2012年04月08日

新科目「生物基礎」!『必修整理ノート』vs『書き込みサブノート』

icon_kihara kora.JPGいや〜,いよいよ桜も満開,新学期だな!
高校は平成25年から新指導要領になってカリキュラムが変わるんだが,
理科と数学は脱ゆとりで1年早い今年の新入生から科目が変わるんだ。

icon_fumie_niko.JPG理科は,今の生物IとII,化学IとII,物理IとII,地学IとII,
    理科総合A,理科総合B,理科基礎
 の11科目から
    生物基礎・生物・化学基礎・化学・物理基礎・物理・地学基礎・地学
    科学と人間生活,理科課題研究
 の10科目に変わるんですね。
数学は,T,A,U,B,V,Cの6科目からCがなくなるそうです。
  (ほか,数学基礎がなくなり数学活用が追加)
icon_mikari_niko.JPG
それで,今回は新課程用の参考書・問題集の紹介というわけですね。

icon_suzu_niko.JPG
このコーナーひさしぶりです!

icon_kihara nika.JPGうむ。この春の新入生が履修する科目は
「生物基礎」「生物」ということになるのだが,
「生物」は「生物基礎」を履修した後の科目になるので来年からになる。
というわけで,今,書店には生物基礎のもので
次のようなノート形式のものが出ているな。

_120408 必生ノ生基礎_カバー.jpg_本生物基礎の必修整理ノート 新課程版
 (要点を書き込むだけで覚える)

文英堂
 →Amazon
 →楽天ブックス
__本生物基礎 書き込みサブノート
山下 翠
旺文社
 →Amazon
 →楽天ブックス
__本よくわかる生物基礎問題集【新課程】 (マイベスト問題集)
赤坂甲治
学研教育出版
 →Amazon
 →楽天ブックス

icon_mikari.JPG上の2つは「生物I」のものが出ていて,
このブログでも紹介しましたね。

ペンZ会「参考書の参考書」を斬る(1) サブノートvs必修整理ノート(2007年03月27日)
ペン【問題集】『サブノート生物1』改訂(2008年06月19日)

icon_kihara kora.JPGうむ,「生物基礎」版も,中身の構成はどちらも生物Tのものを
踏襲していて(サブノートは著者が大森徹先生から山下翠先生に交代してるがな)
互いによく似ている。
メインの解説文が穴埋め問題の形式になっていて,
重要語句などを書き込むことで“参考書”が完成するスタイルだ。
変則2段組で傍注が入る体裁や,
行間に赤文字で補足が入るところも全く同じだな。

■必修整理ノート生物基礎(文英堂)
120408 必生ノ生基礎_内1.jpg120408 必生ノ生基礎_内2.jpg

■書き込むサブノート生物基礎(旺文社)
120408 サブノ生基礎_内0.jpg120408 サブノ生基礎_内1.jpg

icon_fumie_niko.JPGそれぞれ章末に練習問題(サブノートは「ステップアップ問題」)があって,
必修整理ノートはさらに編末に「定期テスト対策問題」があるわけですね。

icon_mikari.JPGメインの解説部分で「重要」「POINT」という小さな囲みが
あるけど,必修整理ノートの「重要」は
1ページに1個くらいの割合で,小項目の後に
その解説の中で書かれた内容の重要部分をワンポイントで抜き出す感じ,
サブノートの「POINT」は,解説文の重要な部分を
枠で囲んだ形ね。だからときどき穴埋めの空欄も入っているし,
すべて図が入っていてその図も比較的細かいものになっているね。

icon_suzu_niko.JPG生物の実験・観察関連の内容は,
必修整理ノートは各単元の解説のページの中に囲みで入っていて
書き込みサブノートでは章末に1実験1〜2ページの大きさで扱ってますね。

icon_fumie_e.JPGそれではこの2冊は,一番どこが違うのでしょうか?

icon_kihara kora.JPG扱う内容の範囲だな。
「生物基礎」は,細胞と代謝,DNAと形質発現,生態といった
3つの分野から成るが,どれも基本的な内容までしか扱わないんだ。
なんといっても2単位しかない科目だからな。

icon_mikari_fuun.JPGそれ以上の内容は「生物」で習うわけですね。

icon_kihara uun.JPG生物基礎の教科書では発展的内容として「参考」「発展」などの名で
囲み記事でなら検定を通るので「生物」の内容もけっこう
入っているけどな。とても時間が足りないから授業ではやりきれないだろ。

icon_suzu_hoo.JPGということは2つのノートはどう違うですか?

120408 必生ノ_書サブノ厚.jpg
紙の厚さも書き込みサブノートのほうが厚いので本の厚さの差はページ数の差以上。

icon_kihara kora.JPG書き込みサブノートのほうが踏み込んだ内容を扱っている。
ページ数からして本冊144対96でボリュームが大きく違うしな。
教科書の本文の範囲どおりでは内容が薄くなりすぎるから
必修整理ノートも詳しめの内容を扱っているが,項目として
範囲を超える部分には[発展]マークをつけて区別できるようになっている。
書き込みサブノートは予備校の先生が書かれただけあって
受験対策で使うには内容が充実しているといえるが,
新1年生が予習復習やテスト対策に使うには,範囲外の内容が
多すぎて使いづらいかもしれんな。

icon_fumie_niko.JPGまた,個々の事柄も,書き込みサブノートでは行数を使って
“流れ”を説明するなど丁寧な部分が多いのに対して
必修整理ノートは全体的に簡潔にまとめているところも
ボリュームが違う理由かも知れませんね。

icon_suzu_niko.JPG各単元が2ページ(一部は4ページ)と見開きでまとまっていて
説明は簡潔…読みやすさでは必修整理ノート
くわしさでは書き込みサブノートってことですね。

icon_morino.JPGで,もう1冊はどうよ?

icon_kihara kora.JPG
学研の『よくわかる問題集』は,B5のノート判の判型だが,
各単元の冒頭に1ページのまとめが入って,その後に問題のページが続く
普通の問題集と考えたらいいな。レベルは基本〜標準クラス,
実験・観察関連は章末で扱っているのは書き込みサブノートと同じだな。
学研は生物Iで書き込み式の
『参考書になるグッジョブノート』を出しているが,生物基礎はまだのようだ。

icon_morino.JPGそうか。


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posted by ドージマ・ダイスケ at 18:33| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 【参考書・問題集】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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