2009年01月10日

news◇16年前の「飛騨牛の父」クローン誕生

冷たい風が強いですね〜。ふらふら台風
昨日,関東地方は雪もあるという予報でしたが,南関東は終日強くない程度の雨でした。
しかしこの季節に足元が水浸しというのはつらい…。

さて今日は,ちょっとニュース関係のエントリーをまとめてUpしたいと思います。

ペン2009年1月9日「16年前に死亡の飛騨種牛クローン技術で復活」
 サイエンスポータル編集ニュース / SciencePortal


飛騨牛の父と呼ばれ1993年に死亡した種牛「安福」(やすふく)の精巣が冷凍保存されていて,その特定部分から少数の生きた細胞を取り出して培養,これをもとにクローン牛を誕生させることに成功したとのこと。

by岐阜県畜産研究所の星野洋一郎主任研究員と
  近畿大学生物理工学部の佐伯和弘教授のグループ

演劇プレスリリース「伝説の種雄牛「安福」号をクローン技術で復活 」(2009 年 1 月 8 日 近畿大学 ・ 岐阜県畜産研究所 )
 ※「種雄牛」は“しゅゆうぎゅう”と読むそうです。

一昨年11月から昨年7月にかけて4頭が生まれ,うち2頭は死亡,残り2頭が今も健康に育っているそうです。

「安福」は,飛騨牛の父といわれるだけあって,その血を引く種雄牛を約150頭輩出(たね牛を,ですから,その牛たちが毎年和牛肉となる子を作っているわけです),黒毛和種の30%以上が安福の子孫であるといわれているそうですからそりゃすごい牛ってわけですね。

安福の精巣はアルミホイルで包んだほかは特段の処理をしないまま零下80℃の冷蔵庫で凍結保存してあったそうですがクローンの誕生に成功。新聞やテレビでも報じられていましたけど,永久凍土に閉じ込められたマンモスなどの動物の復活もこの方法の応用で可能になるのではないかと夢は膨らみますね。


※2ヶ月前には,理研が,同じく死後16年間冷凍保存されたマウスの細胞から
 クローンマウスの誕生に成功しています。
演劇16年間冷凍保存のマウス死体からクローン個体を作出 | 独立行政法人 理化学研究所プレスリリース
 ※凍結マウスから取り出した核を除核卵に移植したクローン胚をそのまま代理母に出産させるのではなく,胚盤胞まで育ったところでいったん一部細胞を取り出してクローンES細胞をつくり,この細胞核を除核卵に移植して,できたクローン胚を代理母に妊娠出産させることで成功したそうです。

バッド(下向き矢印)少しでも参考になったと思っていただけましたら
 クリックしていただけるととても嬉しいです。
 よろしくお願い申し上げます。<(_ _)>
にほんブログ村 漫画ブログ オリジナル漫画へ人気ブログランキングバナーくつろぐバナー


クローン羊のつくりかた
ヘイゼル リチャードスン
晶文社 (2003/11) 115ページ
※クローンって一体何? 遺伝子、DNA、胚って? バイオテクノロジーが新しい局面を迎えている現在、子どもにも分かるような例をとりあげながら、クローンやDNAについていろいろな方面から解説したサイエンスブック。
→Amazon
ラベル:和牛 クローン
posted by ドージマ・ダイスケ at 15:39| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ◇生物番組・ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
記事検索
 

ケイン 基礎生物学
東京化学同人