急にセミの声がなくなったような気がします。
今週の前半まで夏の終わりの代名詞であるツクツクボウシ
だけでなくミンミンゼミも鳴いていたというのに…
さて,8月31日にUpしました土用の丑の日のウナギの話,
そのつながりでウナギの自然発生説について。
紀元前のアリストテレスの時代から日本で言えば江戸時代まで
信じられてきたんですよね〜。どうなんでしょう。
ともあれ,どうぞ (^o^)/
→前回の4コマ
●Do you know? 丑の日のウナギ(08/31)


ウナギがヨーロッパのはるか遠くで産卵しているなんて
いくら哲人でも古代ギリシャの時代には知りようがないわけで
泥から生じてくるっていう結論も当時としては
やむなしかなという気はします。
海からやってくるシラスウナギを捕まえて養殖するなんて
ことも当然なかったわけですしね。
ただ,渡り鳥のガンとか,はては羊とか
木の実から生まれてくる(広義の自然発生説に含まれる)
なんてまさに迷信も,けっこう中世のヨーロッパでも
ポピュラーに信じられていたようで,
これについてはなんだそりゃという気がします。
ちょっと考えれば日常的に見聞きできる事実(鳥の卵や
けものの妊娠出産など)から判断できるような
動物は親から産まれるという科学的な常識も
正しい知識や考え方を教わらないと,意外と自然には
身につかないものだということを考えさせられます。
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