2010年07月19日

この夏休みからがっつり問題を解きたい人へ・三省堂『生物I・IIの総演習』


木原アイコンnika_s

いやー,暑いなー。梅雨も終わっていよいよ夏本番だな。

史絵アイコン(nikoniko)s

九州や中国地方,近畿でも例年にない多くの雨が降って
土砂崩れなどの災害が続きましたけど,ようやく雨の季節が終わりましたね。

美加理アイコン(hmu)s

逆に東日本の太平洋側では雨が少なくて,水不足や
夏の猛暑が心配されているわね。

涼アイコン(niko)s>

ということで,いよいよ夏休みです!

木原アイコンnika_s

予備校なんかではもう1,2週間前に夏休みモードに
入ってるみたいだな。早めに1学期のコースを終えて
浪人生から余分に夏期講習の料金をせしめようというw

樅男アイコンs

で,何の話なんだ?これは。

美可理アイコン(niko)s

エントリーのタイトルにも書いたように,
今回は,夏休みを期に,まとめてたくさんの生物の問題を
解いてみたいという子におすすめの問題集よ。



本
三省堂生物1・2_総演習.jpg
基礎から入試まで徹底対策生物1・2の総演習
徹底対策生物 編集委員会 編
三省堂

→Amazon


木原アイコンs

化学では大学入試対策のバイブル的存在の参考書として
三省堂の『新研究』が君臨してきていて,これに対して生物では昨年4月に文英堂が『最強講義117講』を送り出してきた。(→レビュー
そこでさらに三省堂が生物でも厚物の理系向け受験対策本を出してきたわけだが,参考書をぶつけるのではなく,問題集を出して,必要なものを埋める形になったわけだな。


美加理アイコン(hmu)s

本冊456ページ,別冊解答200ページの大ボリューム。
入試問題が「生物I」209問,「生物II」207問と充実してるの。
それぞれの章で「標準問題」「発展問題」に分かれていて,
各章の標準問題の前に穴埋めの「基本チェック」もあるから
これで値段は1680円(税込み)とかなりお得ね。

史絵アイコン(niko) s

生物の問題集って,問題集でも簡単な解説・まとめのページが
各章に入りますね。

木原アイコンnika_s
この本ではまとめのページはすべて,
左のページに解説文,右のページに図が入るという構成に
なっているんだな。これは三省堂伝統のパターンというか,
昭和50年代くらいには高校の生物の教科書もこのパターンで
構成されていて,当時の先端を走っていたというか,
教科書採用シェアのトップを占めていたそうだ。
残念ながら今は教科書会社としては見る影もないがな。
親やある程度以上の世代の教師にとっては懐かしの紙面かもしれんな。

美可理アイコン(niko)s
肝心の載っている問題も,問題数が多いだけじゃなくて,
重要な題材,図やグラフ,実験などを扱った,
変なクセのないいい問題が各分野についてバランスよく載っていて
大学で出題される内容とパターンはほとんどカバーできてると思うわ。
教科書に出てこない「キセニア」が標準問題になっていたり
それほど複雑でも発展的内容でもない「視細胞の分布」や
「光合成速度と環境要因」が発展問題になっていて「あれ?」と
思うところもあるけど,
別冊解答も,それぞれの問題について丁寧に解説されているし,
問題そのものでは問われていないけれど関連する内容や
少し踏み込んだ解説などが★参考★として付け加えられていて
解答の解説を読むのも勉強になるわね。

樅男アイコンs

この話のまとめとしては「厚い・詳しい・安い」
でいいか?


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posted by ドージマ・ダイスケ at 11:22| 東京 ☀| Comment(7) | TrackBack(0) | 【参考書・問題集】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。
こちらのサイトで紹介されている生物1・2の総演習は生物全くの初心者でもこなせますでしょうか?
Posted by jin at 2011年06月03日 20:00
こんばんは。

生物全くの初学者ですか…
各章にまとめのページがついているとはいえ
それを見ればどの問題も解けるというものではないので
厳しいかも知れません。

たとえば来年大学入試で生物を受験することが決まっていて
絶対理系学部の2次試験レベルの学力が必要ということなら
最終的な到達点(目標)としてこの問題集を買っておく手はあると思いますが
特に急いで大学2次試験レベルの力をつける必要がなければ
易しい問題集から段階を踏んでこなしていくのが無難だと思います。

他の問題集についてはこちらを参考にしていただけばと思います。
http://moe-biology.seesaa.net/article/120125539.html
Posted by ドージマ at 2011年06月03日 22:46
セミナー生物12か数研出版リードα12→河合出版 精選生物12問題集→数研出版 重要問題集
→三省堂 生物12の総演習+チャート式問題集シリーズ 新生物1・2要点別問題演習 実戦編
が順番としてベストかな
あと浜島書店 詳解生物図説か東京書籍ダイナミックワイド図説生物 総合版を併用すればOkay
みんなの参考になれば.生物は塾や予備校に行く必要なし
Posted by 天才 at 2011年09月27日 11:14
はじめまして。
今高3で、医学部を目指しています。
学校で生物の授業を取っていて、リードαを配られているのですが、リードα→総演習 って良いでしょうか?
またはどちらも並行で行う、とか。
リードαで基礎力をつけ、
それで標準〜発展を総演習で行う予定でした。
それとも他の問題集がいいのでしょうか。
数学が苦手で、あまり理科に時間をかけられません。
だからいろんな問題集に手を出したくはないのです…
Posted by mochi at 2015年04月12日 15:19
mochiさん
そうですね,リードα→総演習でいいと思います。並行して使うかという点については,この記事にもあるように夏休みからでいいと思います。今リードαを使うということは3年生で「生物」の授業を受ける(学校によっては2年生から年度をまたいでというパターンもありますが)ということですよね。でしたら新演習に手をつける余裕はないと思います(「生物」は「生物基礎」の2倍の単位ですが感覚的に3倍の内容があると思って臨むのがいいと思います)のでリードαをしっかりやるのが先決です。(続きます)
Posted by ドージマ at 2015年04月13日 06:49
ただし総演習は新課程版が出てなくて「I・II」は旧課程版なんですね。新課程は旧課程で扱わなかった範囲がけっこう加わっています。
レベル的には,総演習や文英堂『大森徹の最強講義問題集』は大学入試の難関大学問題を収録しているので,新しく加わった範囲もそれなりに扱っていて,致命的な内容の抜けがあるわけではありません。(新課程入試はこの春に始まったばかりですので,そもそも新課程の入試問題を掲載した問題集はまだどこからも出ていません)

ただ,新課程と旧課程で一部用語の変更があります(例:群系→バイオーム)ので,そのあたりがどうしても気になるなら,新課程対応で出ている旺文社『標準問題精講』などを使うのがよいと思います(「標準」とありますがレベル的に十分高い問題を扱っています)

以上参考にしてみてください。
Posted by ドージマ at 2015年04月13日 07:03
お礼が遅くなり申し訳ありません。
とても参考になりました!
ありがとうございました。
Posted by mochi at 2015年04月26日 16:11
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