2013年02月09日

本格派生き物雑学まんが!『いきものずかん』

前回の『@nifty デイリーポータルZ』に対して今回は『週刊アスキー』…というつながりもなにもないですが,
(up順は前後しますが,このエントリ,書いたのはミズウオのエントリのすぐ後なんです)
今回はWeb連載の生き物漫画の紹介です。

いや〜,こんな漫画がもう166回も続いているのに今まで知らなかったとは…
週刊連載でもう3年超ですね。不明のいたりです。
(一昨年春までは「ケータイ週アス」掲載だったそうで,それは知りようがないです(;^_^))

ペン週アスcomic いきものずかん晴れ
次項有http://weekly.ascii.jp/comic/ikimono/index.html (週アスPLUS)
とある高校の生物部を舞台に、部員2名、先生1名、そして無数の生物が登場する、“いきもの”好きにはたまらない、ノスタルジック学習マンガ。今シーズンからNEWキャラクターも登場し、ますますパワーアップ! 毎週水曜日更新

2007年に当ブログを始めて以来,いまだ内容やスタイルに試行錯誤を続けている私にとって
これはまさに,描けるなら描きたかった完成系の1つ,ストレートな生き物雑学ギャグ漫画であります!

生物部が舞台ということで,おかっぱ眼鏡っ子の部長格の子と,ゆるふわロングの天然お嬢様という女の子の2人。うちの生物部の部長&副部長のような2人編成ですね。
しかし漫画の生物部ってどうしてこうもマイナー扱いなんでしょうねぇ…。かつて少年チャンピオンの期間限定サイトで公開されていた(本誌でも数回掲載)大熊ゆうご先生の『真々田さんと生物部で』も男女2人きりの会話劇でしたし(舞台が生物室で,生物トリビアと人間関係を絡めた),部費がおりる人数に満たないんじゃないかというか,部活なのに群像劇にならないって?!!と。文化系の部活でも,たいていの部は4,5人は部員いますよ。軽音部とかパソコン研とかESP研とかごらく部とか…orz

それはさておき,『ぱじ』や『星を守る犬』でヒューマン路線での評価が固まっている村上たかし先生が京大在学中にヤングジャンプでデビューした『ナマケモノが見てた』(あと相原コージ先生が『ナマケモノが見てた』や『真・異種格闘大戦』といった傑作をものしていますが)以来,なかなか生物の知識をネタとして前面に出した漫画を商業ベースの娯楽作品として目にすることが少ない今,この『いきものずかん』,貴重な作品であります。

内容としては,なにより上リンクで実際に読んでいただけばわかりますが,すごく本格的な雑学4コマがカラーで週4本ペース掲載。ギャグとしてはライトベタな(毒動物に噛まれるオチの率がすごく高いw)作風で,絵柄や展開も含めとても読みやすいです。墨汁の匂いのしそうな作風の『害虫女子コスモポリタン』(→感想)と好対照といえましょう。


本いきものずかん 2 (電撃コミックス EX 150-4) もりちか/アスキー・メディアワークス→Amazon

これは書店で買って応援せねばと,仕事帰りに,最寄駅で比較的コミックに強い店に立ち寄りましたよ。
2巻しか置いてなかったのでとりあえずそれを購入。(;^_^)

事前にAmazonで仕様を見たところ,128ページとのこと。
現在サイトで公開されているのが84回以降だから,83回までで既刊2巻分ということ?約40回×4本→もしかして1ページ1本の構成?まあ『ハカセといふ生き物』(→レビュー)でもそうだったし,カラーならしゃーねーかな,と思っていたのですが,
そうではありませんでした。

巻頭,つるっつるの白い紙で「単行本用,描き下ろしカラーページ!」
が4ページ。
…ってことは,それ以外のページは白黒でした。
つまり白黒128ページ+カラー4ページという構成ですね。
せっかくカラーで描かれた作品なのにもったいない思いが禁じえませんが,それを補ってあまりある,1ページあたり2本の4コマ漫画がおさめられたその読み応えといったら!有袋類ネタ三昧のオーストラリア旅行の章や海辺の夏合宿の章など,おさめられた6章の内容は情報満載。ページ数からは想像しなかった,まとめて読むことで感じるボリューム感でした。奥付を見ると,監修として千葉県立中央博物館や東大総合研究博物館などの先生の名前がずらり6人も!こりゃあ素人が太刀打ちできないわ…。
A5判と文庫サイズの漫画本に比べるとやや大きい(電撃コミックスでは通常)寸法なのですが,それでも1字2〜2.5ミリの小さい字でセリフを入れなければならないくらいの情報量。

どんな生き物でも「食えるか否か・どんな味か」という切り口を1つ持ってるのも強いなぁ…。
ザリガニ料理は殻付きに限るとか,オーストラリアのベジマイトやらウィチェッティグラブやらミツツボアリ,メダカの季節による味の違いやら…

ということで,キャッチコピーの「ノスタルジック学習マンガ」の意味はよくわからない私ですが,おそれいりますというばかりの良作ということで紹介させていただきます。




こちとら足掛け6年,あちらさん通算166回も続けていますと
同ネタを扱うこともございます。
●いきものずかん第135回 こんな生物が田んぼに居るなんて知らなかった!
  http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/094/94907/
●萌えろ!高校生物T・U 春はEBIちゃんの季節(後編)16ページ! ※前編もあります
  http://moe-biology.seesaa.net/article/123302256.html (p1〜16のインデックス)
  https://ddaisuke.up.seesaa.net/image/CBA8C0B80920A5ABA5D6A5C8A5A8A5D3A3B2.pdf (pdf)

●いきものずかん 136回 ミジンコって、こんなに種類がいるんだっ!!
  http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/096/96083/
●萌えろ!高校生物T・U ミジンコの豆知識
  http://ddaisuke.seesaa.net/article/135661290.html

●いきものずかん 2巻巻頭描き下ろしカラー
  「モテファッション」(内容は,本書をお買い求めくださいm(_ _)m)
●萌えろ!高校生物T・U クジャクのモテ要素
  http://ddaisuke.seesaa.net/article/123038637.html

てなわけで,あちらは絵も監修もプロですが
スタートはこっちが先輩。切磋琢磨というとおこがましいですが
自分なりに負けない漫画描いていきますえ!

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posted by ドージマ・ダイスケ at 08:35| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ・アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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