ラニーニャ現象の影響で,夏の猛暑から冬は逆に
けっこうな寒さになると聞いていたのですが
12月に入って逆にあたたかくなっている気さえしてしまいます。
さて12月だろうが8月だろうが季節に関係なく
年中活動,目にすることができるのがカラス。
微妙に時間がなくて,前回のUpからすぐ
続きをやるつもりだったのですが3日ぶりの更新です。
どうぞ! (^o^)/




http://mainichi.jp/select/science/news/20101111k0000e040011000c.html
新キャラ?リアルなカラスが登場しましたが
レギュラー化の予定は全くありません。(^_^)
カラスは顔写真見てヒトの男女が見分けられるんですね〜。
人間はカラスの雄雌なんて全然わかんないのにね。


で,人間の世界を観察する際に,どこでどう個体識別を
するのかというね。
まず見た目の差が大きいのは服装ですよね。
しかしこれを目印にした場合同一人物でも日替わりで
見た目が変わってしまう。
宇宙からやってくるくらいの知能と技術があって服がわからない
なんて,常識で考えたらそんなばかなことはありえないですけど
いろいろ考えてみるわけですよ。


霊長類の生態研究で日本の霊長研は長らく世界をリード
してきたわけですけど,それは群れの中のサル1頭1頭を
顔で区別するという発想が欧米の研究者にはまるでなかったから
という話がありますね。
ヒトを他の動物や生物とは全く異なる別格の存在と考える一神教の
人たちは,サルの群れなんか見たら全部同じに見えて1頭1頭
区別するなんて考えられない,だから群れの構造や機能も調べようがない…
ということだったようです。
(馬を飼ってたら自分のところの馬くらい見分けがつくだろうし
霊長類だってその気になれば可能だったと思いますけどね)
カラスも,彼らにとって人間は利害関係のある生物のトップでしょうし
男女や年齢を読み取ることは生活に直結する情報たりえますから
見分ける能力が発達したんでしょうね。

大きな群れをつくる鳥など,個体識別能力が発達していると
思うのですが(自分の子を探し出す際など)その際に
目で見分けるのか声で認識するのかいろいろな手段が考えられますね。
さて今回のカラスシリーズ,一応まだネタはありまして
今週中にたてつづけにUpする予定だったのですが,
来週にまたがっちゃうな…
次回につづきます。

ついでに1クリックいただけましたら…
よろしくお願い申し上げます。<(_ _)>
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