2008年07月24日

news◇壮年ジョージに春が?!

当ブログでも何度かとりあげてきた
ガラパゴス関連の話題。その中でも自然保護そのものの
フラッグシップとなってきた「ロンサム・ジョージ」について
ニュースが届きました。
おお,よかったね?!

しかし,この一言,ちょっと気になるw



もう一人じゃない ゾウガメ・ジョージ、まもなくパパに
2008年7月23日10時29分 asahi.com
【サンパウロ=石田博士】貴重な生態系が残るエクアドル・ガラパゴス諸島のピンタ島でただ1匹生き残った希少種の雄ゾウガメ「孤独なジョージ」の血をひいたとみられる卵9個が見つかった。
 ロイター通信などによるとジョージの子孫を残すため、93年から遺伝的に近いとみられる雌ガメ2匹と交配が試みられてきた。だがこれまでジョージはほかのカメに関心を示さず、研究者も繁殖を絶望視していたという。
 現在、9個のうち傷などがなかった3個が人工孵化(ふか)器で保護されており、約4カ月後に実際にかえるかどうかが分かるという。
 ガラパゴスのゾウガメは島ごとに違う種類がおり、ダーウィン進化論の根拠の一つとなっている。ジョージは70年代初めにピンタ島で見つかって以来、同諸島のチャールズ・ダーウィン研究所で飼育されていた。ロイター通信によると年齢は60〜90歳とされるが、ゾウガメの寿命は200年近いとみられ、まだ働き盛りという。


4か月後までには遺伝情報も調べられるでしょうから
(ていうか,9個のうち残り6個は今からでも調べられるのでは?)
ジョージの二世(ピンタゾウガメの後継者)なのかどうか
明らかになるでしょうが,ジョージの子どもなら朗報ですね。

悲劇の主人公としてのドラマには終止符が打たれることになりますが
地道な努力の成功例として自然保護の歴史に1つの記念碑が残されるわけで,手放しで喜びたいですね。

ところで記事の最後の一文,
人間から見れば悟ったような老人っぽい風貌ながら
ゾウガメとしてはまだまだ若いという話はいいとして,
動物なのに「働き盛り」って…
何を働くってのよ?何をがんばるのよ?




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posted by ドージマ・ダイスケ at 21:27| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | ◇生物番組・ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
good newsですね!
ジョージ君の遺伝子である事を願います。

今年はつまぐろひょうもんがなかなか来ず、いつもパンジーは食べつくされて枯れるのですが、その前に枯れて異常気象でいなくなったのかと心配しましたが、やっと5〜6匹残ったパンジーに黒い幼虫がつきました。
これからが大変です。残り少ないパンジーに代わる餌をいつも探します。そして見つけた餌(路傍のスミレなど)の所へ連れて行くのです。
でも生物はいとしいですね!
Posted by 青い風 at 2008年07月26日 18:56
このニュース,「悲劇の主人公」がいなくなって困ると思う人もいるんじゃないかと無粋な想像もしてしまうんですが,ここはひとつ素直に喜びたいですよね。

ツマグロヒョウモン…うちは今年パンジー系の花を栽培しなかったのであの黒幼虫には全く会えずじまいでした。青い風さんのところは,発生が例年とずれたんでしょうか?えさの世話ご苦労様です。無事にどの幼虫も羽化してくれるといいですね。
Posted by ドージマ at 2008年07月29日 02:41
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