大山鳴動しましたが,本日は科学的意味はこれより小さいかもしれないですが
社会的インパクトははるかに大きかった,
ちょっと懐かしい最近のニュースです。
(ギズモード・ジャパン)
(英デイリーメール 11/30付)

いくら人から見たらどれも同じように見えるヒツジの顔だからって
これはあまりにもそっくりすぎですね(^_^)
デイリーメールの元記事にある「reborn!」をどう訳すか
「復活!」とか「再生!」とか,はたまた「転生!」とか
いろいろ考えたんですけど,結局ギズモードのゴシップ夕刊紙的な
「生きていた!」をそのまま使ってしまいました。(;^_^)
1996年に世界で初めて,成体の体細胞から得た核から生まれた
クローンヒツジの「ドリー」は
世界で最も有名なヒツジとなったわけですが,
今はもうこの世にはいません。
それが実は,全く同じDNAを持った「ドリーズ」が現在4頭も健在というニュースなんですね。
この4頭の新ドリーたちは,元祖ドリーをつくったのと同じ
乳腺細胞を解凍してつくられたそうですので,関係としては
年の離れた5つ子(もっと増えるかもしれませんが)の4頭と
いったところでしょうか。
元祖ドリーはヒツジ肺腺腫や関節症を患い6歳で安楽死に。
体細胞の染色体は細胞分裂を行うたびに端っこのテロメアという
部分が短くなっていき,これが老化と関係があるともいわれており
ドリーはテロメアの短くなった核から生まれたため
生まれながらにして核を提供した成体(14歳)の年齢分,
年をとっていたんじゃないかなどと言われていました。
元祖ドリーより10年後に生まれたこの4姉妹(ドリーは雌),
クローン技術の進歩で3歳半になった今もすこぶる健康体,
クローン発生の成功率も向上し,
元祖ドリーのときは277個の卵→29個の胚→1頭誕生 だったのが
新ドリーズの場合は,それぞれ5頭の胚から1頭得られたようです。
これは…。
こんなふうに着実に研究が進展している様を見ると
こっそりどこかでヒトへの応用を目指す研究が進められているに
違いないと思えてしまいます。
(一番小説や漫画でありがちなケースは不老不死を願うどこぞの富豪が
老いたときに新鮮な臓器を移植するスペアとして自分のクローンを
つくっておくというパターン。幹細胞を使った再生医療という手も
考えられるんですけどね(^_^))
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