2009年10月17日

●Lesson1-03 (p7)赤血球ひでぶ!

風邪っぽいで〜す。
いちおう医者でもらった薬のんだり体をあたためたりして
体力の回復につとめておりますが1日やそこらではよくならないのが歯がゆいです。
ゆうべは鼻水ダラダラ出てましたから今日はずっとましなんですけどね。
できるだけ睡眠をとるようにつとめたいと思うのですが
たまたまちょっと気になってつけたNHK『トップランナー』に出てた怒髪天のトークが面白くて
続いて突入したMJアニソンライブSPも最後まで見てしまって終わってみれば午前2時半…orz
それを取り戻すべく,買い物や食事の合間に昼寝してたらもう日没…もうダメダメな週末です。

さてLesson1−03「細胞膜と物質の出入り」,
動物細胞と水の出入り,教科書に必ず出てくる
赤血球への水の出入りについての話です。

では,どうぞ (^o^)/

<<p1から読む  <<前のページ(p6)を見る
moebio081017_浸透圧-7-1.JPGmoebio081017_浸透圧-7-2.JPG
<<p1から読む  <<前のページ(p6)を見る  次項有次のページ(p8)へ進む

はい,定番の,いろいろな濃度の食塩水につけた
赤血球の3パターン。簡単ですから特に説明は必要ないですよね。

細胞と同じ浸透圧の生理食塩水ヒトの場合は0.9%ですが
カエルはヒトよりうすく0.65%
。これを暗記するために
古くからいろいろな語呂合わせが考案されているのですけど
教科書にはもう20年くらい前から載っていないんじゃないでしょうかね。
大学入試問題でもあまり見た記憶がないですし,ほんとに必要なのかなぁ…?

生理食塩水は細胞をしばらく浸して壊れないようにしておく
のに重要ですが,実際の細胞外液はもっと複雑なイオンの組成から
成っているために,出血や脱水症状におちいった体に水分を補給する
場合,単純な食塩(NaCl)水ではなく,
塩化カリウム(KCl)や塩化カルシウム(CaCl2),
炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)といった電解質も加えて
イオン組成を血しょう(組織液)成分に近づけたものを使います。
かつては生理的塩類溶液といって,教科書でも
習ったのですが,いつのまにやらやらなくなりましたね。

点滴などに使う輸液の代表的なものとしてリンガー液(リンゲル)
ありますが,これは各種電解質のほか,エネルギー源として
グルコースも加えられています。スポーツドリンクは
これを清涼飲料水にアレンジしたものなんですよね。
1980年にポカリスエット,続いてアクエリアスが発売されたときは
飲んでもおなかにたまらずにすぐ吸収される飲み物として
驚きをもってその名が広まったものです。
(アメリカではこれより前に「ゲータレード」というスポーツドリンクが販売されていました)

というわけで,次回から植物細胞と水の出入りについて始めていきまーす。
動物細胞とはどう違うのか?!



バッド(下向き矢印)少しでも面白かった,または参考になった,「生き物愛」を感じたという方,
 次のページも読んでやっていいという方,
 クリックしていただけると幸いです。
 よろしくお願い申し上げます。<(_ _)>
にほんブログ村 漫画ブログ オリジナル漫画へ人気ブログランキングバナーくつろぐバナー

理系の企画力!-ヒット商品は「現場感覚」から (祥伝社新書167)
宮永 博史
祥伝社

→Amazon
てことはだな,ま水につけたら濃度ゼロになるまで吸水するわけだから…ひでぶ細胞をとりまく溶液はうすくてもよくないんですね。うむ。では次は植物細胞についていってみるか。この0.9%の食塩水を生理食塩水といって点滴に使うリンガー(液)は,これにいろいろな成分を加えて調整したものよね。赤血球をいろいろな濃度の食塩水に浸すと,等張液である0.9%食塩水では変化がないが,濃い高張液だと細胞膜を通って水が出ていき,細胞はちぢむ。うすい低張液では逆に細胞は吸水してふくらむんだ。水が出ていくと内液は濃くなって,水が入るとうすくなるから,内と外の浸透圧が同じになったところで水の出入りが止まるのね。そう,細胞は破裂してしまう(原形質吐出)。赤血球の場合,溶血というな。パァー高張液 等張液 低張液赤血球吸水する水が 出ていく
posted by ドージマ・ダイスケ at 22:13| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | ★からだのしくみ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なるほど。
生理食塩水の意味もよくわかりました。
要するに濃い食塩水を点滴すると赤血球が縮んじゃうんですね。
Posted by 青い風 at 2009年10月18日 09:37
そうですね。実はそれだけじゃなくて,血液の液体成分(血しょう)は血管の外ににじみ出て組織液となるので,濃い食塩水を輸液すると全身の細胞が脱水状態になってしまう可能性があるってことになります。

青い風さんいつもありがとうございます。
これからもご購読よろしくお願いいたします。(^o^)
Posted by ドージマ at 2009年10月18日 10:43
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
記事検索
 

ケイン 基礎生物学
東京化学同人