2012年03月28日

news◇J・キャメロン監督・超深海の旅

26日の夜,『AKIRA』『童夢』などで知られる
大友克洋先生の原画展『GENGA展』の宣伝を兼ねて仲の良い漫画家先生たちが
USTREAMで酔っぱらい座談会をされていて,江口寿史先生などが
いろんな同業者などをdisるという無茶苦茶笑えるくだらない放送になっていたのですが
その中でなぜかスピルバーグ監督やジェームス・キャメロン監督も
槍玉に挙げられていて,ちょうどその折,飛び込んできたニュース。
けっこうさらっと報道された感があるんですけど,すごいですねこれ。



世界で最も深い南太平洋マリアナ海溝の最深部って,
宇宙旅行みたいにワクワクする,自分だけが生で見ることのできる
世界への冒険ですけど,
宇宙旅行みたいに何かトラブルが起こったら帰ってこられない
危険な旅行じゃないですか。

だから中川翔子さんがJAMSTECの「しんかい6500」に載って
番組収録を行ったときも,深海の生き物たちの貴重な映像はもちろんのこと,
若い女性が楽しんでいる姿を放送に乗せて世の中に広めたことも
日本が行っている研究調査を身近に感じさせるという点で
けっこう意味があったと書いたわけですが,
そのときの5千mというのもとてつもない深さだったのに
さらに約2倍ですからね…

「しんかい6500」でも世界トップレベルの潜水調査船なのに
1万mってねぇ…。どこやらの国が今ものすごい勢いで
3千m,5千m,そして7千m潜れる有人潜水艇の開発※蛟竜号
を進めてますけど事故ったら闇に葬る前提で…いやいや 

ともあれマリアナ海溝への潜水は単独では世界初って
さらっとギネスブックに載って当然クラスの偉業やっちゃってるわけですもんね。
前回2人チームで行われた同海域の探査も1960年以来って
軽く半世紀行われてなかったわけですから
本当に人類の誰もほぼ見ていない世界に行ってきたわけですね。

しかしまぁ…そりゃ潜水艇の設計的には1人でも少ないほうが
作りやすいわけですし,運転もそんなに複雑ではないでしょうが
やっぱ1人ってのは心配だと思うんですけどねぇ…

こんな調査や潜水艇の開発はそれこそ国家レベルの事業だと
思うのですが,それを民間の個人がやったのもすごいですね。
国の事業だと逆に,1人乗りはちょっと…とか,
そこまでの超深海に耐えられる潜水艇を造って潜らせるだけの
莫大な資金をかけても逆にいえばそこしか潜る場所がないのだから
3千mクラスの艇を造って色々な地点を調査したほうがいいなど
さまざまな制約が出てくるでしょうね。
さすが,『タイタニック』で巨大セットに私財を投じて成功した
キャメロン監督の面目躍如といったところでしょうか。
宇宙旅行も深海も,お金のある個人,民間がリードする
時代に入ろうとしているのかもしれませんね(ある意味超格差社会だからこそ?)。

それにしても,
1万mもの深海,目的地の海底まで沈んでいくだけでも
いったい何時間かかったんでしょうね。
そこからさらに海底で数時間過ごしたっていうんですから
JAMSTECではこんなこと絶対無理ですね
(就業規則の問題なんですけどね。往復だけで勤務時間をオーバー
 してしまうという(;^_^))
あと,トイレはいったいどうしたんでしょうね(;;^^)

で,キャメロン氏は科学調査用のサンプル採取や写真、
動画の撮影(もちろん3Dだそうで)を行い,
超貴重な未踏査の領域からのデータと標本を持ち帰ったとのこと。

いやぁ…本当すごい。
この潜水で得た成果が,どんな形で公開されるのかわかりませんが
世界的な話題大作を連発してきた映画監督だけに,
世界をあっと驚かせる映像の形で発表されるのかしら?

「いえ,個人的に楽しみます」とか,
深すぎて逆に何もない殺風景な風景を3Dで延々と見せられるなんて
オチをつい考えてしまうお笑い体質の私ですみません。


ジェームズ・キャメロン、1人乗り潜水艇で世界最深部単独潜航
〜YouTube/AFPBB News

※この動画見ると,すごいことしたというより,すごくあっさり
 普通のことやったっぽく見えてしまうなぁ…(;^_^)



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posted by ドージマ・ダイスケ at 04:28| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ◇生物番組・ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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