2012年10月28日

ぜんぜんもう一度じゃない『もういちど読む数研の高校生物』

icon_kihara nika.JPG
いや,ひさしぶりになるな。このブログ,高校生物の参考書・問題集の紹介も重要な要素なんだが,この春に新課程が始まってから全然だな。

※小学は平成23年から,中学は平成24年から全学年一斉切り替え,高校は平成25年の新入生から新課程に切り替え。ただし数学と理科は平成24年から先行切り替え。小中は平成21年から移行措置として新課程導入による学年移動による未履修の内容が生じないよう調整した授業を行う。

icon_fumie_niko.JPGここまでの紹介エントリはこの2件ですね。

ペン新課程参考書・『チャート式』vs『シグマベスト』vs『マイベスト』(2012年04月23日)
ペン新科目「生物基礎」!『必修整理ノート』vs『書き込みサブノート』(2012年04月08日)

icon_kihara nika.JPG
今回紹介するのはこの本だ。


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本もういちど読む数研の高校生物 第1巻

数研出版(2012/09)


icon_suzu_hoo.JPG
昔の本ですか?


icon_kihara nika.JPGなんかモノトーン調のデザインにカラー写真をはめこんだ表紙で「もういちど読む 数研の高校生物」というタイトルから,昔の教科書を復刻したのかなと思わせるが,実はこの本の内容の教科書で過去に高校の授業を受けた人間は1人もいない。


icon_morino.JPG
というと?


icon_kihara nika.JPG
この本の内容,この春から始まる新課程の内容に対応したものになっているんだ。日本の教科書は10年程度で文部科学省(旧文部省)の学習指導要領が変わって教科書が改訂されるんだが,特に生物は他の教科・科目に比べて変更が多いんだ。用語なんて同じ学習指導要領の間の小改訂(これまで3〜4年間隔で行われてきた)でもちょこちょこ変わったりする。カルビン回路→カルビン・ベンソン回路,電子伝達系→水素伝達系→電子伝達系 とかな。


icon_suzu_hoo.JPGなるほど


icon_mikari_niko.JPGしかも,新過程の生物科目は『生物基礎』と『生物』がありますけど,今年始まったのは『生物基礎』だけで,『生物』の範囲は教科書がない,この本はその範囲まで収録しているんですね。


icon_kihara kora.JPG『生物基礎』も過去の生物科目から変更・削除・追加の内容が多いが,『生物』の範囲は分類学の分野が大きく変わっているし,細胞の範囲で細胞骨格,生態の範囲も生物多様性について触れるなど新たに加わった内容も多い。
また,30代後半以上の年代は高校の教科書は2色刷だったのだが,この本は実際の教科書より地味な体裁になっているものの図版や写真は新課程教科書と同じ4色カラーだったりする。


icon_fumie_niko.JPG
「もう一度」じゃなくて「最新の」生物教科書なんですね。


■目次
第1編 生物と遺伝子
  第1章 細胞と分子
  第2章 遺伝子とそのはたらき
第2編 生殖と発生
  第3章 有性生殖と生物の多様性
  第4章 発 生
第3編 生物の進化と系統
  第5章 生命の起源と進化
  第6章 生物の系統
※過去の『理科T』生物分野に近い構成ですね。
 当時の教科書では物理・化学・地学と合わせて1冊だったので,
 この範囲は100ページに満たなかったのですが,この本は272ページ。
 単純計算で約3倍増の内容!また高校生物の残りの範囲について第2巻に続きます。


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posted by ドージマ・ダイスケ at 06:19| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 【参考書・問題集】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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