チェックが遅くて来場が4月になってしまいましたが,なかなか興味深い展示でした。
この特別展は一部を除いて撮影禁止。
人の実物の内臓や骨の展示というデリケートなものを扱っているからなんでしょうか,標本ではない人体模型とか,動物の内臓標本もまとめて禁止。
その分集中して見ましたし,図録にきれいな写真がしっかり載っていたので無問題でした。
深海展とか標本展示のすごく多い特別展だと解説ページを確保するためか図録に収録漏れのものがあったりするのですが,今回は細かいものが大量に並ぶ催しではないのでレオナルド・ダ・ビンチやヴェサリウスの著作や精巧な人体模型などの展示品の写真がきっちり載っていて,解説も読みごたえありまくり。図録を先に買って熟読して,会場でこれが実物かと実感するという手順でもいいくらいですね。
企画の大筋は,人類が人体について調べて知ることを重ねてきた過程と,人体の各器官の役割やつながりについて。
NHKが
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