2009年03月08日

【おすすめ本】『深海生物学への招待』

【bookな?日曜日】ここんとこ,デメニギス映像のニュースとか
深海生物関連のサイトの紹介とか,
昨日もJAMSTECの十大ニュースなど取り上げている当ブログ。
海洋生物・深海づいているということで
今回紹介する本はこちら。

_
本深海生物学への招待 (NHKブックス)
長沼 毅/日本放送出版協会 (1996/08)
→Amazon

船現在,広島大学準教授の長沼先生は,
海洋科学技術センター(現・JAMSTEC)で活躍,
60ヶ国以上の科学者たちが共同研究を行う
50年に1度の大プロジェクト「国際極年」のリーダーも務め
ここ1,2年だけでもテレビ『プロフェッショナル仕事の流儀』
『近未来×予測テレビ ジキル&ハイド』などにも出演。

ペン1996年,先生が35歳のときの本ですが,
12年たち研究技術の進んだ今でもタイトルの
「深海生物学への招待」,入門書としては色あせないものが
あると思い,紹介したいと思います。

射手座私としては,深海生物を扱うからにはきれいな写真の
いっぱい載ってる本が好みだし紹介したい思いが
あるんですけど,千円前後の手頃な本を扱いたい,
そうなると,この価格帯で出ている本はいくつも
あるんですけど,現状ではどうもなんか物足りなくて…。
ということで,1000円を切る値段の,見るタイプではなく
読むタイプの本でとっつきやすく読み応えのあるものを
ということで。

手(パー)今回は内容について私のコトバでとやかく説明するより
この本の章タイトル・小見出しをピックアップしまして
本の中で語られている興味深い深海の世界についての
紹介に替えさせてもらいたいと思います。

はじめに 深海に新たな生命観を求めて
 初めての深海体験 チューブワームの花畑に迎えられて

第一章 深海アナザーワールド
 青いトワイライトゾーン 深海に満ちる生命の死
 重い水と軽い水 深海はなぜ四度より冷たい
 深海も昔は温かかった お守りは水酸化カリウム
 ドライシャーベット=カゴの中の二酸化炭素
 マーガリンのように柔らかい深海生物

第二章 深海の多様な住人たち〜深海沙漠での生き残り戦略
 世界最深部の生物 細胞が崩壊する圧力
 深海の掃除機,ナマコ 深海のスキャベンジャー,ヨコエビ
 獰猛な肉食貝類 深海エイリアン,ズワイガニの襲来
 ナイスキャッチャー カイロウドウケツ 三脚で立つ魚
 深海のマスゲーム,クモヒトデ 深海のハシゴ
 ワックス・マジック ニタリ顔のクジラ
 プランクトンとおにぎりの関係

第三章 謎の深海生物チューブワーム
 火の玉だった原始地球 沸騰しない熱水
 スーパーヘモグロビン 化学合成と光合成
 チムニーだチムニーだチムニーだ… 深海ムール貝
 バクテリア寿司

第四章 熱水性生物の楽園「深海オアシス」
 海底拡大形と背弧海盆リフト 世界最深のイオウ食性群集
 オイルシープ(原油漏出) 海底の水たまり
 クジラの遺骸−「飛び石」仮説 さまよえる鯨遺骸
 微生物の指紋は脂肪酸 オッシーがだめならルーシーで
 マンガンで舗装された崖

第五章 化石となったチューブワーム
 スターダストチルドレン ジャイアント・インパクト
 光合成の起源は熱水噴出孔か 化石チューブのパイライト
 深海から生まれた三浦半島 新しいチューブワーム像(試論)
 スーパーチューブワーム

終章 チューブワームは時空を超えて
 地球生命史の語り部 地球外の熱水活動
 クラークが予言したエウロパの熱水生物群
 火星にも熱水活動 チューブワームよありがとう

付章 深海へのあくなき挑戦の物語
 神話の海 生身でどこまで潜れるか 大気圧潜水
 深海底への到達レース 「しんかい」にこめられた思い
 新たな挑戦,深海ロボット トイレはHERE
 「アルビン」水爆をひろう 「アルビン」沈む
 幻の深海微生物バチビウス 「アルビン」割れ目にはまる
 事実はSFを超えるか

モバQなんだこれは?
と興味を感じるところがあれば,ぜひご一読を。

次項有Naganuma WEB(広島大学海洋生態系評価論研究室内)
 ※ブログ「炎と酒の夢日記」はタイトル通り,酒の話が多い!w


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次項有その他,参考書・問題集に関するエントリーを読む

生物海洋学入門
Carol M. Lalli,Timothy R. Parsons(著).長沼毅 (訳)
講談社 (2005/02)
→Amazon
NEW深海生物大図鑑
長沼 毅
PHP研究所(2009/1/16) 79ページ
→Amazon
ラベル:深海生物
posted by ドージマ・ダイスケ at 18:03| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 【おすすめ本】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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