2009年04月08日

【高難度入試問】1年かけて楽しめ!『大学入試 生物考える問題100選』『生物考える実験問題50選』 (駿台受験シリーズ)

【bookな?日曜日】
木原アイコンnika_s
さて
4月に入った!新学期だ!
これから来年の大学入試に向けて受験勉強を本格的にスタートしようという学生諸君も多いと思う。

受験勉強というと,まずは基礎を固めてからと,初歩のところから積み上げていくやり方を勧める向きがあるかもしれないが,当ブログでは,受験生が買うべき生物の本【問題集】の中で書いたように,「志望校が決まっている人は赤本を買え」,つまり自分の目指す到達点を把握して,それを攻略するために必要な勉強をしていくやり方を推奨している。
志望校が決まっていなくても,今の時期から難しめの問題集を買っておいて,年末までにちびちび解いていく手もあるんじゃないかと提案しておこう。4月から12月までの9ヶ月で1冊こなせばいいのだから難しければ難しいほどいい。(どうせ問題集には解答がついてるんだしな)月日をかけて同じ本を少しずつ進めていくことによって,自分が実力をつけていくにつれて簡単に解けていくようになる成長が実感できる。この年齢のこの時期,せっかくの一生に一度の経験なんだから難しい問題で勉強を楽しむ体験をぜひしておいてほしいと思うわけだ。

で,その難しい問題集として今回紹介したいのがこちら。
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本大学入試 生物考える問題100選
吉田邦久
/駿台文庫 (1995/10) 999円(税込)
→Amazon 
※思考力を求められる問題で差をつけることが、難関大合格には必要である。過去問演習では得られない、すべて駿台オリジナルの問題演習で、生物の本質がつかめる!

美可理アイコン(niko)s
生物の難しい問題って,教科書には書いていなかったり見すごされそうな形でしか載っていない知識を覚えていてないといけない難しさもありますけど,初めて見るような実験や現象を出されてその意味をちゃんと読み込めるかという難しさの問題もありますよね。この本は,なかなか教科書や参考書じゃお目にかかれないような実験や事柄が出てきて面白いと思いますよ♪
ただ…,なんか古くさい感じのする本ですね。
タイトルとか本文の字のフォントもふだんよく見る本のの感じと違うし,「ホルモンの作用機作」なんて見たこともない用語が問題の見出しに出てきたりとか。
木原アイコンnika_s
そこが13年前の本ならではの味というか何というか…だな。
駿台文庫の本は,図が原論文のものに近くて大学の講義で使うプリントのような中高生向きっぽくない雰囲気のものが見受けられたりするんだけど,13年前に過去の模擬試験問題を集めて作ったような本だからそういう所が顕著かもしれない。生徒数減と募集枠の増加で入試がかなり易化してる今,ここまで難しい問題集を新しく出すのはどこの出版社にとっても採算面で厳しいし,駿台もこの本を改訂しても費用と労力に見合うだけの価値向上は見込みにくいと考えているだろう。だから今どきこの古くさい本がまだ本屋で買えるってことは貴重とも言えるんだぞ。
美加理アイコン(hmu)s
あと,自学自習に使う上でのことなんですけど,この本,100問の難しい問題が載ってますけど,その1問1問のすぐ後に答えと解説が載っているんですよね。細かい字でびっしり解説が書かれているから見ないですませようと思えばできますけど…何ヶ月もかけて少しずつ進めていくというよりは答えを見ながらでもどんどん進めていく本という感じ。
木原アイコンええ?!s
まあ,それは言えてるかもしれないな。

新・図と表でみる生物
ちなみに,この本では参考にする本として『新・図と表でみる生物』をしていて,各問題にこの参照ページが書かれているんだけど,これも15年近く前に出た1色印刷の本でビジュアル的にはお値打ちとはいえないな…。詳しい解説が添えられていることを除けば,教科書会社(数研・東書・実教など)や浜島書店が出している図録(図表・図説)を買ったほうがずっとお得なので一応言っておくな。

※図録に関する解説・レビュー
Z会「参考書の参考書」を斬る(2) 数研出版『フォトサイエンス生物図録』


じゃあ,古くささと答えが近いという点が気になる諸君にはこちらを紹介しよう。
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本生物考える実験問題50選 (駿台受験シリーズ)
吉田 邦久
/駿台文庫(2001/08) 問題112p+解答160p
→Amazon
※トピックな生物学的現象を題材にした、実験問題50問を収録。なかでも、難関大学で近年出題頻度の高い「仮説検証問題」を多く取り上げました。また、駿台予備学校講師によるオリジナル問題です。「考えて解く力」を無理なく身につけられるよう段階を追って懇切丁寧に解説しています。問題を解くためのポイントをcommentとしてまとめてあります。
木原アイコンnika_s

これでも7年前の本なんだが内容・見た感じともぐっと新しくなっているぞ。こっちなら,解答・解説が本冊(2色刷160p)・問題が別冊(1色刷112p)の構成で自学自習にも使いやすいだろう。
美可理アイコン(niko)s

見たことのない題材や物質名が次々と出てきて,さすが生物の難問,このちょっと面食らう感じがいいですね。それに,解いてる間に今まで知らなかったことを1つ新しく知ることができて得した気分になれるのもいいなぁ〜。…けっこうすぐ忘れちゃいますけどね(;^_^)。

史絵アイコン(niko) s

それでも,「生物は暗記科目」って考えている人はとても多いですよね。
実験考察にしても,教科書に載っている実験の結果や意味を授業で教わって,その範囲からしかテストに出てこないからちゃんとした考察を自分でしたことがないということも結構多いんじゃないでしょうか。私もそうですけど,こういう人がふつうに受験勉強していって,夏や秋になってもなかなかこの本の問題が解けるようにならない…ってことになったら大変だと思います。考察問題の解き方や考え方を身につける勉強の方法とか問題集とかないでしょうか?
木原アイコンs

それじゃ,次回はこのシリーズの入門編,
『実験考察問題入門』について紹介してみようか。
史絵アイコン(niko) s

そういう本があるんですね('∀`)
それではよろしくお願いします。


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Z会「参考書の参考書」を斬る(6)『大学入試の得点源 生物I〈要点〉必出ポイント110の攻略で合格を決める』(2007年12月26日)

●参考書…「理解しやすい」か「チャート式」を。
http://ddaisuke.seesaa.net/article/37606664.html
●図録(図説)は,カラー写真や図が豊富で1000円以内と非常にコストパフォーマンスがいい!ぜひ買っておくべき。
http://ddaisuke.seesaa.net/article/37348568.html
●受験生が買うべき生物の本【問題集】
http://ddaisuke.seesaa.net/article/68427788.html
●基礎からやりたいというのなら教科書代わりに
「田部のはじめからていねいに」(2冊)
http://ddaisuke.seesaa.net/article/73138063.html
http://ddaisuke.seesaa.net/article/109879477.html
●【勉強法の本】『高校生物とっておき勉強法』
http://ddaisuke.seesaa.net/article/106171628.html
●4月から1年間勉強する時間があるなら
 おすすめしたい駿台受験シリーズ『生物I・II入門 』
http://ddaisuke.seesaa.net/article/111511809.html

次項有その他,参考書・問題集に関するエントリーを読む
posted by ドージマ・ダイスケ at 04:34| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | 【参考書・問題集】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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