2008年09月23日

news◇世界初・親ウナギ海洋で発見

養殖ウナギはすべて海からあがってくるシラスウナギを
つかまえて育てたもの。遠い深海で産卵すると推測されていながら
その場所も謎とされ,そもそも卵を産む親ウナギが
海ではとれたことのなかったわけなんですが,
ついに天然物5匹がつかまったそうです。

海洋で成魚、初捕獲=ニホンウナギ、養殖技術向上に期待−水産庁 (時事通信 - goo ニュース)2008年9月23日(火)

産卵期の天然ウナギ、マリアナ諸島沖で捕獲に成功…世界初(読売新聞 - goo ニュース)2008年9月22日(月)

産卵か、太平洋で親ウナギ捕獲 マリアナ諸島西の海域(共同通信 - goo ニュース)2008年9月22日(月)

つい先日,『こち亀』(こちら葛飾区亀有公園前派出所)で
両さんが,だれもまだ発見したことのないウナギの
産卵地を発見すれば養殖に必要なシラスウナギを独占できると
太平洋に乗り出し,中川財閥の調査船が発見したばかりの
産卵地の稚魚と研究者を横取りして大儲けしようとする
話がジャンプに載ったばかりですが,
現実社会で何十年もの悲願がいきなり実現したようです。

漫画の中では両さんが根こそぎ捕獲して
ウナギに育てようとした“小魚”はすべてウミヘビだった
というオチがつきましたが,爬虫類のウミヘビは陸で
卵を産みますからねぇ…。胎生(←卵胎生ですね)のものもいますけど,
どっちにしても魚の稚魚と見分けのつかないような
小さな状態では生まれてきませんから。

海水温などの条件が明らかになることで完全養殖への
一歩となるとのことですが,養殖技術の進展はそれとして
天然のウナギについて,これまでの仮説どおり
グァム島でおなじみマリアナ諸島沖にあるらしい
貴重なウナギの産卵地,海域の環境が壊されるような
ことのないよう永遠に保たれてもらいたいものです。


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posted by ドージマ・ダイスケ at 15:08| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | ◇生物番組・ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
TBをありがとうございました。
ニホンウナギの成熟魚捕獲のニュースは読売、共同でも流れていたのを見落としていました。
gooニュースへのリンク先はリンク切れでしたが読売新聞では新しい仮説の提案に言及しているのを元記事で確認しました。
Posted by hiroichi at 2008年10月06日 01:24
ご来訪&コメントありがとうございます。

gooニュースは可読寿命が短くてリンク機能の意味があまりないのが残念ですが,少しでもお役に立てたようでうれしいです。
Posted by ドージマ at 2008年10月09日 06:12
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