様子の映像や顕微鏡写真を基に足先の構造と粘着の関係を解明し、その仕組みを利用した粘着テープや手袋を考案した。


すごいですねぇ…

こちら→日本視聴覚教育協会 http://www.javea.or.jp/kodomoeizo/
内のリンクで,過去の受賞作品一覧とその動画が見られます。

応募数がそれほど多くなく,また,
今回の最優秀作品2作はいずれも昨年の優秀賞受賞作の
続編だったり,最優秀賞受賞の三原中学校が別の生徒の応募作で
特別賞も受賞したり
ということで人口1億2千万の”科学大国”の大会にしては
こじんまり感というか,もっと盛り上がるべきコンテストではないか
そうなっていないのは科学の甲子園について私がネガティブなことを書いた
ときのようなことがここにもあるのではという感もなくはないのですが
そもそも自由研究を立案・観察実験して考察・発見まで
やりとげること自体が相当難しいことで,それをさらに映像作品に
まとめるとなると全国で小中それぞれ応募30作品に満たない
というのもやむを得ないかもしれません。

身のまわりの自然現象についての疑問を
実験して解明するという一連の自由研究を成立されるなんて
小学生時代の自分には考えもつきませんでしたからね…
学研「観察実験のひみつ」とか学研の図鑑「観察・実験」とか
読んで,お茶の変色を防ぐにはどうすればよいか・お茶を変色させる
要素を調べる などの具体例・研究のプロセスを目にしてるのに。
本人の興味・関心ややる気といった資質とともに,
やり方・考え方を導く指導者・部活などの環境に相当恵まれる
必要があるだろうと思います。

それだけに,映像作品を完成させて応募できるだけでも相当なレベルなわけで
最優秀賞の2作品については概要を読んだだけでも
すごい調査・研究を成し遂げたものだ,さすが2年越し,3年越し
の研究だと唸らされます(研究を継続して発展・開花させることもすごいことです)
ぜひ今年の受賞作の動画も早く見たいものです。(まだupされていないので)

このコンテスト,もう10年以上も続いているわけですから,
NHKミニミニ映像大賞(http://www.nhk.or.jp/minimini/
とかロボコンみたいに世間の知名度・関心や応募数的にもっと盛り上がる,
裾野の広いコンテストになって,日本のサイエンス意識を底上げして
それこそ先日紹介したGoogleサイエンスフェアにも
日本からがんがん挑戦していく素地をつくっていく一助になってほしいなと
切に思います。

日本の小学校の先生はオールラウンダーで
理科を指導できる人がすごく少ない,
むしろ理科に苦手意識を持つ先生がかなり多いというのが実情なので
そのあたりを打破できないものでしょうかね…


【関連記事】
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※今年の応募締め切りは4月30日です。

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posted by ドージマ・ダイスケ at 23:53| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ◇生物番組・ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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