2010年09月02日

●ウナギは泥から生まれた泥太郎?

まだまだ暑い日が続きますが9月に入って
急にセミの声がなくなったような気がします。
今週の前半まで夏の終わりの代名詞であるツクツクボウシ
だけでなくミンミンゼミも鳴いていたというのに…

さて,8月31日にUpしました土用の丑の日のウナギの話,
そのつながりでウナギの自然発生説について。
紀元前のアリストテレスの時代から日本で言えば江戸時代まで
信じられてきたんですよね〜。どうなんでしょう。

ともあれ,どうぞ (^o^)/

→前回の4コマ
●Do you know? 丑の日のウナギ(08/31)
moebio100901 ウナギ自然発生説1.jpg
moebio100901 ウナギ自然発生説2.jpg

ウナギがヨーロッパのはるか遠くで産卵しているなんて
いくら哲人でも古代ギリシャの時代には知りようがないわけで
泥から生じてくるっていう結論も当時としては
やむなしかなという気はします。
海からやってくるシラスウナギを捕まえて養殖するなんて
ことも当然なかったわけですしね。

ただ,渡り鳥のガンとか,はては羊とか
木の実から生まれてくる(広義の自然発生説に含まれる)
なんてまさに迷信も,けっこう中世のヨーロッパでも
ポピュラーに信じられていたようで,
これについてはなんだそりゃという気がします。
ちょっと考えれば日常的に見聞きできる事実(鳥の卵や
けものの妊娠出産など)から判断できるような
動物は親から産まれるという科学的な常識も
正しい知識や考え方を教わらないと,意外と自然には
身につかないものだということを考えさせられます。


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ウナギは泥から生まれた泥太郎?ウナギというと,アリストテレスの自然発生説を思い出しますね。何ですかそれ?ウナギは池の底の泥から生まれるって彼の説が長い間信じられてたのよ。ウナギは外洋で卵を産む回遊魚だからね。川や湖で獲れたウナギは生殖腺ができてなくて解剖しても卵も精巣も見つからないのよ。アリストテレス単なるバカだって笑ってやろうと思ったのに…間違いだって後から言うのは簡単よ。

posted by ドージマ・ダイスケ at 23:52| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 生物部員の雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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