冬至が近いといえばそれまでですが,5時にはもう真っ暗ですもんね。
関西にいるときこんなに早かったかなぁ…?
さて,先日4コマでやった空中○○ンコ,空中ミジンコの話の
続編といいますか,今回はミジンコの話をちょこっと。
今回はちゃんとした生物の話です。
では,どうぞ (^o^)/
<<前回の小ネタ「空中○○ンコ」


●ミジンコの目って,実は1つなんですよねー。
当ブログ,田んぼに見られる小動物として
ホタテのように2枚の殻をバクバク開閉しながら泳ぐ甲殻類
カイエビをプッシュしてるんですけど,個人的に
「巨大ミジンコ」と呼んでいる6〜7ミリのこの生き物,
どんなに目をよく凝らしてみても目(複眼)が1個にしか
見えないんですよね…カイエビについてまともに解説している
本やサイトなんて全然見つからないんでどうなんだろうと思っていたのですが
ミジンコについて目が1個だとわかったので,連動して謎が解けて
すっきりしました。
ジュニアと銘打っていながらなかなかどうして
内容の濃い本が少なくない岩波ジュニア新書,
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体のつくりから,ミジンコのすむ湖などの生態系の
システムまで,新たな物の見方を教えてくれる,視野を
広げてくれる良書だと思います。
日本の生態系を壊すということでブラックバスが槍玉に
あげられているが,ミジンコから見ればワカサギのほうが
深刻な敵。人間の活動による環境破壊は当然問題だけど
それで多くの生物が絶滅しても必ず何らか別の生態系が
できあがるはず。地球の歴史からすればラン藻の光合成による
酸素の放出のほうがそれまで生きていた生物すべてを殺しかねない
大きな変化だった−
食物連鎖・食物網の構造,その維持や変化,
水質浄化や汚染のしくみなど,生態学について
その本質や醍醐味に触れられるおすすめの本です。

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ラベル:ミジンコ