2009年10月11日

news◇2009ノーベル化学賞はリボソーム研究の3氏

ちょっと遅くなりましたが,ノーベル化学賞の受賞者も紹介しておきます。昨年の化学賞も下村脩博士がオワンクラゲの研究で受賞してるわけですし,最近は医学生理学賞だけでなく化学賞も生物がらみの研究で受賞できるようになってきていますね…。

news◇2009ノーベル医学生理学賞はテロメア研究の3氏

ペンノーベル化学賞、リボソームの構造解明 すでに医療分野で恩恵


英MRC分子生物学研究所(MRC Laboratory of Molecular Biology)の
 ベンカトラマン・ラマクリシュナン(Venkatraman Ramakrishnan)博士、
米エール大(Yale University)の
 トーマス・スタイツ(Thomas Steitz)教授、
イスラエルのワイツマン科学研究所(Weizmann Institute of Science)の
 アダ・ヨナット(Ada Yonath)博士
おめでとうございます。

> その際に用いられた「エックス線結晶構造解析」と
> 呼ばれる画期的な手法は、リボソームを原子レベルで
> 同定するための3Dモデルの開発につながった。
>  メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)や薬物耐性菌などの
> 院内感染が問題になるなか、今回の研究をもとに、
> 細菌性リボソームを抑制する新しい抗生物質が開発されている。
>  ノーベル賞選考委員会は、「研究が医療現場で実際に
> 役立てられており、多くの命を救うとともに人々の苦しみを
> 和らげている」と評価している。(


リボソームは「生物I」では細胞小器官の1つとして
習うか習わないかというもの(本来は生物Iでは光学顕微鏡
レベルしか扱わないことになっているので教科書の範囲外だが
検定基準の緩和で発展的内容として載せられるようになった)ですが,
「生物II」では,DNAの遺伝情報の発現に必要不可欠な
タンパク質を合成する細胞小器官(遺伝情報の発現はタンパク質の
合成によって行われるのです)なのですが,
リボソームそのものに関する知見も,また,研究のために
開発された技術も医療などに大きく役立っているんですね。

リボソーム - Wikipedia

20年前くらいまでは「リボゾーム」と習ってましたっけ…。

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posted by ドージマ・ダイスケ at 14:50| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ◇生物番組・ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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