夜,職場からの帰り道,近所の塀をナメクジが這っていた。
1,2月でこれですよ。あったかいな〜。南関東の立春。
これは…ちょっと意表を突かれたというか
ふだん思いもよらないけれど,言われてみればそうかも…。

立教大理学部の三上修・特別研究員の調査によると,
国内のスズメの生息数が1800万羽にとどまるとのこと。
スズメの生息数を全国レベルで推計した調査は初めて
(といっても,今回調査されたのは秋田・埼玉・熊本の3県)だそうなので
「最近20年足らずで最大80%、半世紀前との比較では90%も減少したとみられる」
という,過去の数字がどこからはじき出されたものかわかりませんが,
自分が子どもの頃から比べてスズメの数が数分の一に
減ったと言われると,確かにそうかも…という感覚はありますね。
思いっきり蛇足ですが,
文化大革命の頃の中国なら1,2年でそのくらいスズメを殺してたかも。( `ハ´)
子どもの頃,「スズメは人の住むところにしか住まない」と
何かの本で読んだことがありましたが
かつ,田んぼとか畑とか近くにないと食物が少なくて困っちゃう
ってことなんでしょうかね。
スズメって,世間的に田んぼのお米を食べるというイメージが
あるようですけど,田んぼの稲穂から米粒を食べられる時期って
1年のうちほんの短い期間だけですよね。
それ以外の季節は逆に畑や水田の害虫を食べてくれたり
雑草的な植物やその種を食べたりしてるわけで…
そういった食物は空き地とか家の庭でも存在すると思うんですが
スズメが激減するほど本当に緑が減ってるんでしょうかね…?
カエルなどの両生類は間違いなく減っていると思うんですが
スズメとカエルって,全然関係ないような生活をしている
動物ですけど実は同じような環境が必要なのかも。
トキやコウノトリは農薬の影響で絶滅の危機に瀕するまで
個体数を減らしましたけど,今は昭和30〜40年代に比べると
大気や水質の汚染はまだましなはず,今スズメが減っている
理由には直結はしなさそうですね…。
海の世界ではイワシ・サバ・アジといった魚が
入れ替わり・周期的に増減していて
今はサバが多く,イワシはかつてより激減しているそうですけど
鳥の世界でもそんな増加と停滞のサイクルが
あったりするんでしょうか?
みなさん,どう思われますか?

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