もちろん生き物関係の遠征ですが,若干の空き時間もあり
普通の観光名所も行ってきました。
まずは白浜の象徴,白砂のビーチ・白良浜(しららはま)。
日曜の朝に白良浜到着,町が動き始めるまでぶらぶらと。
「裸足で歩こう」がモットーのきれいな白砂ですが,
漂着物にも気が向いてしまうのが生き物好きの性
で,砂浜行くと,小さい穴があいてるの
見かけるときありますよね。

直径1cm以上,大人の指が入るくらいで,誰か棒でも突っ込んで開けた穴?
って思ったりもしますけど,掘り出された砂の跡が,
人工的じゃないよね,誰か中に住むために掘ったよね という生活感
朝の,あまり人に踏まれていない浜だからこそ見やすい証拠かも。
で,何がいるのかどうしても気になって,
ちょっと掘ってみたりしたのですが
(ほんの数分だけどちょっとじゃない)
中にいたのはこんな子でした^^
カニは横歩きするものというのが世間一般の常識かなと思いますけど,
この子は前に向かって猛ダッシュして,その速さに驚きました。
こうやって見てみると,
前から後ろに足を動かしても足同士が邪魔にならないつきかたをしていますね。
腹ばいになったときに足が平たくなっていて少しずつ上下にずれています。
やがて白良浜の中ほどに行きつくとそこにあったのは
ビーチサイド足湯
有料の温泉なのですが,秋冬の季節は無料の足湯に。
朝10時から(お湯が入り次第)。休みの日もあるので注意
白浜に到着した日曜は,
白良浜にほど近い観光協会でサイクルを借りて朝は千畳敷,三段壁経由へ。
千畳敷,人が映ると比較物があるのに逆に広さが伝わらないですね;^^
千畳って名前でイメージが膨らみすぎるところもあると思いますが1000畳は40m四方くらいなので(r
あと,釣りしてる人の前で跳ねてる魚が気になりました
白良浜でもけっこう岸辺近くで跳ねてたんですけど,
写真をよく見ると,ボラですかね…
三段壁は海の青さがすばらしかった^^
翌日は自転車移動がありえないひどい天気だったので
この日に行っておいてよかった〜
(あれ,読みは「さんだんべき」SANDANBEKIなのか。
こうタイプすればちゃんと変換されるのかな?とやってみたけどやっぱダメだったw)
で,この日この後,行きましたのは,
白浜で水族館といえば,そう,
あそこに決まっていますよね。
京大白浜水族館!
日本では数少ない大学付属の水族館です。
展示生物はすべて白浜周辺の生き物ということで
小さい水槽などの設備で構成されているのかと思われそうですが
入場券を買って最初に目の前に現れるのが水量240トンの大水槽。
ロウニンアジ,ギンガメアジなどのヒラアジ類を中心とした
大形の回遊魚やサメ類を飼育しています。
この次は第2水槽室。
無脊椎動物の水槽がずらり20以上並び
サンゴ,ウニ,カニ,エビ,貝類,ホヤ,タコ,イソメなど約250種を展示。
各水槽には展示種の説明だけでなく,
その分類群に関する解説がパウチされたシートとして設置されているので
熟読したらその知識量は半端じゃない。軽く半日くらい過ごせそう
その無脊椎動物の水槽群を眺めながらふと後ろを振り返ると
またも群れをつくる魚の水槽が。
その次には標本展示コーナーなどありつつ…
季節の生き物や珍しい生き物を展示する
マリンギャラリー(第3水槽室)。
最後の第4水槽室は干潟や岩礁・砂底などの生活環境別に設けた水槽と
ハタ類,ウツボ類,タイの仲間,ベラ・ブダイの仲間,カサゴ類など
近縁種どうしを集めた水槽群で構成。
どの水槽も,この密度で魚たちが元気に泳ぎ回っていて
水もきれいでけっこう見やすい。管理が行き届いているなあと感服しました。
実は,この日のメインはやはりアドベンチャーワールドで,この京大白浜水族館は
行くだけ行っておけばいいか,午後5時閉館の1時間前に着けばなんとかなるかなと
4時過ぎに到着して閉館まで見て回っていたのですが,
やはり時間が足りませんでした(;^ω^)。
もっと時間(日数)に余裕をもって,じっくり見に来たいです。
京都大学白浜水族館
http://www.seto.kyoto-u.ac.jp/aquarium/
冬休み期間には解説ツアー・バックヤードツアーを開催
http://www.seto.kyoto-u.ac.jp/aquarium/event-annai/kaisetsu-tour.html