2011年05月14日

ハチの巣駆除リポート(2011.5.4)

先日のエントリで,5月の連休中に生物ネタがあったと
書きました。もう連休明けから1週間たってしまいましたけれど
生物ネタとして季節的にもじゅうぶん賞味期限内ですので
うPしたいと思います。
(うちのPCめちゃ重いんで写真調整トリミングとかするだけで2時間とか
 漫画作成のために漫画の更新を控えている意味が全くないという)

110514 ハチ駆除01探索.jpg
地域で祀られているお地蔵様にハチが巣を作ったと住民から通報があり,捜索が始められた。
足元の戸板を外した中には巣は存在しなかった。ハチの羽音は上の祭壇下から聞こえてくるようだ。

110514 ハチ駆除02発見.jpg
発見。

奥のほうにびっしりと巣が作られているのがお解り頂けるだろうか。


110514 ハチ駆除03吸引.jpg
用意した掃除機でハチを吸い出す。
このため現場にジェネレータ(発電機)は必須の器材だ。

ここでお気づきの方もいるだろう。

そう,ハチの巣の被害や駆除といってまず想像される,
スズメバチやアシナガバチの駆除と様子が違う。

ハチの姿が写真に写っていない。
そして写真から雰囲気が伝われば幸いだが,
撮影したブログ主は防護の用意など全くせず,
Tシャツ姿で首にタオルを巻いた程度の恰好でのんきに
この現場に立ち会いコンパクトカメラで撮影を行っていたのだ。

なぜそのようなことが可能だったのか。

もちろんブログ主が呑気者で楽観視が過ぎるというのが
一番の理由であるが,もう1つ,

110514 ハチ駆除04巣断片.jpg
そう,この巣はミツバチ,それもニホンミツバチの巣であったのだ。
基本的にニホンミツバチは個別戦をしない。巣に侵入するような敵に対して集団で攻撃する場合以外は,よほど危害を加える相手でなければ刺すことはないのだ。
この巣からこぼれるような天然の蜂蜜を私も舐めさせて貰ったが,果物のような素晴らしい香りがした得も言われぬ味であった。

110514 ハチ駆除05巣箱.jpg
ということで,先程掃除機で吸引された蜂たちは掃除機に内蔵された網に回収され,

110514 ハチ駆除06.jpg
用意された巣箱に投入された。

110514 ハチ駆除07投入.jpg

  ドバー。

110514 ハチ駆除08巣室.jpg

ニホンミツバチは警戒心が強く,強制的に巣箱に移しても逃げてしまうことが多い。そして巣箱に定着させるために必須なのが女王蜂を入れること。この女王蜂を漏らさぬよう,どんなに多くの蜂をすでに入れたとしても,また,掃除機に吸われた衝撃で一見戦力にならないようなふらふらした個体も多く見受けられるのだが,このような,投入の際にはみ出したりこぼれ落ちた蜂も含めて極力1匹も残さず巣箱におさめるのである。
蜂たちには,この幼虫たちを新たな仲間(同じ巣の働きバチはすべて姉妹同士)として育て上げるべく,この巣箱に定着してほしいものである。
110514 ハチ駆除09塵.jpg

手前の新しい巣を取り出した後には古い巣や大量の屑が残された。

110514 ハチ駆除10戦死者.jpg

その中には体重でミツバチの数十倍はあろうスズメバチの死骸も。ニホンミツバチは集団で巣に侵入した外敵に立ち向かう。このスズメバチたちもミツバチの幼虫などを獲物にすべく巣を襲い返り討ちにあったのであろう。


こんなでした。
ニホンミツバチはおとなしいので,何十匹とまわりを飛んでいたのですが
巣の1〜2mほどまで近づいたりしても1度も刺されずにすみ
珍しいものを存分に見学させてもらうことができました。
あの巣箱,その後出入り口を完全にふさがれた状態のまま移動先で1晩置いて
おかれた後,幅3〜4mmの出入り口を開け,巣作り(蜜作り)を
期待されることになるわけですが,ミツバチは巣を拡充していって
くれたのでしょうか。実は現時点で私も知りません(;^_^)


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posted by ドージマ・ダイスケ at 21:06| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 生き物日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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