2008年07月07日

水田終了 news◇コメの形を決める遺伝子

この週末,またホウネンエビを狩りに田んぼ行ってきました!

そしたら,もう一帯の田んぼは皆,水が抜かれてて
アウトでした。orz

先週の時点で数ミリの大きさだったシラスホウネンエビも
強制的に土に還らされちゃったんだね…。

田んぼって,川や池のように大きな魚などの強力な
(数的な捕食圧も含め)捕食者がいなくて,温度が高くて
エサも豊富,水位も適度な範囲に維持されてますから,
水の小動物やフナ・ドジョウなどの小魚にとって
理想郷なんですけど,あくまで期間限定なんですよね。
水が抜かれる季節が来る前に梅雨の増水などで川に脱出するか
カブトエビやホウネンエビなどのように耐性卵を
残して寿命を終えるかして生き残らないといけない厳しい世界でもあります。

さて,田んぼつながりってことで
こんなニュースが流れてました。

農業生物資源研:米粒の幅決める遺伝子発見
(毎日新聞 2008年7月7日 2時30分)
> 研究グループは、幅広のジャポニカイネの「日本晴」と、幅細のインディカイネを比較。コメ粒の形を決定する遺伝子を調べた結果、幅を細くする遺伝子「qSW5」を発見し、インディカイネではこれが機能していることを解明した。この遺伝子が働きを失うと、モミの幅が約2割増大し、収穫量も約1割増えた。これを応用すれば、インディカイネの収量アップが期待できるという。

日本のイネ・ジャポニカ「南に源流」 遺伝子研究で解明
(asahi.com 2008年7月7日3時0分 )
> この変異と、もみを穂から落ちなくする遺伝子変異、もちもちした食感にする遺伝子変異の計3種類について、アジア各地の古い栽培品種142系統を調べた。
 その結果、フィリピンやインドネシアの品種で、三つの遺伝子に変異のないものと、もみを大きくする変異のみをもつものが見つかった。このため、この地域でイネの遺伝子が変異してもみが大きくなり、その後、インドシナ半島や中国大陸で他の二つの変異が組み合わさって現在のジャポニカができたという。


「米粒の幅」と書かれると,すごく重要なことなのか
ちっちゃなことなのかよくわかんなくなっちゃいますが
日本のお米がインディカ米より太短いのは細くする遺伝子が
働かないからだったんですね。
今わたしたちが食べているおいしいお米も,当然な話ですが
さまざまな遺伝子の組み合わせで成立しているんですね。


独立行政法人農業生物資源研究所 (日本語)
 →今回の件のプレスリリース「コメの大きさを決める遺伝子を発見!日本のお米の起源に新説!」
 (研究機関が発表のタイトルに「!」入れるなw)

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調べ学習日本の歴史〈9〉米の研究―日本の米作りの起源をさぐる
工楽 善通
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posted by ドージマ・ダイスケ at 12:43| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ◇生物番組・ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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